10の秘密1話のネタバレと感想！火事の原因が墓場まで持っていく秘密？

フジ・カンテレ系火9ドラマ「10の秘密」第1話の、あらすじと感想をお届けします。

いよいよ向田理主演のサスペンスドラマが始まります。
信じていた愛娘（山田杏奈）は誘拐、しかも日ごろから裏切られていたことがわかり、尊敬していた弁護士の元妻・由貴子（仲間由紀恵）は失踪。

八方塞がりのサラリーマンお父さんである圭太（向田理）が一体どうやって真相にたどり着くのか、スリル満点です！

ドラマ「10の秘密」1話のネタバレ！

幸せの崩壊、娘は誘拐か家出か？

とある夜の工事現場。
手帳を持った矢吹という男が屋上から飛び降りようとしている。
「私が何とかします！」と必死で止める女性・仙台由貴子に耳を貸さず、手帳と共に後ろ向きに落下していく…。

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白河家の父娘は今日も仲がいい。
圭太は夕食に手際良く家庭料理を作り、バイオリニストを目指す娘・瞳は「新しい節約レシピ？」と感心する。
会話が弾む食卓では、特別レッスンを受けたいと瞳がおねだりする。
「ちょっと高い」と躊躇して見せるが「節約はこういうときのためだ」と圭太は受講を快諾する。
娘の夢を心から応援している圭太は、瞳の友人にもホメられる自慢の父のはずだった…。
SNSで元妻・仙台由貴子のページを閲覧して、複雑な顔を見せる圭太。
クルーザーに乗ったり、パーティを開いたり、新車を自慢したりとセレブな様子だ。
「母と妻と弁護士、全部こなすなんて無理」と出て行った母に、瞳はあまり関心のない様子だ。
「ずっと上を目指したいの」との元妻の言葉を思い出す圭太だった。

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工事現場で設計確認などの仕事をしている圭太。
「帝東建設の現場で自殺者」との噂が盛り上がっていた。
顧客の無理を断ろうとしているときに、圭太に非通知の電話がかかってくる。

「娘は預かった、3日以内に娘の母親を探せ。仙台由貴子を探せ」との男の声。
瞳の声を聞かせ「警察に言ったら娘を殺す」との脅しで電話が切れる。

圭太はあわてて娘にメッセージを送るが、返事は無く既読もつかない。
誘拐かイタズラか危ぶみ、元妻に電話をかけるが『現在使われておりません』とのこと。
悩んだ挙句、由貴子の勤めるサクセス法律事務所に行ってみることにする。

娘の件で緊急だと言って、由貴子を呼び出そうとする圭太。
しかし通された先で、代表の松島弁護士に「仙台は先週退職した」と聞かされ、驚く。
引継ぎもせず、直筆の退職届一通で消えたことに、松島も怒っていた。
そんなやり取りを、ある男がガラス越しに見ていた…。

娘の秘密と誘拐の確定

頭を抱える圭太。
瞳の学校に電話して「至急連絡が取りたくて」と言うと、担任から「風邪で休む」と男から連絡があったと聞かされる。
あわてて学校に行く圭太。
寝耳に水なことに、瞳は最近学校を休みがちらしい。
呼び出された瞳の友人・真衣によると、最近部活も休みがちでバイオリンもほとんど練習していないとのこと。
塾もとっくに辞めたとの話に、驚くしかない圭太。
「ずっと何でも話せる関係だったのに」と嘆く。

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幼なじみのそば屋に顔を出した圭太。
ハワイアンダンスを練習している母親が来ていたが、瞳に心当たりはないとのこと。
保育士の幼なじみ・石川菜七子が相談に乗ってくれる。
最寄りの警察署に出向くことにした2人。
犯人に心当たりは無い、娘には連絡がつかない…と話していると、急に瞳の携帯から電話が入る。
「お父さん、ごめん、さっきの嘘。しばらく帰りたくない、探さないで」との内容に、刑事たちはあきれた様子だ。
『私は大丈夫』とのメッセージやスタンプも送られてくるので、家出人扱いにされてしまう。
前向きに励ます菜七子だ。

