わたしに会うまでの1600キロ(2014年・アメリカ・116分)は、シェリル・ストレイドの自叙伝『Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail』を映画化。

1995年、最愛の母親の死をきっかけに自暴自棄な生活で負った心の傷を癒すために、数千マイルにもわたるパシフィック・クレスト・トレイル(※PTC)を3カ月間で踏破した実話を基にした作品。

(※PTC)メキシコ国境からカナダ国境までのアメリカ西海岸を南北に縦走する自然歩道の全区間を1シーズン内に歩き切る。毎年、おおよそ300人ほどが挑戦し期間は4ヶ月~6ヶ月で成功するのは6割ほどである。

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映画「わたしに会うまでの1600キロ」のあらすじと予告動画

父親の暴力から子供2人を守るために家出をした母バーバラ・”ボビー”・グレイ (ローラ・ダーン)は、自分の好きなことを我慢しながらも愛情をもってシェリル(リース・ウィザースプーン)と弟のリーフ(キーン・マクレー)を育て上げる。40代半ばに差しかかった頃に子育てが一段落し、シェリルと同じ大学に通ったり乗馬を始めたりと自分の人生を生きようと思った矢先に癌に冒され余命1年を宣告される。

しかし、余命宣告とは裏腹にみるみる衰弱し、あっという間に入院先の病院で亡くなってしまう。母が大好きだったシェリルは彼女の死を境に酒やドラッグや男に溺れ行きずりの男の子どもを身ごもり、中絶。心優しい夫のポール(トーマス・サドスキー)にも愛想を尽かされ離婚してしまう。

そんなときにPTCの本が目にとまり「美しさの中に身を置かねば…」という母の口癖を思い出し、自分を取り戻すために彼女は歩く決意をする。
しかし、何の予備知識もなく勢いだけで来てしまったシェリルはスタートから後悔の連続だった。小さすぎた靴のせいで足は血だらけ、詰め込みすぎた巨大なバックパックは担ぐのにもひと苦労、コンロの燃料を間違ったせいで冷たいお粥しか食べられない上に8日ほどで食料切れになってしまう。

迷った末にPTCから道を外れ1人の農夫のフランク (W・アール・ブラウン)を見つけ、温かい物を食べられるお店に連れて行ってほしいとお願いするが仕事中なので終わるまで待つように促される。フランクのトラックで待っているといつの間にか夜になり、車内で銃を見つける。

そうこうしていると仕事を終えたフランクが乗り込んで来て「うちに来て、シャワーを浴びてもいいぞ」と言われ更に不安になるシェリル。怖くなり「夫が少し先を歩いているから後で合流する」と、とっさに嘘をつくがそんなことはお構いなしのフランクはダッシュボードから酒とつまみを差し出し「かみさんには内緒だぞ。食うなと言われているからな」と言って車を走らせた。

その夜、温かい食事とフランク夫妻との会話を楽しみ、体の汚れをシャワーで落とし眠りにつく。翌朝PTCに送ってもらう道中で「本当は旦那なんていないんだろう?」とフランクに聞かれ「あなたが怖かったから…嘘をついた」と正直に答えると「はじめから分かっていたさ。こんなおっさんだから仕方ない」と言われ、この旅で初めて見知らぬ人の優しさに触れたのだった。

再び1人になったシェリルは川で水浴びをするハイカーのグレッグ(ケヴィン・ランキン)に出会う。彼から旅のアドバイスを受けたシェリルは先にあるケネディメドウズという休憩所で落ち合う約束をする。過去の過ちを思い浮かべながら黙々と歩く日々の中でついにケネディメドウズにたどり着いたシェリルはグレッグや他のハイカー達の拍手で向かえ入れられる。

ポールからの手紙と荷物を受け取り、そこで知り合ったハイカーの世話焼き役のエド(クリフ・デ・ヤング)に荷物の中身を吟味され、少し身軽になったシェリルは再び歩き出すが、大自然の厳しさや女であるが故に味わう恐怖、様々な困難を乗り越えながらもかけがえのない一期一会の出会いによって次第に自分を取り戻してゆく。

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映画「わたしに会うまでの1600キロ」感想

実話を基にした作品ということもあって同じ女性の私はとても感情移入しやすかったです。誰だって生きていれば過去に1つや2つ、いやもっと沢山の辛いことや悲しい事を経験しているでしょう。シェリルは最愛の母の死をきっかけに自暴自棄になってしまうのですが、きっかけなんて人それぞれあって(シェリルと同じ事をするかどうかは別として)彼女の苦しみは特別ではないな、と思いました。

起伏が少なく激しいストーリーをお好みの方には少し物足りない作品かもしれませんが、シェリルの気持ちの変化を美しい景色と織り交ぜながら進めていく辺りはとても感動的です。何度もくじけそうになりながら1600キロを歩ききったシェリルが最後に見たものはとても素晴らしいものでした。ぜひ、皆さんも自分の目で確かめてみてください。

映画「わたしに会うまでの1600キロ」全ての女性に観てほしい作品!!

この作品はシェリルが変わって行く姿を見ていくのがメインなのですが、作中の回想シーンで母ボビーが語る珠玉の言葉もこれまた最高なんです!DVの父親のせいで母親の人生が台無しになったと思っていたシェリルだったのですが「どんな辛い現実の中でも光や喜びは見いだせる」と話すシーンでは涙が止まりませんでした。

彼女の数々の言葉は物事の本質を捉えていて心がジーンと熱くなること請け合いです!

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