「私のおじさんWATAOJI」7話のあらすじとネタバレ、感想をお届けします。
ヤラセ、スキャンダル、炎上、自作自演、暴力沙汰…何だか不運の連続で、番組的に大変まずい状況に落ち込んだ「ヤッテミー」チームです。
第6話でせっかく千葉DのNY行きを阻止できたのに、今度は番組打ち切りのピンチ。
新人の一ノ瀬ひかり(岡田結実)は火消しするどころか、さらに炎上させてしまう様子ですね。
それではあらすじ(ネタバレ)を見ていきましょう!
「私のおじさんWATAOJI」7話のあらすじ(ネタバレ)!
ひかり、スキャンダルの渦中に!
放送後の飲み会は、珍しく千葉からの誘いで、パウダーさんもみんなと一緒だ。
酔うのが早いひかりは、妖精のおじさんを千葉が全く覚えていないことで、おかしなテンションになってしまう。
飲み会後、よろけたひかりは、パウダーさんに体を支えられ、九条に心配され、千葉には冷たくされるのだった。
翌日、案の定ひかりは寝坊。
慌てて駆けつけると、みんなは雑誌を見て深刻そうな顔をしている。
「人気番組ヤッテミーにやらせ発覚!?」との記事だ。
根拠もないのにいい迷惑、以前からやらせがなんてありえない、そう騒いでいるみんな。
ただ、馬場が「泉さんは楽園探しの旅に出かけました」と、プロデューサー代行ということで張り切っている。
しかし、九条がひかりを「ある日突然フェイクニュースに巻き込まれたりして」とからかっていると…
嘘から出た真なのか。
翌日「パウダーさん熱愛、15歳年下の美人ADと」との記事が週刊誌に載っている!
飲み会の後で、ひかりがよろけた時の写真入りだ。
「完全に抜かれた!」とおじさん妖精がはしゃぐ。
関係者が、パウダーのだらしなさを指摘していた、などと書かれている。
「パウダーさんのコアなファンは熟女たちだから」と、馬場に注意されてしまうひかりだった。
ひかり、炎上させる!
街に「ヤッテミー」用の調査に出ると、ひかりはみんなから顔を知られていて、騒がれて大変だ。
写真を撮られまくり、熟女のパウダーファンからは避難され、身元も拡散されている。
「今日は帰れ」と、その場から救出する千葉。
「すっかり有名人だね」と、冷やかすおじさん妖精。
ところが、ひかりのマンションにはたくさんの張り紙が…。
パウダーさんを返せ
泥棒猫
呪
…などと強烈だ。
ネットでは、ひかりのセーラー服の卒業アルバムの写真までが上がっている。
「何も悪い事してないのに、外歩けないじゃん」とすねるひかり。
プロのパウダーさんの被害も重症だ。
実家の特定、両親の離婚がバレたり、個人情報をかつての友人に売り飛ばされたり。
気を遣って明るく振る舞っていたが、スポーツ新聞に「私もパウダーの犠牲者です・強制わいせつ」などの記事が出て、ついに倒れてしまう。
ベッド写真まで出ているが、ボツになった番組から流出した、やらせ写真らしい。
「そもそも俺、女性経験ないし」とつい暴露するパウダーさん。
コツコツ積み上げていたものが台無しになって、残念がっている。
ひかりは、SNSに告白記事を載せようとする。
おじさんは止めるが…。
“勝手なことを書かれていますが事実無根です”と、AD・一之瀬の名前入りのコメントをアップする
しかし、反応は…。
嘘八百
どういうつもり
言い訳必死すぎ
…などと、完全に逆効果の炎上だ。
「なぜ同じ過ちを繰り返す?!」と馬場に怒られてしまうのだった。
番組はパウダーさん降板の危機、ひかりは謹慎していろと言われてしまう
友人からのメッセージは「パウダーと熱愛ってすごいね」などというものばかり。
挙句、母親も「娘の彼がお笑い芸人」と、完璧に勘違いして信じ込んでいる。
「あなたの娘に現在恋人はいません」と、自爆してしまうひかり。
エンタメという点では、ゴシップもバラエティーも同じでは、と言及するおじさん妖精だった。
ひかりはSNSで「ヤッテミー」を検証し救う会があることを、おじさんに自慢する。
しかし実は、「ヤッテミーの濡れ衣を晴らす会(有志)」は、九条が立ち上げたものだった。
そのこともSNSですっぱ抜かれて、騒ぎになってしまう!
また出渕は、居酒屋でパウダーさんとヤッテミーが馬鹿にされていたので、つい喧嘩を仕掛けてしまう。
相手の胸ぐらを掴んだ動画が、ネットにアップされてしまった!
「火に油を注いでいるだけ」と千葉は怒る。
そう言う千葉も頭を冷やすべく顔を洗うが…
「もういいんだ」と馬場。
ひかりにも話があると呼び出しがかかる。
ひかり、番組打ち切りに悲しむ!
なんと、番組打ち切りのお知らせだ!
