チート 5話 ナミオカ

日テレ系木曜深夜ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」第5話の、あらすじと感想をお届けします。
今回のチートメンバーのターゲットは、星野沙希(本田翼)の父親も過去に手掛けていた仮想通過詐欺です。
しかし、電子マネーの詐欺の親玉・勢野(笠原秀幸)に接近するものの、いつものようにはうまくいかず、ピンチな事態です。
起死回生の策で表立って動けるのは、ボンヤリな加茂悠斗(金子大地)だけ。
ハラハラドキドキの第5話です。

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ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」5話のネタバレ!

若者を狙った仮想通過詐欺

蓮見刑事は「TOSUKA」という電子マネー詐欺の首謀者だった星野沙希の父親・稔を追っていた。
星野稔代表は海外に千億円もの資産を持ち出したと言われており、実は蓮見の父親も被害者だった。

その稔を信奉している「RAMI System JAPAN」の代表・勢野が、今回のチート・グループのターゲットだ。
若者に「小口の投資で海外の土地を買おう」と口コミで呼びかけ、クラブイベントでその気にさせる手口だ。
配当は“ラミコイン”という仮想通貨でもらうのだが、しばらくするとアプリはシステムエラー、出金できなくなった被害者だ。
上手い話に引っかかる被害者にも「マジかよ」と憤る沙希。

「RAMI System JAPAN」3年前にロスの実業家が立ち上げた設定で、世界に17万人の顧客がいると歌っている。
日本法人の代表は勢野勇一・35歳だ。
ポンジスキーム…実体のない事業に投資させる詐欺師の手法だとうなずくメンバー、1人釈然としない加茂悠斗。
バカさ加減に発狂する沙希だったが、何とか自力で平静になり、チーム戦を展開する。

見破られた潜入捜査

まずは探偵・根岸が大島と名乗り、採用面接でRAMIシステムに潜入。
“L&PA”、マルチ商法をやっている会社にいたと名乗る。
美月は大人びた格好で勢野の出入りするクラブに潜入。
沙希はシノダだと名乗り、直接代表に近づいて営業活動だ。
置いてけぼりの悠斗は、寂しく安斎刑事にポンジスキームについて習うのだった。

しかし、潜入捜査は失敗してしまう。
根岸は最終面接前にL&PAにいたことはないと見破られ撤収。
「ナミオカさんに知らせろ」との発言を耳にする。
美月はクラブである女性をマークし、写真に収める。
スイスのプライベートバンクの日本法人担当者だった。
調子に乗った美月は、席を外した勢野のスマホに手を伸ばす。
しかし、パスワードを入力したところで、防御機能か、勝手に自動で顔写真をとられてしまう。
撤収するしかない美月だ。

ダマされやすい加茂を使った作戦

2人の失敗にニヤニヤする悠斗を沙希が酷使する。
小嶋と名乗った悠斗は、勢野と同じ格好で「憧れていました」と食い込み、詐欺の手口に乗って10口購入する。
「カモになる天性の才能がある」と根岸に褒められ、うれしくない悠斗だ。
沙希は「良い顧客」になって、外国人の“SNSの友人”を紹介するように指示。
もちろんフェイクで、街で美月や根岸が集めてきた顔写真で作ったアカウントだ。
「嘘なんて大嫌いなのに」と悠斗が相談するのは占い師、実は沙希の父親だった。

RAMIシステムは既にシステム破綻を顧客に取り繕えなくなっていた。
しかし、悠斗扮する小嶋とSNSの友人たちが8100万円もの投資を申し込んだことで、勢野は勢いづく。
つい「換金できない」とクレームを言うダマされ会員たちに「11/3にはすべて復旧する」と大見えを切ってしまう。

一方で沙希は勢野に接近して、夜の料亭で会食。
「形のある資産を」と勧め、5カラットのダイヤモンドの原石を見せる。
「持ち運びに困ることもありません」とのトークに勢野は興味津々、また会う約束を重ねる2人だ。
沙希は美月が調べたスイスのバンカーにも接触し、RAMIシステムの闇を打ち明け、説得する。

・ ・ ・

アイドルユニット・ジュエルトリコの練習会場。
モモこと沙希が遅刻して練習に駆け付けると、マイとユナがマネージャーと喜んでいた。
チケットノルマ100枚が達成できたので、大きなイベントに参加できると盛り上がる。

沙希の父・伝説の詐欺師逮捕?!

