トップリーグ ネタバレ感想

1話からWOWOWドラマらしい、重厚な演出とキャスト陣で冒頭から1話の終了まで惹き込まれる面白いドラマでした!

あくまで小説を原作としていますが、モデルとして思いつくのが、ロッキード事件の実話。

事実として、トップリーグというものが存在しているのかも気になるところ。

こちらでは、WOWOW連続ドラマW「トップリーグ」の1話のネタバレと感想とともに、トップリーグとは何なのか紹介していきます。

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WOWOW連続ドラマ「トップリーグ」のあらすじ(ネタバレ)

1981年

雨が降る港区の埋立地にて、穴を掘っている二人の人物。
怪我をするも、車から大きな金庫を運び出しその穴に金庫を埋める。

2014年

時は変わり2014年。

大手企業の記者会見の場で、松岡直樹(玉山鉄二)は酒井祐治(池内博之)と出会う。
酒井は、もともとは、松岡の同僚で大和新聞政治部の記者だった。

経済部の記者だった松岡直樹(玉山鉄二)に政治部への異動の話が出る。
希望の部署への内示とは異なる辞令にとまどうも引き受けることに。

金庫が発見される

港区の埋立地の金庫が発見されるニュースが出る。
金庫には1億5000万円が入っていたとの報道。
酒井祐治は、警視庁捜査一課・刑事の柴田義和(光石研)に接触して、事実を聞くと、
金庫の中の現金は、聖徳太子のデザインの紙幣で、
1981年に日銀で発行され、日本不動産信用銀行に発行された紙幣であることが発覚。

内閣官房長官の定例記者会見

松岡直樹は、政治部長の阿久津康夫(陣内孝則)から、異動初日の松岡に余計なことはするなと忠告される。
そして、内閣官房長官近藤道家(小林薫)の定例記者会見い行くように支持を受ける。

記者会見の場は、事前に決められた質問をして、決められた答えを読むことがルールだが、
ルールを知らないを、松岡直樹は、決められいない質問をして、空気を乱す。
さらに1億5000万円の金庫の件を質問して、近藤道家官房長官の顔色を伺う。

その結果、官房長官からの指名があり、懇談会へ呼ばれることに。

トップリーグ

懇談会へ呼ばれたことでうかれるなと、阿久津部長に釘を刺されるとともに、
「トップリーグへ入れ。見える景色が変わる。」と言われる。

日本不動産信用銀行の総務部長・久保民男

週刊誌「週刊新時代」の新人記者の大畑康恵(佐久間由衣)は、やりたい仕事ができずに悶々としていた。
後に、酒井祐治ともに、金庫の謎を追うことになる。

酒井祐治は、1981年当時、日本不動産信用銀行の総務部長だった久保民男と接触を試みるが、
何も情報を得られずにその場は終わる。

酒井は、柴田義和刑事に会い、金庫の真相にあるものは、クラスター事件であると想定していると話す。

クラスター事件とは、時の総理が賄賂で逮捕された戦後最大の疑獄事件で、
資金の流れは3つのルートがあるとされていたが、一つのルート(筒美ルート)だけは、
真相が解明されないままになっていた。
金庫の謎はこの真相に繋がるものではないかと考えていた。

官房長官番記者とトップリーグ

官房長官番記者には、インタビューの読み合わせをして情報を各社で合わせるなどのルールがある。
ルールを知らない酒井に日本橋テレビの林若菜(橋本マナミ)が教えていた。
解散したと思ったら、林若菜にメールが入る。
他の番記者、NHR岩館真央(池田香織)、大日新報新聞政治部・深見拓也(野間口徹)もメールを見ていることに気づく。
後を追ってみると、官房長官の懇談会の情報などが流れていた様子。

松岡と同期の経済部記者・灰原美樹(小雪)にその話をすると、トップリーグであり、
灰原自身が、政治部に異動し、トップリーグに入ることを狙っているとの話を聞く。

最後の藁一本がラクダの背を折る

酒井祐治が再び、久保民男を訪れると、久保民男は最後の藁の話をする。

屈強なラクダも弱ってくると最後の最後で藁の重みで背中の骨が折れるという諺である。
酒井は、金庫がクラスター事件に繋がると確信する。
また情報を集めて詳しい話しを久保に聞くと意気込む。

