それぞれの断崖３話のネタバレと感想！クラブマリーの外国人役山本ロザが面白すぎる！

高城の意識が戻り満の証言と違うと判る。
恭介は手紙でカメラマンになる夢を語り今年３月の初めに恭介が高城の写真を撮っていた。高城は恭介が好きだったが、それを満が気に入らなくて事件を起こしたと思うと恭一郎と雪子に高城は謝った。
満は心理テストで父親を求めていると若菜が言い、満は母親思いだと言い、鑑別所から有利な鑑定書が出れば良い家裁の審判が出るだろうと言う。
家裁は過激な恭一郎の行動に傍聴は認めないと言う。恭一郎は若菜に面会を求めるが断られる。
しかし、はつみの姿を見かけ家と、はつみの働くクラブマリーまで追いかける。恭一郎は戸田に、まだ休職していろと言う。
家裁で、満は警察に嘘を言ったと謝る。恭介に脅されて高城を襲ったのは嘘だと言う。満は高城と恭介の仲間に入れて欲しかった。満が、高城のお金に手を出そうとしたと恭介に言ったのを取り消して欲しくて高城の家に行ったら高城が逆上して殴ってしまったと言う。
恭介の疑いが晴れて恭一郎らは胸をなでおろす。しかし真弓は民事訴訟で損害賠償を八巻の母親に請求できると言う。
雪子は、お金で解決するのは気が進まないと言い、はつみが死ぬ程、辛いだろうと言う。しかし恭一郎は息子の満が生きているから同情は要らないと言うが、雪子は母親の気持ちを察していると言う。
満は、はつみに帰れと騒ぐ。若菜は満と向き合えと説得する。満は恭介にお金を渡したと言う。高城から預かったと嘘をついたが、ニュースを見た恭介が満に自首を勧めたが、満が嫌がりナイフで恭介を刺したと言う。
恭一郎に若菜は満は少年院送致になったと言う。長くて２年だろうと言い、送致先の少年院は鑑別所が決めると言う。そして、はつみが精神的にまいっているので、そっとしておいて欲しいと言う。
納得いかない恭一郎はクラブマリーに行く。そこに、さゆりが席につく、恭一郎は、はつみを指名すると、はつみは恭一郎の席に笑顔で座ると、どこかで会ったかと言うと、初めてだと恭一郎が言うと、ミキだと自己紹介すると、恭一郎は丹野の名刺を出した。
恭一郎は耐えられずにトイレに入る。席に戻るとミキは恭一郎とカラオケを歌う。
恭一郎は遂に身分が明かせず店を出る。しかし、はつみが歩道橋の上で辛い顔をしていると、恭一郎が声を掛け、俺はと言った瞬間、車のクラクションの音に、声を、かき消される。辛くても生きて行くしかないと恭一郎が言うと、又、店に来てと、はつみは言った。（PN/うらかいどう）

恭介を殺されたという悔しい思いをしていた恭一郎が、実は満と共謀して高城を襲ったとか、満を脅して金を取っていたという満の証言までマスコミに流され、当惑していましたが、満が、全て嘘だったと白状したので、漸く恭一郎家族は、胸をなで下ろしたのは、良かったと思いました。
それでも、真弓が母親に損害賠償すると言うと、雪子が、はつみの辛い立場を察して、訴訟には気が向かないと言ったのに対して恭一郎が、多少、はつみに対する憎しみが変わった気がします。
しかし、クラブマリーに行って、楽しそうに笑顔で接客している、はつみを見て、恭一郎が逆上して、怒りだすのかと思いましたが、身分を明かせなかったのは、意外でした。
でも、閉店後、はつみが歩道橋の上で、辛そうな顔をしているのを見て、恭介が死ぬ前に語っていた「辛くても生きていくしかない」と言う言葉を、恭一郎が、はつみに投げかけた場面は、満を思いやっていた恭介の魂が、恭一郎に乗り移ったのかと思わせるような衝撃の場面でした。
恭一郎にも、はつみに対して、同じ親の辛さが理解できるようになったのかも判りません。恭一郎は、今後も、はつみの店に通うようで、やがて２人が恋愛関係になるようですが、果たして恭一郎が自分の素性を、はつみに明かすのか興味が尽きないです。（５段階評価：★★★★★）（PN/うらかいどう）