トップリーグ 4話 小林薫

いよいよ後半戦に突入した、WOWOWドラマ「トップリーグ」。

4話の前半では、トップリーグの前半戦が終了を遂げて、いよいよクライマックスに向けての第2章開幕といったところでしょうか。

巨悪の近藤官房長官(小林薫)にゾクゾクする4話でしたっ!

こちらでは、4話のネタバレと感想を紹介していきます!

ドラマ「トップリーグ」4話のネタバレ!

筒美ルートの裏金の記事の裏取り

大畑康恵(佐久間由衣)は酒井(池内博之)が入院している病院で、松岡(玉山鉄二)に酒井の意志をついで記事を書くようにお願いする。

それを受けて、松岡は迷いながらも酒井の意志を継ぐことを決めて、裏取りを始める。

そして、記事を出すための最後の裏取りで近藤官房長官に直接聞きにいく。

金庫の裏金の件を近藤官房長官に問い詰めると、「筒美ルートの裏金の噂はしっているが、もう底をつくという話とはぐらかす。」

そこに現れたのは阿久津だった。記事を握り潰すつもりはないが、この記事を出すことでもっとでかいネタが潰れる恐れがあると。

そのネタは、国会で、1000億円の予算をつける子育て支援の法案を出すことであり、記事を出すとこの法案が潰れてしまう。

記事を出すかどうか、「どちらを選ぶか納得のいく答えを出してください。お子さんのためにも」と近藤官房長官が松岡に言う。

と同時に、松岡に妻からの電話。娘が誰かに押されて階段から落ちたという連絡。

松岡が振り向いて、二人をみると、意味深な表情を浮かべる。

苦渋の選択

松岡は病院にかけつけると、娘が泣きながら病室にいた。

後遺症などは残らないが念の為入院してもらうとの診断。

松岡は震えながら病室をあとにする。

呆然としつつ見上げた先は、首相官邸。官邸を見ながら、阿久津に電話をする。

選んだ結論は、子育て支援法案。

電話を切ると降りしきる雨の中、こらえきれずに嗚咽する。

5年後

5年の時が流れ、松岡は、部長に昇進していて、永田町のトップリーグになっている。

冷徹に仕事をこなすようになっていて、その姿はまるで阿久津部長のようになっていた。

令和の新元号発表される1面トップを差し替えてもっと重要なネタがありますのでと大スクープ記事を出す。

灰原美樹(小雪)が、念願の政治記者として異動になった。

一方、柴田義和(光石研)は、強盗容疑の犯人の取り調べをしていた。

大畑は、酒井が塾講師の仕事をしているのを見つけて会いに行く。

もう一度記事を出しませんかと迫るも酒井はもう降りたからやめておけと話しには乗らず、忘れろと怒る。

灰原美樹と近藤官房長官

灰原は、5年前の松岡のようにルール無視でどんどん質問をしたりと突っ込んでいく。

近藤官房長官は、灰原に目をつけて番記者に任命し、さらに労働改革の政策記者にする。

近藤は、灰原の過去のを調べて近づいていた。

松岡は、灰原に近藤官房長官に利用されるから心は許すなと忠告する。

内部告発

灰原のところに、帝東商事から内部告発があった。

内容は、帝東商事から民政党への裏金があるという内容だった。

帝東商事は、筒美ルートに絡んでいた企業であるため、この裏金が表に出ると、またクラスター事件が蒸し返される恐れがある。

松岡は灰原に、記事を出すか一旦預からせてくれというと、すでに阿久津から進めるように指示があったとのこと。

事情を聞くと、裏金は、全て芦原総理一人の犯行ということにして、筒美ルートの金庫の件をもみ消すことにしていた。

内閣支持率が落ちている芦原総理だけを切り捨てることにした。近藤官房長官が総理には辞めてもらう準備をしていた時に渡りに船の内部告発であった。

捜査一課の柴田は、強盗の取り調べにおいて、家宅捜索をすると、床下から2000万円の現金が見つかる。

このお金をたどると、姿をくらましていた、筒美商会にたどり着く。

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ドラマ「トップリーグ」4話の感想!小林薫の演技が上手すぎて震える!

近藤官房長官の完全なる悪役ぶりがいよいよ発揮された4話でした。

小林薫さんの冷徹な表情の演技が半端なく上手いですね。背筋が凍る思いがする演技です。

また、やっぱり悪役だった阿久津。近藤官房長官とともに松岡を脅しながら揺さぶるシーンは、ゾッとします。

陣内孝則さんのニヒルな笑いは、見事過ぎて興奮します!!

そして、完全なる悪を受けきった玉山鉄二さんの絶望に打ちひしがれる演技もさすがです。子育て支援の法案を選ぶ決断をした時の悔しさと絶望と諦めの混じったこらえきれない心情の表現は凄い。

トップリーグの演技のレベルが高くて見応え抜群です!

ストーリーにおいては、5年後の現在に飛ぶのはちょっと予想外でしたが、松岡がガラッと代わってしまった5年後というのは面白い展開で、それを納得させるだけの絶望が活きてきます。

そしてここにきて、灰原美樹(小雪)がいよいよ前面に登場してきました。後半戦に向けて小雪の活躍も期待できますね!

それにしても阿久津はなぜここまで近藤官房長官の側に立つのかがいまいち読めません。筒美ルートの裏金に絡んでいるのかそこからのお金をもらっているのか。最終回に向けてここもクリアになると良いなと期待しています!

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