1週間後の11/2。
小嶋も友人たちも、当然投資額を振り込むことはなく、焦っている勢野と部下。
SNSアカウントは消去されている。
うろたえる勢野は、今ある資金を持ち逃げすることを企み、沙希に連絡をよこす。
満足した沙希は「例の、始めるから」と誰かに連絡を取る。

料亭でダイヤモンドの購入契約を進める勢野と沙希。
交渉がまとまる中、沙希は勢野の急な取引申し込みをあてこする。
そこに沙希に説得されたスイスのバンカーの女性が登場し、勢野の不正を指摘。
「銀行員としてのキャリアをあんたなんかに潰させない」と言うのだった。

慌てて逃げようとする勢野に沙希のタンカが炸裂する!
「あんた自分で詐欺だって言っているんだよ!」と高笑いだ。
なんとダイヤの買い付けで沙希が連れてきた鑑定人は、勢野がRAMIシステムの会長として要所で紹介している男と同一人物だった。
フリー素材のモデルさんだったのだ。
「嘘の会長さんでも顔は覚えておかなきゃ」とあざ笑う沙希。
しかも隠しカメラで、現状は会員みんなに中継されている。
「のろまな亀さん」とけなして“ナミオカ”の名前を出すと、フリーズしてしまう勢野だった。

意味深な黒手袋の男とすれ違うように…
勢野のオフィスに沙希が行くと、先に悠斗が来ていた。
飾られた「星野稔記事」の記事を沙希がバット等で叩き割ると、チョーカーが落ちる。
沙希も見覚えのある、父親のものだった。
チョーカーと稔の写真を見た悠斗は「占い師だ!」と指摘。
父の居所がわかったと思い、走り出す沙希!

その頃、「占い師が星野稔」と気づいた蓮見刑事たちも、逮捕に急行していた。
しかし、いつもの帽子の占い師は、別人だった。
呆然とする蓮見・駆けつけた沙希だ。
少し離れたところで、安斎刑事がニヤリと笑う。

一方、イベント会場で気をもんでいるジュエルトリコのマイとユナ。
「次はジュエルトリコの皆さんです!」とコールがかかってしまう。
しかしモモ(沙希)は現れないのだった…。

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ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」5話の感想

根岸と美月の失敗には気が揉めましたが、見事な後半戦でした。
悠斗は単に刑事として未熟者というだけでなく、人を信じさせる天性の才能があるのですね。
いきなり20人の顧客を紹介するなんて胡散臭いはずなのに、見事に勢野をその気にさせたのは面白かったです。
知識を身につければ、立派な詐欺師になるタイプかもしれませんね!
RAMIシステムの会長がフリー素材のモデルで、しかも沙希が連れていた宝石鑑定士だったというシーンは、面白かったです。
「のろまな亀さん」との沙希のタンカがいつもよりもさらに毒舌だったのは、やはり父親のことがあるからかなぁと思いました。

父が「伝説の詐欺師」だった沙希、ライブは大丈夫…?!

沙希の父親・星野稔は「伝説の詐欺師」として蓮見刑事の親のカタキでした。
娘の沙希のそばにいたくて占い師に扮装していたのかと思っていたのですが、実はチートの動きを探りたかったのかな…などと、深読みしたくなりました。

今回、沙希が本当に父親の居場所を知らなかったこと、ナミオカと星野稔が関係あるかもしれないことが見えてきました。
ひょっとして同一人物なのでしょうか。

結局、占い師は既に替え玉に変わっていましたが、そちらに駆けつけた沙希はライブの持ち時間に間に合わない様子です。
“モモ”の今後も心配ですね!

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