帰宅して瞳の部屋を探る圭太。
「いまどきこっち」と菜七子にPadを示され、開こうとするが、パスコードがかかっている。
なんと元妻・由貴子の誕生日が該当したことに傷つく圭太だ。
瞳のSNSを開けてみると『誰にも本音が言えない』、『父親には特に信用できない』とあるので、さらに落ち込む。
さかのぼっていくと、ライブハウスらしいところでピアノを弾いている男性の写真や動画が見つかる。
「今度一緒にセッションする？」などと親しいらしい。
ここ2ヶ月位の間に通いつめている様子がわかり、憤る圭太。
瞳の預金通帳を見ると、最近全額98,000円を引き出したことが判明。
家出なのかとショックを受ける圭太。

その時瞳の携帯から電話が入る。
「警察に行くなと言ったはずだ。もう一度行ったら、次こそ娘の命は無い」との脅しに驚く圭太。
「今一緒に家にいる女にも言っておけ…仙台由貴子の行方を追え」との話で、見張られていることがわかる。
圭太は家から走り出すが、人影はなく、バイオリンケースと瞳のスマホが置いてあるのだった。

つい思い出が頭をよぎる。
由貴子の家出を受けて、1級建築士になったのに会社を辞め、残業の少ない今の仕事に転職した。
娘を保育園へ送り、泣く娘をあやし、お弁当を作り、バイオリンに励む娘を見守ってきた…。
「瞳、くそ、犯人どこだよ！」と嘆く圭太。
もう警察には頼らない、自力で娘を助けようと心を決める。

元妻の恋人と、借金問題

2日目。
勤め先の東日本建築確認株式会社を「娘が怪我」と偽って休む圭太。
由貴子のマンションに行くと、「仙台由貴子さんの元ご主人ですよね」と話しかけられる。
帝東建設の宇都宮竜二、昨日法律事務所で圭太を見ていた男だった。
由貴子は会社の顧問弁護士で、自分の恋人だと名乗り、由貴子の部屋に通してくれる。
セレブな室内は荷物も衣装も持ち出された様子がない。
宇都宮には「探さないで」とのメールが来ただけ。
「上に行きたい」と望む由貴子をリスペクトしていたが、悩みは打ち明けてほしかったという宇都宮。
差し出された郵便物には督促状がたくさんあり、投資に大失敗したとの話もあるらしい。
「誰かに脅されていたのかも」とも言いだす宇都宮。
2人でいるときに「いい加減にして、10年も前の秘密」と、電話でもめていたらしい。
離婚前のことだと聞かれ、燃えているある家を思い出す圭太。
ごまかす圭太を、宇都宮は疑っている様子だ。

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由貴子の実家だった、古びたアパートに行く圭太。
もう誰も住んでいないとのこと。
結婚の報告に来たことがある定食屋に行くと、商店街は閑散としていた。
店主からは、由貴子の母親が「孤独死」していたこと、由貴子は顔を出さなかったことを聞かされる。
さらに先月、由貴子がガラの悪い男と歩いていたことを思い出してくれる。

喫茶店にヤミ金の長森に会いに行く圭太。
元夫だと名乗ると、「借金を払うなら話ぐらい聞いてやる」と言われる。
「利息だけ渡します、娘が危ないんだ！」と叫ぶと、心が動いた様子の長森。
数万円で、由貴子がかなり切羽詰まった状態にあることを明かしてくれる。
高級マンションは所有権をとられ、車はレンタル、担保になるものは何もない状況らしい。
「セレブと無理して肩を並べて借金までして」と、あざ笑う長森。
上昇志向の強かった若い頃の由貴子を思い出す圭太だった。

