私のおじさん~WATAOJI~

「私のおじさんWATAOJI」6話のあらすじとネタバレ、感想をお届けします。

今回はついに、千葉迅ディレクターの人生と迷いを探るストーリーがきましたね!

いちどはデブDこと出渕輝彦ディレクターで盛り上がった「ヤッテミー」に生放送で危機が訪れる事態と合わせて、なかなか見ごたえのあるストーリーになっています。

千葉にも見えるようになった妖精のおじさんは、どんな働きを見せるのでしょうか?
それでは、ネタバレのあらすじからご覧ください!

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「私のおじさんWATAOJI」6話のあらすじ・ネタバレ!

千葉、おじさんと休みを取る

美女・麗華とキスをした千葉には、妖精のおじさんが見えていた!
しかし、疲れていることにして、ごまかして美女と帰って行ってしまう千葉だった。

次の日。
「テレドリームに働き方改革がやってきたと」泉。
有休消化の話になり、100時間超えの残業をしている千葉に、白羽の矢が立つ。
その時、おじさん妖精が突然目の前に現れ、挙動不審状態になる千葉。
「ドッキリか?!」と慌てる千葉に、ひかり以外のみんなが休んだ方がいいと納得する。
泉は出渕チーフADをディレクターに昇格させ、千葉に休みを強要する。
「この前の綺麗な女の人だれ?」と無頓着に突っ込むおじさん。
麗華は婚約者親同士の決めた婚約者、キスは普通にするだけ、と千葉。

出渕ディレクターは、どうも千葉に寄せているらしい猛烈ぶりだ。
疲れた九条は、息抜きに「寂しがってるの?」と、ひかりをからかう。
何と千葉の実家は、全員医者の家系らしい。

休暇中の千葉。
近々自分のブランドをニューヨークに進出するという麗華に、「ネットサバイバー」CEOの神渡真司を引き合わせられる。
神渡は、千葉をニューヨークのドキュメンタリーの仕事に引き抜きたいのだ。
番組「ヤッテミー」を続けることが使命と考えている千葉に、ネット番組という、もっと開けた世界で自分を試してみないか、と勧める神渡。

その頃、ひかりは自宅でのんびり、おじさん妖精とケンカしていた。
トイレを覗いた、覗かないの話で「千葉さんのお家に行ったらいいじゃないですか」と言ってしまうひかり。
なるほどその手があったなと「お世話になりました」と、着替えを持ってジャージ姿のままドロンと消えるおじさん妖精。
若干寂しそうにしているひかりだった。

調子に乗るデブD、進路に迷う千葉

何と、出渕ディレクターの初オンエアが、視聴率15%を突破した!
大いに喜ぶ出渕。
ビギナーズラックかな、と馬場。
面白さは微妙だったけれど、と九条。
「ここ3年間で1番の数字だ」と泉も褒めて、拍手が起こる。

「千葉も油断していると出渕にポジションをとられてしまうぞ」という泉の発言に、ため息をつく千葉。
心配する泉に、おじさん妖精に邪魔されながらも「俺、誘われて」と、ネットサバイバーからの引き抜きの話を打ち明ける。
驚きながらも「いいんじゃない、千葉が決めれば」と、泉。
若干引き止めて欲しかった千葉。
おじいさん妖精はそれを指摘して去っていくのだった。

「ヤッテミー」の企画会議。
出渕Dが新しい企画を打ち上げる。
なんと、番組初めての生放送だ。
「千葉Dの時代は終わったと言わせて見せる」と鼻息の荒い出渕。
「まぁいいんじゃないの、攻めてるし」と、軽く了解してしまう千葉。
自分の意見を入れていかない態度に、九条もひかりもびっくりしてしまう。
生放送にGOサインを出す泉。

九条とひかりは、千葉と泉の話し合いで、千葉が辞めることを耳にしてしまう!
来週にはニューヨークに行くと聞かされ、焦っている様子の泉。
「それは本当に市場が本気でやりたいことか」
「やりたいと思っている」と千葉。

「これはやばいぞ!」と焦る状況だ。
泉はみんなに、「番組は続けなければならない、いつまでも千葉に頼っているばっかりじゃダメ」と言うのだった。
何とか気を取り直す馬場、九条、出渕。
ひたすら焦るひかり。
それをドアの外から引き、去ってゆく千葉。
眺めているおじさんは苦笑いの表情だ。

夜のコインランドリー。
「なんで辞めちゃうの」と嘆きのひかりは、麗華に会う。
麗華はあっけらかんと「迅、会社辞めた?」と聞いてくる。
麗華が引きこもりで辛かった時に千葉が「居場所がないなら自分で作れよ、自分のやりたいことやれよ」と励ましてくれたとのこと。
それがきっかけで今の仕事を始めた、だから迅にもやりたいことをやって欲しい、そう語る麗華。
明るいノリの麗華に励まされているひかりだった。

その頃千葉は、居酒屋でおじさん妖精と飲んでいた。
千葉は、ずっと10年も15年も「ヤッテミー」を続けていくのだろうか、と考える。
でも、終わらない限り新しいことができない、感覚が古くなったら新しいことができない、と悩んでいる。
「千葉ちゃんの夢って何?」と聞くおじさん。
「アラフォーなのに今更」と千葉。
「自分のやりたいことをやれよ、これまでもそうやって生きてきたんじゃないの」と、語るおじさんだった。

トラブル続きの生放送直前

生放送の現場は大わらわだ。
ひかりと九条はつまらないミスを連発、パウダーさんの帽子も、目が取れて悲惨な状態だ。
裁縫ができず手間取っているひかり。
針も刺さり泣きが入ったところに、千葉の言葉が頭をよぎる。
「俺たちが諦めたらそれで終わりなんじゃねーの」
しかし、トラブルは続く。
九条はパネルのミスをしたため、出渕Dが別のフロアに用事を肩代わりに出かけたところ…。
エレベータが故障で止まってしまうという事態が発生する!
閉じ込められ「デブDじゃなくてただのデブだよ」と嘆いている。
誰が代わりのディレクターをやる?と、みんな騒然となる!

