フジ・カンテレ系火9ドラマ「10の秘密」第2話の、あらすじと感想をお届けします。
白河圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)の誘拐事件や元妻・由貴子(仲間由紀恵)逃亡の背景など、謎の多いドラマですが、第2話では特に瞳についての秘密が登場します。
謎の男・翼はどこまで誘拐事件に関与しているのでしょうか。
ジャニーズJr.の松村北斗(SixTONES)が演じるということで、楽しみにしている方も多いですよね!
ドラマ「10の秘密」2話のネタバレ!
一瞬の、元夫婦の再会
歩道橋の上と下で見合った白河圭太が仙台由貴子。
しかし、圭太が由貴子に近づく前に、宇都宮竜二と部下が車で到着してしまう。
「また連絡する」と電話を切って逃げ出す由貴子。
路地に逃げ込むが宇都宮が探し出し、「手荒な真似はしたくない」と肩に手をかける。
そこに追いついた圭太が、カバンで殴りかかる!
由貴子が逃げたところで「娘をどこにやった?」と宇都宮を詰問する圭太。
しかし「勘違いも甚だしい」と怒る宇都宮だった。
その頃。
伊達翼はバイオリンの演奏をしている白川瞳の動画を見ていた。
メッセージには、水曜日に瞳から『今日の約束、よろしくお願いします』とある。
怪しいことに、翼は白河親子3人の情報を把握し、写真もメールで入手しているのだった。
圭太はまたもや仕事を部下に引き継ぎ、会社を空ける。
しかし、赤羽の物件の検査日を融通することは忘れず、クライアントから金一封を受け取ってしまう。
そのうち数万円を「今月分です」とメモを付けて某所に郵便書留で送るのだった。
郵便局前で菜七子に出会う圭太。
菜七子の実家に誘われ、ソバをご馳走になる。
「翼の店」はまだ見つからないとのこと。
以前、菜七子は夜の六本木で酔っ払いに絡まれ、空手の回し蹴りをキメて、警察の御厄介になりかけたことがあった。
その時、「悪いのは酔っ払いです!」と助け舟を出したのが瞳だったというのだ。
初耳の娘の夜遊びに、動揺する圭太だ。
瞳の重荷になっていた圭太
ライブハウスやジャズバーを検索して、六本木を探しまわる圭太。
何件もまわっているうちに、「この女の子とバイトの話をした」という女性スタッフと出会える。
瞳は「早く自立したい」と18歳のふりをしていたとのこと。
また、ジャズバーの写真から、ある店のオーナーを特定してくれる。
紹介された『A-train』というお店に行ってみる圭太。
ちょうど翼のピアノ演奏が始まるところだった。
演奏が終わるところを待ち構えていた圭太。
「白河」と聞いたとたん、走って逃げる翼を必死で追いかける。
翼のマンションで追いつき、「瞳はどこだ、帝東建設に頼まれたのか?」と質問を重ねる圭太。
襟を鷲掴みにされた翼は、仕方なく部屋の中を見せてくれる。
瞳のいる様子はない。
落ち込む圭太に、翼は「バイオリンを預かる約束をしていた」と明かす。
しかし、水曜5時の約束を瞳はすっぽがし、メッセージにも反応がないとのこと。
瞳が圭太を重荷に感じていたこと、「母親を見返すために最高に幸せな父娘でいないと」と無理をしていたことを聞かされ、落ち込む圭太。
瞳のことを何も知らないのだと翼に言われ、返す言葉もない。
帰り道、とある男にすれ違う。
圭太は気づかなかったが、その男は瞳を監禁している男だった。
「白河瞳は無事です…重要な取引の材料ですので大切に扱っています」と電話で話していた。
由貴子のきわどい依頼
自宅で菜七子と話をする圭太。
翼ではなかった、犯人は宇都宮たちに違いないと考える。
瞳の重荷になっていたことを嘆く圭太を菜七子は励まし、警察に行くことを勧める。
その時、由貴子から電話がかかってくる。
「連中と交渉した」と言い、取引の材料として圭太にデータを入手してほしいと頼む由貴子。
亡くなった帝東建設の矢吹がUSBキーに入れていたデータと同じものを、矢吹の自宅から盗み出してほしいというのだ。
「それ犯罪だろう?」と躊躇する圭太。
由貴子は「瞳のため」と懸命に説得する。
帝東建設が品川に建設中の大規模マンションには大きな欠陥があり、矢吹の図面と写真があれば、それを証明できるらしい。
違法建築の暴露という筋書きが見えてきて、自分の専門分野に慌てる圭太。
「瞳を救えるのは圭太、あなたしかいない」と言われ、承知するしかない圭太。
話しを聞いた菜七子が「私、空手黒帯だから」と見張りに加勢してくれる。
データ入手、成功!