肩を落とす圭太は持ち金がゼロ、もう心当たりもない。
仕事の検査の日程を急かす電話で、「謝礼金を準備した」と言われて、つい心が動いてしまう。

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自宅では、菜七子と真衣が待っていた。
真衣は、瞳が「翼さんには相談できる」と話したこと、「お父さんは隠し事がある」と母親に連絡を取ろうとしていたことを教えてくれる。
フリーズして答えられない圭太。
真衣を見送って「瞳のことだけ考えて生きてきたのに…」と嘆く様子を、菜七子がはげます。
翼の勤める店を調べてくれるという菜七子。
そんな幼なじみにも、「昔の秘密」については明かせない圭太だった。
瞳のために「秘密」を決意したときに、「この秘密を墓場まで持っていく覚悟はある？」と、念押しした元妻の顔を思い出す。

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某所。
ヒゲの男が、帽子の男にお金を渡し、チェーンキーのかかった部屋の瞳に食事を届ける。
「逃げたらお前の母親は殺される、もしかしたら父親も」
そう脅される瞳だった。

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帝東建設。
長沼社長に呼び出された宇都宮。
由貴子の行方は、会社の死活問題となっている様子だ。
「仙台由貴子は危険だ、多くのことを知りすぎた」と、急かす社長。
社長の懸念は、新聞記事『抵当権雪社員が飛び降り自殺・長時間労働による過労が原因か』に関するものだった。
社長室から出た宇都宮に、部下が動画を示す。
自殺した矢吹のマンションの監視カメラに、由貴子が映っていたのだ。
驚いた宇都宮はまだ近くにいるかもしれないと、急行する。

元妻との再会

朝。
「タイムリミットはあと1日」と、非通知から電話が入る。
焦る圭太は、由貴子のSNSを頼りに、パーティの出席者やシェフなどを当たっていく。
しかし情報はなく冷たくあしらわれ、ため息をつく。
リストアップした名前には片っ端からバツが付けられていく。

その時、非通知から電話。
「久しぶり」と話し出したのは、由貴子だった。
自分を探していることを問う由貴子に、瞳のことを説明する圭太。
「今日中にお前を見つけないと瞳を殺す」との話を聞き、「犯人の心当たりはある。私が瞳を取り戻しに行く」と言う由貴子。
圭太は、3人で楽しく過ごしていた昔のことを思い出す。
由貴子の危険を察し、「ほっとけねーよ！瞳は助け出す、でもお前を犠牲にしたくない」と言いつのる圭太。
何とか説得しようと話しつつ、ふと見上げると、歩道橋に由貴子の姿が！
不思議な微笑を見せる由貴子を見上げ、圭太は考える。

…秘密のない人間なんていない
元妻にも、多分娘にも、もちろん俺にも…。

ドラマ「10の秘密」1話の感想

秘密や謎だらけで、ビックリする第1話でした！

最初の向井理と山田杏奈のほんわかする父娘のシーンがすごく幸せそうだった分、その後のギャップがすごかったです。
不幸のどん底状態になってしまった圭太・圭太が気の毒ですよね。
ヤケになって、金が必要だからと仕事で不正に手を出さないといいなぁと、心配です。

現在は誘拐の原因は主に由貴子にあるような流れになっていますが、今後圭太や娘・瞳の秘密も次々出てきそうですね。
全てが解決した時、父娘が元の関係に戻れるのか、今から心配してしまいます。

娘・瞳の誘拐の原因は１０年前の火事？

最初は瞳が家出したかのように思えた事件。
しかし鍵のついた部屋に監禁され、両親のことで脅されている瞳を見る限り、誘拐されたのは間違いありません。

由貴子がらみでもこれだけの疑問が既にあがっているので、「犯人に心当たりがある」という由貴子の話が合っているか、うなずけないものがあります。

墓場まで持っていく秘密が問題の鍵を握っていることは間違いないでしょうが、その秘密は時折差し込まれる火事が原因なんでしょうか？

由貴子が脅されている秘密が火事に原因があるとしたら、、、どんな秘密が隠されているのでしょうか？

殺人か、保険金絡みか・・・

「10の秘密」どころか無数に隠し事がありそうなドラマの成り行きに、来週が待ち遠しいです！