次のロケがやってみの最終回になります、と馬場が宣言する。
しかも「泉さんが会社を辞めました」とのこと。
やらせ疑惑の記事が出る前に、番組存続のために責任をとって退職したのだった。
馬場は口止めされていたのだ。
「すいません、全部私のせいです」と、ひかり。
「いや俺だ」と出渕も。
「違いますよ、俺が自作自演やっちゃったから」と九条。
千葉は「そういうの、もういいよ!」と言い放つ。
今は番組を「どう終わらせるか」の方が大事だ
最終回のこと考えろ!というのだった。
「総集編かな」と出渕、「謝罪とか?」と九条。
「誰が誰に何を謝罪するんだ?!」と、机を叩く千葉。
誰も何も悪いことをしていないと、激しくいうのだった。
千葉の企画書「突然の最終回!パウダーの本音を、限界マックスまで取り調べてミー」は、拉致されたパウダーさんが、本音を徹底尋問されるという企画だ。
番組の事からプライベートな事まで、という建前で、嘘発見器を仕掛ける、しかも疑惑もクリアにする、という攻めの企画だ。
やっぱりブレないな、いいんじゃない、と盛り上がる一同。
ノリについていけない、ひかり。
「よく気持ち切り替えられるな」とつぶやいていると「言いたいことがあるのは皆一緒なんじゃねーの?」という出渕だった。
トイレにこもる九条。
お気に入りのコーヒーを手に涙をこらえる馬場。
街中でたたずむ千葉。
「番組で簡単に終わっちゃうんですね」と、ひかりがぼやいていると、おじさん妖精が、誰かに付けられていることに気がつく。
追い詰めるひかり!
捕まえると、なんと出版社の男だった。
「週刊リアルゴシップ、星野真実」、パウダーさんとひかりのことを載せた記者だ。
嘘を責めるひかりに「ノルマがやばくて」と弁解し、でも2人がもたれかかっていたのは事実で、番組はヤラセじゃないですか、と言われる。
「バチが当たるのは正直しょうがない!」と言い、言葉尻をとってくるので、ひかりは怒り心頭だ。
「私たちは懸命に番組を作っているのに」と話していると、記者はさりげなく録音している!
ひかりが怒ると「こっちだって必死にやっているんだよ!」と逆ギレする記者。
彼の待ち受け画面に家族写真が貼ってあるのを見て、気がぬけるひかり。
「もういいから帰ってください」と、それ以上言い返せなくなるのだった。
「もっとひどい人だったらよかったのにな」と言い、おじさん妖精に呆れられる。
「この後、君はどうしたいの?」と聞いてくるので、ひかりは「仕事をします」と答える。
笑顔を返すおじさん妖精だった。
ひかり、おじさんに怒鳴る!
最終回に、ため息のパウダーさん。
嘘発見器に縛り付けられて、ブザーに咎められると、黒服の男たちにくすぐられているパウダーさんで番組は締められるのだった。
気持ちを切りかけて切り替えて打ち上げだ!
ネットでの反響は半々だ。
デマだったということをわかってくれた人も半分いるのが、慰めだ。
「世間の嫌われ者になるとは」としょんぼりしているパウダーさん。
チームは解散、みんなバラバラの番組に配属されると聞き、泣いてしまうひかり。
実は千葉もずっと顔を伏せてマジ泣きしているのだった。
泉のことを考え、俺の力不足、もっと面白い番組ができたのに…と後悔が止まらない。
馬場が先頭を切って、無理矢理「終わってよかったな」と盛り上げようとする。
なんとか、強気になる千葉。
パウダーさんも「レギュラーゼロ」と、あえて打ち明ける。
頑張って明るくする皆を眺め、堪えきれず席をはずすひかりだった。
「慰めてあげようか」と、トイレに現れるおじさん妖精。
悲鳴を上げるひかりに「おじさん君に泣かれるとどうしても出てきちゃうから」と言う。
ひかりは、「みんなが無理して笑っているのに、私が泣くのは違う」と、遠慮したつもりだった。
妖精おじさんは「人生キメたいなら、こんなことでへこたれてるんじゃないよ!」と、珍しく真顔で喝を入れる。
涙が止まらないひかりに「いい子いい子」するおじさんは、ひかりが言っていたみんなの悪口を披露する。
「お局」・「才能ゼロおじさん」・「ハシゴを外すP」・「やる気ゼロ」・「頑固で融通が利かない男」…。
「違うって言ってるじゃん!」と、泣きながら怒鳴るひかり。
おじさん番組作ったことないくせに偉そうなこと言わないで!
「おじさんなんて嫌い、どっか行ってよ!」
ひかりがそう叫んだ途端、静かな笑顔を浮かべながら消えてゆく、おじさん…。
いくら見渡しても、おじさんはもういないのだった。
・ ・ ・
おじさんの語り。
1ヵ月後。
彼女が今…。
教会の鐘が鳴る中、ウェディングドレスで花婿の下に向かっている?
これってどういうこと?!
おじさんの叫びで、次回に続く…。
「私のおじさんWATAOJI」7話の感想
視聴率校長から一転、「ヤッテミー」の転落の激しさに、ドラマとはいえ驚きました。
最近SNS被害などのニュースをよく耳にしますが、芸能人がらみで個人情報がさらされると、本当に大変なんですね。
しかも、みんなが番組愛でとった行動はみんな裏目、むしろ「ハシゴを外す」と皮肉られていた泉Pが、一番、番組のことを考えて動いていたのにはジーンと来ました。
おじさん妖精も忙しかったのですね。
ひかりを慰めたり、喝を入れたりと、久しぶりに遠藤憲一の強面も見られて、良かったです。
結局、一ノ瀬ひかり(岡田結実)は、おじさん妖精(遠藤憲一)を消しちゃったのか?
「おじさんなんて嫌い、どっか行ってよ!」と叫んだひかり。
その理不尽さにあきれて、おじさんは消えてしまったのでしょうか?
あげくに「戻ってきて!」と頼りっぱなしのひかりは、確かにあまちゃんという感じです。
ただ、おじさんが怒鳴るように言った「人生決めたいなら、こんなことでへこたれてるんじゃないよ!」がキーポイントですよね。
つまり、へこたれない人間にひかりが成長したからこそ、おじさんの仕事は終了、ということなのではないでしょうか?
少なくともひかりは、みんなが「がんばって笑っている」ということには気づいていて、涙を止められない自分を恥じていました。
成長がみられるひかりに、おじさんは来週、どう出るのでしょうか?
次回最終回です!