松岡が早くもトップリーグへ

松岡は定例記者会見へ参加していると、いつものように張り合いのない会見。
終了後、メールが入ると、近藤官房長官の秘書・宮崎からのメール。
午後10時30分からの懇談会への参加の案内であった。

松岡の妻・松岡藍子(中村映里子)へ今日は早く帰ると伝えていたため、
妻へ電話をすると、娘が怒ってコップを倒す。

懇談会の席に行くと、番記者の3人も同席していた。
懇談の席では、近藤官房長官は、松岡に「長い付き合いになりそうだから」とお酒をすすめる。
懇談終了後、阿久津部長から電話が入り、今からこっちへ来いと言われる。

西池袋、強盗殺人事件

酒井が、新聞記者をやめた理由を、
同僚の大畑康恵に聞かれると「永田町の闇にじわじわと取り込まれるから」と答える。
その同じ道を、松岡が歩むかのように、酒井と松岡が映し出される。

西池袋で強盗殺人事件があったとニュースが流れる。
殺害されたのは、久保民男(81歳)と幸田元紀(80歳)の二人。
酒井はニュースを見ると慌てて事件現場へ。

一方松岡は、阿久津部長指定の「so what?」という店に入ると、
そこに居たのは、近藤官房長官だった。

WOWOWドラマ「トップリーグ」1話の感想!

トップリーグ、1話は序章と言わんばかりの、永田町のルールの説明と設定の紹介というストーリーでしたが、それだけでも面白い展開で、2話が待ち遠しいかぎりです。

ドラマ「トップリーグ」は実話?本当にあるの?

ドラマ「トップリーグ」は、ロッキード事件の設定を基に描かれている様子。

ロッキード事件は、1976年に実際におきた、日本やアメリカ、オランダ、ヨルダン、メキシコなど多くの国々の政財界を巻き込んだ世界的な大規模汚職事件。

資金の流れも、「全日空ルート」や「丸紅ルート」と呼ばれいて、ドラマ「トップリーグ」におけるクラスター事件の各ルートも連想するものがある。

この点、ロッキード事件の史実を踏まえながら見るのも面白いですね。

次に、「トップリーグ」は本当に存在するのか?という点。

これに関しては、「トップリーグ」は原作の相場英雄さんの造語であるとの回答がされています。

「トップリーグ」とは、「総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す」と本書にあるが、実際は著者・相場英雄さんの造語だ。あるネットでのインタビューに答え、本当は「トップグループ」ということを明かしている。
出典:https://books.j-cast.com/2019/09/09009783.html

実際には、「トップリーグ」は存在しないが、「トップグループ」としての存在はあるようですね。

政治の闇というと、かなりそそるテーマですが、史実と絡ませながら展開されているドラマ「トップリーグ」は、どこまで真実に食い込めるのか、現実の観点から見てもスリリングに見られますね。

阿久津部長は敵か見方か考察?

阿久津部長の存在感がかなりありますが、松岡が早くもトップリーグに入ったのは、何か裏があるのでは?というセリフもありましたが、阿久津部長が糸を引いているのではないかとも、最後のシーンを見ると思われます。

阿久津部長は、永田町のトップリーグとも言われる政治部の重鎮の様子。であるならば、なぜ松岡を政治部に呼んだのか?トップリーグへ入れるのか?阿久津部長の狙いが気になります。

まとめ-久保民男と幸田元紀は金庫を埋めたの実行犯なのか?-

西池袋の強盗殺人で殺害された二人、久保民男と幸田元紀。

事件の真相に繋がる人物であると想像されますが、金庫を埋めていた実行犯なのでしょうか。

酒井が事件の真相を追う中で突然の殺害とあり、事件に関与していることはこれで証明されたようなものですが、
どんな関わり方をしていたのか・・・・

また冒頭の金庫を埋めるシーン、わざわざ怪我をするシーンが描かれていました。
この怪我がどこに繋がるのか、、、

松岡が永田町の闇にふれる中で家族との関係がどのようになっていくのか・・・

トップリーグへの憧れがある灰原美樹(小雪)はどのような存在になっていくのか・・・

さまざまな伏線がはられた1話でしたので、2話からの怒涛の展開が期待されますねっ!

とても面白いドラマです!!

ドラマ「トップリーグ」の見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツに記載しています。

キャストや1話からのネタバレと感想もまとめていますのでよろしければご参照ください!

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