千葉に連絡を取ることが決まったが、泉の“限界マックス”コールに千葉は答えない。
それもそのはず、千葉は「ヤッテミー」の台本を捨て、すでにトランクをもってタクシーに乗っていたのだ。
何もできないことに、泣きが入るひかり。
ひかりは、急ぎおじさん妖精を探しに行く!
助けて!とすがるひかりに「おじさん魔法使いじゃないから」と、おじさん。
「君はどうしたいんですか」と正面から聞いてくる。

私は千葉さんが安心してニューヨークに行けるように成長しようと思ったけれど、全然駄目だった。
このままじゃ番組が終わっちゃう。
おじさん、お願いだから、千葉さんを連れ戻してください!
泣きじゃくるひかりだった。

そんなひかりを笑いながら眺め、一瞬おじさんの姿が薄くなり…ポンと消える!

タクシーの中に急に現れるおじさん妖精に、ぎょっとする千葉。
「あの子が涙ポロポロ流して、番組終わっちゃう、千葉さん助けてと言っている」と言いつつも、
「おじさんはニューヨークに行っていいと思う、それが新しい君の夢なんでしょ」と勧めるおじさん。
あの時もそうだったもんね、と過去を振り返る。

千葉は学生時代、病院かテレドリームか、迷ったことがあるのだ。
「役に立つような仕事をしろよ」と言った同期。
「将来を棒に振る気か」と怒鳴ってきた父親。
「俺は俺のやりたいことをやる!」と実家を飛び出したとき。
その時、おじさん妖精に会っていたのだ!
「これでよかったんだよな」と、千葉は話しかけていたのだった。

千葉はタクシーを降り、歩いていく!

千葉の決断と生放送の成功!しかし、おじさんは…

慌ただしくなっている現場。
九条は緊張のあまり倒れそうになっている。
段取りがわからず戸惑っているパウダーさん。
馬場は何とかエレベータを開けようと苦心惨憺している。
出渕は、携帯の電源が切れかかっている。
走り回る泉。
ひかりは何とか自分の仕事に邁進するが…。

みんながおろおろしている時。
「落ち着けよ!」の声。
泉の後に千葉が立っている!
てきぱきと指示を出して「さっさと動けよ、時間ねえぞ!」の声。

生放送開始!
パウダーさんが、出渕が閉じ込められたことをネタにして、盛り上がる。
麗華や神渡たちも、カクテルを飲みながら笑っていた。
まだ諦めてないですよ、僕も、彼も。

救い出されるところまで映される出渕。
番組は無事終了する!

「お疲れさんでした」と泉が、クタクタのみんなをねぎらう。
千葉に「ありがとう、でもよかったのかい?」と泉。
「いいんだ」と千葉。
すでに神渡へは、まだやりたいことがある、とNY行きの無期延期を伝えてきたのだ。
「まだまだお前らに任せておけないからな」との言葉に、はしゃぐみんな、涙をポロポロ流すひかりだった。

ひかりと千葉とおじさん妖精で、飲み会だ。
「千葉さんがいなきゃ、ウチの番組だめですね」とひかり。
「逆に、俺がいなくても大丈夫なように成長しろよ」と千葉。
千葉には麗華からメッセージ。
“番組を迅のパパも見ていた”
“神渡さんが、5年でも10年でも待っています”とのことだ。
酔ってきて「成長した」アピールをするひかりは、おじさん妖精とクダを巻いている。
「さっきから誰と喋ってるの?」と、何と、またおじさんが見えなくなっている、千葉。

「どういうこと、おじさん?!」とひかり。
「うん」と寂しそうな顔を見せるおじさんだった。

その頃の泉。
携帯に出て「えっ」と驚いている。
うそだろ…とつぶやくのだった。

「私のおじさんWATAOJI」6話の感想

まずは、千葉のおじさん妖精に対する驚きぶりがオーバーアクションで笑えました!
あまりに激しい千葉のリアクションに、ひかりもフォローのスキがなかった感じですね。
しかし後半の、生放送を助けた千葉Dの活躍ぶりは、カッコよかったです!

場がさっと引き締まって、出渕の閉じ込め事件が早速ネタになっていたのも、ご愛敬でした。
やっぱり城田優には「オレ様」風の演技の方がよく似合う!ということですね。

妖精のおじさん(遠藤憲一)が千葉迅(城田優)に見えたり見えなかったりするのはナゼ?

それにしても、おじさん妖精の「仕組み」が気になりますね。
なぜ急に千葉にもおじさんが見えるようになったのか、そして、エンディングでは何故にサッパリ忘れていたのでしょうか?

想像するに、何かキャリアについて悩みを抱えているときに見える、ということのようですが、例えば出渕にはなんとなく作用はしたけれど、姿は見せませんでしたよね。

やはり「進路」に迷ったときに現れる妖精なのでしょうか。

そして、本人に迷いがなくなった途端、消えてしまい記憶も残らない、だからこそ学生時代に出会ったことを千葉は覚えていなかったわけなんでしょうね。
それにしてもまだまだ謎の多い、おじさんです!

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