ドラマ「監察医 朝顔」の最終回が放送されました。
淡々とした展開で進んでいくドラマで、ともすれば飽きてしまう危険もありながら、ぐっとひきつける完成度の高いドラマと言えるのはとことん、ナチュラルな演出とそれぞれのキャストの演技力の高さがあるからこそでしょうか。
淡々とした展開の中で、考えさせられ、胸を打たれ、何気ない日常の幸せにあらためて感謝できる。とても良いドラマだったと思います。
こちらでは、ドラマ「監察医 朝顔」の最終回のネタバレと感想を紹介していきます!
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ドラマ「監察医 朝顔」最終回のあらすじ(ネタバレ)!
土砂崩れに巻き込まれた桑原達だったが、無事に土砂から脱出することができました。山梨県で起きた土砂災害のために、朝顔達は現場へ向かうことになります。そこでは、老人ホームと建設会社の寮やその他の住宅が土砂に巻き込まれており、次々に遺体が運ばれてきます。それを目の当たりにした光子や地元の歯科医師達は実際の現場で手が震えてしまいます。朝顔達は遺体を監察する中で遺体にびらんがあることがわかります。そのため、朝顔達は現場で解剖することを許可してもらい検視官の丸屋の立会いの元に解剖します。朝顔は執刀を茶子に頼まれ手が震えることなく執刀することができました。解剖の結果、不法投棄されたガスによって亡くなったことがわかります。そして、平達が調べていた殺人事件と土砂災害とが結びつき殺害された人物達による不法投棄によって土砂災害が起きたことがわかります。
殺人事件と関わりのある反社会勢力の人物を平達は捕らえます。
そして、朝顔達は土砂災害の現場からいつも通りの法医学教室へ戻り日常に戻ります。
桑原はつぐみが寝ているのを朝顔と見守りながら、土砂崩れに巻き込まれ死ぬかと思った行きていてよかったと泣きそうな声で言います。そして、朝顔はみんなでお母さんの地元の灯籠流しに行こうと提案します。その後、平達は4人で福島へ向かいます。朝顔は駅に降り立つことができ、ゆっくりと足を進めることができました。里子の実家へ向かいます。里子の実家へ着くと、朝顔の祖父が笑顔で4人を迎えました。そして桑原が作ってきたお弁当を食べます。なしを朝顔がむいていると、朝顔の祖父は里子がなしを持ってくるのを見ます。里子はいつも通りにみんなと団欒しています。祖父が里子からなしを渡された時に、里子を見ると朝顔でした。祖父は里子の幻覚を見ていたのです。そして祖父は仏壇へ行きどうして里子がここにいないんだと泣き崩れます。それを見て平も家を出て行き海を見ます。朝顔は平のところへ行き、お母さんがきてくれたんだねと言います。平は泣きながら朝顔が里子に語りかけているのを聞きます。その後平達4人は灯籠流しに行きます。灯篭は川から海の方へと流れて行きました。(PN/さかな)
ドラマ「監察医 朝顔」最終回の感想と評価!
土砂崩れで桑原が巻き添えにならなくて本当に安心しました。遺体安置所のシーンは、やはり辛いものがありますね。遺体が次から次へと遺体安置所に運ばれてくるのはショックでした。朝顔は震災を経験している身ですからあの場所にいるのはとても辛かったことでしょう。しかし朝顔は毅然とした感じで遺体の司法解剖をしている姿はとても勇ましかったです。この場面はすごく良かったです。おじいちゃんの家でのシーンはとてもほのぼのとしていていいなと思っていると急にシリアスな空気になり悲しくなってしまいました。灯籠流しはとても感慨深い気持ちになりながら見ていました。監察医朝顔はとても良いドラマでした。来週はエピソード0をやってくれるということで最終回の悲しさが晴れました。(5段階評価:★★★★★)(PN/タートル)
桑原くんが無事で良かったです。また、朝顔達が震災によって辛い思いをするのは観ていても辛いので良かったです。土砂災害の現場は、とてもリアルで見ていて辛くなりました。実際の現場の雰囲気などを良く調べて臨場感があると思いました。また、現場で遺体の顔を拭いている際の朝顔達の表情がとても辛く、涙なしでは見られませんでした。法医学教室の人達はそれぞれ災害現場で自分の思いや考えを持って行動していて素敵に見えました。実際の現場もこんな感じなのかと監察医はとても大変な仕事であると感じました。
また、朝顔達が4人で里子の実家に行く場面では朝顔が駅に降り立ち一歩前に進むことができ里子の死を受容できたことが新たな一歩で表現されており良い場面でした。
とても素敵な最終回でした。朝顔の世界観は、無音が多かったり何気ない家族の会話を大事にしていて素敵でした。(5段階評価:★★★★★)(PN/さかな)
上野樹里の語りの演技が泣ける!
上野樹里さんの演技が上手いです。彼女の演技は見ていると自分のことのように錯覚してしまう感覚があります。感情が画面から伝わってきて自然と涙が出てきます。朝顔が母親にメッセージを送るシーンが一番美しかったです。表情に魅了されてしまいました。(PN/タートル)
また、脇を固める役者さんの演技が上手いのもドラマ「監察医 朝顔」の凄いところ。最終回で際立っていた演技として、柄本明さんの演技もあげられます。
朝顔の祖父である、榎本明が最もうまいと思いました。里子が生きているような感覚に陥り、それから現実に戻された時の表情や仕草、仏壇に向かって泣き叫ぶ姿など里子が死んだことを一番受容できていなかったことが一瞬でわかり、本当に素晴らしい俳優さんだと思いました。(PN/さかな)
この柄本明さんの演技で空気をつくってからの、上野樹里さんの語り、惹き込まれ気づいたら涙が溢れています。とても良いラストシーンでした。
そして、個人的には、最後のセリフがつぐみちゃんの「台本忘れた!」というセリフなのもあまりに自然な日常の一コマでたまらなく感動しました。日常の幸せを感じるとても温かいワンシーンでした。
上野樹里さんと時任三郎さん主演ということで前評判が高かったドラマではありますが、想像以上に良いドラマだったのではないでしょうか。
次週は2時間スペシャルということで、嬉しい限りです!
ドラマ「監察医 朝顔」のの見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツに記載しています。
ドラマ「監察医 朝顔」が2019年7月8日より月9でスタート! 「監察医 朝顔」には、月9の出演がロング・バケーション依頼23年ぶりとなる山口智子さんが出演とあって期待も高まります。 そして、低迷していたい月9の視聴率も …
また1話から最終回のネタバレと感想もまとめていますのでよろしければあわせてご覧ください!