ドラマ「ノーサイド・ゲーム」１話～最終回のネタバレと感想！見逃し動画配信はParaviで!

大手自動車メーカーに勤める主人公の君嶋隼人はエリートで出世コースに乗っていました。
しかし、常務との意見の対立があり、それをきっかけに彼は工場へ左遷されてしまいます。

そこにはアストロズというラグビーチームがありましたが、リーグ残留モギリギリの状態で、成績低迷が続いていました。
そんなことから、アストロズにかかる14億円の赤字で会社にとってはメリットのない存在になっていました。

過去のあることがきっかけでラグビーが嫌いだった君嶋は、今の状況からも判断して廃部が妥当だろうと本社に提案します。
しかし、常務から君嶋の本社への復帰は全く考えていないことを告げられ、彼は大きなショックを受けてしまいます。

雨の中で、タックルを続けた君嶋は、このままでは終わりたくないという気持ちに変わっていきます。
そこで、彼はアストロズのメンバーに、本気でリーグ優勝を狙っていくならば応援すると伝えます。

彼の言葉に刺激を受けたアストロズのメンバーは、リーグ優勝に向けて、練習を始めました。
（PN/マリ）

予想以上に面白い展開になりそうだと思いました。
主人公の君嶋も、アストロズも今はどん底の状態にいるのかもしれません。

しかし、今どん底ならば後は上がっていくだけだと思えば、何でもできるような気がします。
そもそも君嶋は成績不振で左遷されたわけではなく、常務の采配でそうなってしまっただけなので、十分に復帰の可能性はあると思っています。

それでも形では左遷されてしまい、本社へ戻る望みも失ってしまった君嶋には希望の光のようなものが見えなくなってしまったのでしょう。
ですが、アストロズを強くしていき、本気でリーグ優勝ができるくらいの実力がついていけば、君嶋も変わっていくと思います。

社長が言っていた、心の底から感じる使命感のようなものを見つけることができるのではないかと思っています。（５段階評価：★★★★）（PN/マリ）

池井戸潤さんの原作小説を読んでいたので、ストーリーは追いかけやすくて、わかりやすかったですが、ドラマが初見なら少し難しいのではないかなと思うような構成でした。ルーズベルトゲームと似たようなお話ですが、君嶋の人柄が良いので、共感しやすいです。社会人のスポーツチームの世界は爽やかなだけではなくいろいろと大人の事情が絡んでいて大変ですね。
大泉洋さんのクールな演技はイメージなかったですが、よくハマっていたと思います。家族の前でだけ見せるやわらかい表情とのメリハリも素敵でした。
ラグビーのことはよくわかりませんが、普通に人気のあるスポーツだと思うので、子供の間でのラグビーいじりはいまいちぴんと来ませんでした。（５段階評価：★★★★）（PN/みゆ）

大泉洋、結構、いやかなり熱い
ラグビー嫌いが好きになる
そんな場面がいい

子供の後押しもありラグビーに興味が出る
子供とともに戦う姿がいい、あつい父親

でも変わり身が早いのはただ
単純なののかな

ラグビー部のみんなも結構きっつい
かおもこわいし。仲良くはやれない感じだけど、どうなるんだろう

廃部あんは
もう一年様子を見る
という意見書に変えた

監督候補はまだみつからず
で、どうなるんだろ、候補らしき人はでてたね

大泉は本社に返り咲きたいから
優勝させたいのかな
かなりわかりやすくばれているけど
みんなもなっとくなのか

妻の淡々とした物言いが良い
子供の学校へ乗り込んでいきそうな勢い
それはそれで解決させて方がいいとは思うけど
どうなったんだろうか（５段階評価：★★★）（PN/ゆう）

