そして、生きる 最終回 感想 考察

良い意味で、予想を裏切り続けてくれたドラマ「そして、生きる」。

ついに最終回が放送されました。

最終回も冒頭から急転直下の展開で、まったく結末が見えない中でのストーリー展開でしたが・・・

こちらでは、ドラマ「そして、生きる」の最終回(6話)の感想をネタバレありで紹介していきます!

特に、瞳子と清隆の結末について考察していきたいと思います!

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ドラマ「そして、生きる」最終回6話の感想!(ネタバレ注意!)

最終回の6話も非常に面白かったですね。

深い感動があります。

まず、冒頭、さすが急展開のオンパレードの「そして、生きる」だなと思ったのが、真二の逮捕。

5話でお客さんを突き落としたことで警察に事情聴取かと思いきや、詐欺で逮捕という・・・・

ドラマの中では、そんなに逮捕されるような仕事をしているという印象はなかったのですが、呆然としている瞳子の顔を見ると妻であってもそんな印象はなかっというのがありありと伝わってきます。

しかし、父親がなくなって、子供が生まれて、旦那が逮捕されるって・・・・

想像を絶する気持ちです。

1話の女優を目指していた若かりし頃がキラキラしていて懐かしく感じてしまいます。

極端な1日ですが、年を重ねるというのはこういうことなのかな、抱えることが多くなってくるな、というリアルさも感じてわりと感慨深いです。

詐欺罪って懲役何年??

ちなみに、真二の様子を見ているとそんなに重い罪を犯したようには見えなかったのですが、何年ぐらいで刑務所から出てこれるのか気になります。

少し調べてみると、詐欺罪は、執行猶予なしで懲役10年以下ということです。

詐欺罪の法定刑は10年以下の懲役刑のみ。初犯であっても被害額によっては執行猶予がつかないケースもあります。
出典:刑事事件弁護士ナビ

最長で娘が10歳の時までと考えると。。。。。辛いですね。

ドラマのタイトル「そして、生きる」このタイトルがとても好きですが、辛いことがあっても、納得できないことがあっても、抱えていきていくという重みのある言葉だと思います。

それでいて、前を向いて生きていくという前向きな言葉にも感じます。

そして、最後に清隆と出会った瞳子。2人のシーンはほっとして、安心するのは私だけではないはず。

本当に息ピッタリの2人だよなぁと思いつつ、別れて互いの道に向かうラストシーンは感動的ですね。

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結末の瞳子(有村架純)と清隆(坂口健太郎)の結末を考察!

ラストシーンで、「大好きだよ。」と言い合った2人。

そのまま寄りが戻るのか・・・?という展開でしたが、そんなに安直な話しではなくて、握手をして互いの道に進んで終了という結末でした。

確かに、ドラマ的に見てみると、よりを戻してハッピーエンドだとすると、これまでのディープな人間模様を描いてきた重さとは一転して軽い結末で納得いかないラストになってしまうでしょう。

なので、お互いの道に進む結末はとても良い終わり方だと思います。

思いますが、、、やはり2人は寄りを戻すのかは気になってしまいますね。

そこで、結末の瞳子(有村架純)と清隆(坂口健太郎)がよりを戻すのかについて考察していきたいと思います。

まず2人の状況を整理していきます。

瞳子と真二(岡山天音)は離婚したのか?

「絶対分かれないから!」と言ったものの、その後、真二は登場しませんでした。

戻ってきたらここで働かせるという、瞳子のセリフはあったものの、「父親がいなくても絶対に娘を幸せにする。」と清隆と話してたところを見ると、離婚届を出したかどうか分からないが、シングルマザーであることを受けて入れていると取れる。

清隆とハン・ユリ(知英)は別れたのか?

一方、清隆とハン・ユリですが、こちらもはっきりと別れたとは言っていません。

お互いに好きを確認したものの別の道を歩んでいます。そして、別れのシーン、キスこそしていますが、「グッドラック、良い人生を」とハン・ユリが言っています。

このセリフは、付き合っているまま一人旅に出るなら、かける言葉ではないと思われます。好きだけど、自分の生き方を選び別れを選択したと考えられそうです。

瞳子と清隆はよりを戻すのか?

ドラマの演出上にくいなぁと思うのが、瞳子も清隆もお互いに別れたということは言っていないということ。

心の中では、お互いに別れていて、そして、気持ちはお互いに好きあっているのは通じているものの寄りを戻すという展開にはなっていません。

ですが、最後の瞳子のセリフ。「大好きだよ。」の後に「人間として。」と誤魔化して?いるものの、前提として「ハンちゃんごめん。」と言っています。

悪いと思うということは、やはり恋愛感情として好きということですよね。

そして、清隆も「瞳子のこと大好きだ。」と。

この2人の状況を考えると、2人が寄りを戻すためのお膳立てがすべて整ってドラマの結末を迎えたといえるのではないでしょうか。

つまり、「後は想像におまかせします。」のふわっとして取りたいように取れる終わり方となっていますが、さらに数年後となると、清隆と瞳子が家族になっていても不思議はありません。

よりを戻すことも十分に考えられます。

瞳子と清隆がよりを戻さない理由を考察

個人的には、よりを戻して欲しいなぁと思うのですが、冷静に読み解いていくとやはりよりは戻さないのかなぁとも読み取れます。

・瞳子が結婚指輪をしていること

・お互いに手を振った後、清隆がキリっとした表情で前を向くこと

・瞳子が涙を流した後、笑顔で娘の方を向くこと。

・ラストのセリフが娘の「おかあちゃん」であること。

これらを考えると、好きという感情はお互いにあるけど、それぞれの道を選んで生きていくという選択をしたとも読み取れます。

本当は一緒になりたいけど、さまざまな状況を抱えた中で、「そして、生きる」ということなのかと。

終わり方も含めて、感動的で考えさせられる素敵なドラマでした!

ちなみに、この素敵な作品の監督は、数々の感動作を生み出している月川翔監督。

おすすめ作品もまとめましたのでよろしければチェックしてみてくださいっ!

映画化されるということで非常に楽しみです!

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