由貴子に教えられた場所から合い鍵を取り出し、矢吹のマンションに侵入を図る圭太。
鍵を閉め靴を脱いで、スマホの明かりと卓上ライトでパソコンをチェックする。
聞いていた矢吹幸雄のデータで試すが、なかなかパスワードがわからない。
壁に飾ってある機関車の写真を見つけ、機車ナンバーを入れてみると、2つ目で成功する!
廊下で待機している菜七子は、宇都宮と部下の磐城が現れたので、思い切って「彼の会社の方ですか」と話しかけ、時間を稼ぐ。
「ネットで知り合った、仕事の悩みを打ち明ける仲だった」と偽ると、宇都宮は話を聞いてくれる。
ごまかしつつ圭太に『人が来た、逃げて』とメッセージを送るが、既読がつかない。
仕方なく小芝居を続けるが、宇都宮は見抜いた様子で磐城を先に部屋に行かせ、菜七子を問い詰める!
PC内を調べ、何とか「プラウドガーデン品川」の設計図や写真を発見、鉄骨の現場写真を眺める圭太。
「もしかしたら」と異常に思い当たる。
USBにデータを記録しようとした時、菜七子のメッセージに気づく!
磐城に呼ばれ、宇都宮が入室する好きに逃げる菜七子。
部屋には誰もいないが、パソコンが点いていて、窓も空いたままだ。
圭太は何とか部屋の窓から飛び降り、視界に入らないバルコニー下に隠れていた。
磐城に探すよう指示する宇都宮は、玄関の靴がほかの矢吹の靴とサイズが違うことに気づく。
裸足で逃走する圭太を、菜七子が止めておいたタクシーが拾う。
何とか捕まらずに逃げた2人だった。
帰宅し、「これで瞳を取り戻せる」と笑顔になる圭太と菜七子。
圭太はいそいそと由貴子に電話する。
由貴子はお礼を言って、すぐ「連中」と交渉して瞳を取り戻すことを約束する。
しかし、安心とは違う、不思議な笑みを浮かべる由貴子だった…。
・ ・ ・
後に圭太は考える。
「この時、まだ俺は気づいていなかった。彼女の、本当の秘密に…」
ドラマ「10の秘密」2話の感想
娘のために人を追いかけたり、仕事の不正をしたり、不法侵入したりと、さんざんな様子の圭太でした。
瞳の重荷になっていたと知った圭太の嘆きは痛切で、すごく共感してしまいました。
それでも強力な助っ人・菜七子のおかげで何とか大企業の不正疑惑にはたどり着けましたね。
個人的には意外なことに、名前呼びしていた様子から見て、本当に由貴子と宇都宮は恋人だった時期もあるようでした。
ただ、由貴子には怪しいところがありますし、どうやら翼は「10年前」がらみの人物のようで、まだ父娘に食らいついてきそうです。
また、闇を抱えてる感じ堪らなく良いですね!秘密はまだまだ増えていきそうで今後、どのように絡んでくるのか楽しみです!
圭太、菜七子の助けで娘のために危機一髪の住居侵入!
圭太が矢吹の家に侵入するところでは、本当に菜七子がいてよかったですよね。
宇都宮に顔を知られてしまったのは心配ですが、時間を稼いだりタクシーを待機させたりとファインプレーの連続でした。
宇都宮の方も賢い人物で、菜七子にカマをかけたり靴に注目したりしていて、すごく緊張する展開でした。
侵入者が圭太だと気づいたでしょうか。
来週はいよいよ、父が娘に明かすという観点から「10年前の秘密」が語られる様子です。
圭太が誰かに送金していることと関係があるのでしょうか。
ともあれ、父娘が再会できそうなのは、安心ですね!