結果的に嫌いだったラグビーをGMとして率いていくことに決めた主人公の君嶋（大泉洋）。
まず最初に取り掛からなければいけなかったのが監督の人選。
ラグビーに関して素人の彼は「監督なんて誰がやっても同じだろう」という考えだったが、女性マネージャーである佐倉（笹本玲奈）に言われ真剣に取り組み始める。
アストロズというチームを会社に置き換えて考え始め、優勝経験のある監督にオファーを持ちかけるという話でまとまったがリストアップされた候補の中には優勝経験のある者はいなかった。
そこで白羽の矢が立ったのが、城南大学３連覇の偉業を成しえながらも監督を更迭された君嶋の同期である柴門（大谷亮平）。
君嶋には様々な葛藤があったが柴門に直接連絡を取り練習を見に来てもらうことが出来た。
評価としても悪くなく、選手の意見も聞き柴門は正式に監督に就任することになる。
しかしチームを強くするためにはあと１億円の予算が必要だと言われ、GMとしての君嶋は金策に頭を悩ませるが一旦はわがまま放題の柴門を切り別の監督を要請するよう佐倉に伝える。
が、勝つために柴門が必要だということは優秀な経営を知っている君嶋にも解っていた。

１億円という巨大な金を用意するために君嶋達が相談したのは、チームの顔ともいえるプロ外国人選手の２人との契約を結ばないこと。
そしてリサーチ能力に優れたマネージャーを最大限の武器とし、それと同時に能力に長けた選手を兼任とすることでコーチスタッフを新たに雇わないこと。
取締役会では呆れ返った声や反発の声が聞かれたが、GMである君嶋に任せるという島本社長（西郷輝彦）の一声で決定事項とされた。

20年ぶりの思わぬ再会にはなったが、当時は互いに嫌い合っていた２人がタッグを組みチームを短期間で成長させていくことで一致団結した。（PN/ひったー）

池井戸潤作品として、また会社を立て直すような話や出世に絡む話になるかと思っていたが、段々ラグビーのチームプレイをメインにシフトしていくところが面白く感じた。
個人的にスポーツは好きだがラグビーは知らないので、ドラマに出てくる世間一般の人と同じ立場。
これから社会人ラグビーチームというものをどのように見せてくるか楽しみではある。
初回では特に何も思わなかったが、ラストの米津玄師の『馬と鹿』が流れるタイミングがこれから始まっていく物語を予感させる絶妙な感動を呼ぶ。
解ってはいたが大泉洋演じる君嶋はラグビーそのものが嫌いなわけではないのが息子との対話でよく伝わってくる。
親子で同じタイミングで溜め息をついていた２人だが、見た目は弱そうでもスポーツマンシップのある息子で良かった。（５段階評価：★★★★）（PN/ひったー）

君嶋が柴門監督に依頼をし、ようやく話をつけることができたのに、そこに来て予算の問題。一億円なんてどうやって出してくるの？　せっかくチームのみんなも君嶋も前を向くことができて、柴門監督もラグビーを続けることができるようになったのに、絶対絶命だと思いました。そこからの君嶋の粘り、得点源である外国人選手の契約を切るという発想、さらにコーチまで切るという柴門監督の発想、このあたりのくだりの高揚感は半端なかったです！
いよいよラグビー部の快進撃が始まる！　わくわくしかありません！
あとになるほど、ドラマのストーリーがどんどん加速していくような感覚、まるでジェットコースターに乗っているような気分になりました。（５段階評価：★★★★）（PN/みき）

柴門が思っていた以上に優秀な人物でとてもワクワクしました。
選手一人一人に手紙で改善すべきところをしたためるなんて、よっぽどラグビーへの熱が強いんだろうなと感じたし、この人が監督になったらアストロズも優勝できるんじゃないかとさえ思えました。
だけど、お金が足りないという、そんな理由で君嶋とぶつかってしまったことは残念でした。
しかも、柴門は大学ラグビーでもお金のことで悩んでいたなんて、また金のせいかと腹が立っただろうなと可哀想でした。
だけど、外国人選手二人を切るという大きな決断をして予算を絞り出したことにはとてもびっくりしたけど胸が踊りました。
コーチも雇わないことになったけれど、そんなアストロズが柴門監督の指導のもと、どんなふうに成長していくのかがかなり楽しみです。（５段階評価：★★★★★）（PN/しおり）