チート 4話 父親

日テレ系木曜深夜ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」第4話の、あらすじと感想をお届けします。
今回チートメンバーが退治するのは、化粧品詐欺です。

アイドル・モモとしては芽が出ない星野沙希(本田翼)ですが、詐欺犯人には容赦なし。
今日も加茂悠斗(金子大地)をこき使い、ズバッと女の敵を追い詰めます!

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ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」4話のあらすじ(ネタバレ)!

化粧品モニター詐欺

エステサロンで張り込みする星野沙希。
「月額19,800円で通い放題」との勧誘を、ギリギリで一刀両断する。
この店は、体験以外は3カ月先まで全く予約が取れないと噂されていた。
「下調べもしないで飛びつくなんて」と、被害者へのダメ出しも忘れない沙希だ。

・ ・ ・

今回の被害者は、有名化粧品会社の社長・東堂真理亜に騙されたという学生・絵里だった。
SNSで化粧品モニターを依頼され、「インスタに取り上げたら全額返金、売れたら10%の報酬」との取引から関係が始まったとのこと。
しかし、その後「真理亜の紹介」と名乗る男・山根から50万円の美顔器のモニターを受諾したところ、お金を振り込んだとたん連絡が取れなくなったのだ。
真理亜に確認したところ「知り合いではない」とのこと。
同情する加茂悠斗をよそに、沙希は「自業自得だけれどね」と悪態をつく。

そんな沙希は、父親・星野稔のことで蓮見刑事に問い詰められていた。
海外から帰国したらしい。
「お前にも償ってもらう」との嫌味に、「私には関係ない」と言い返す沙希だ。
その様子を観察する安斎刑事は、ニヤリと笑みを浮かべていた。

アイドル・モモとしての沙希は、まとまりのないジュエルトリコに困っていた。
マイがセンターになったことでスネているユナは、チラシ配りにも練習にも熱が入らない。
挙句、マイを突き飛ばすような真似までしているのだった。

悠斗、社員として潜入する

相変わらずチートのやり方が呑み込めず、沙希に喰いつかれる悠斗。
面接必勝本を読まされ、「不動産会社から転職したい中澤」の設定で、真理亜の会社“MARIANNE”の中途採用に応募する。

真理亜は「採用してほしかったら契約10本」を指示する。
真面目に化粧品の営業努力に励む悠斗だ。
全く契約が取れずに公園で寝ているところに、沙希がきて「どんだけバカなの」と叱りつける。
契約書はアジトの方で準備してあった。
そもそも中途採用枠も、根岸が裏で現社員にヘッドハンティングを仕掛け、準備したものだった。
“MARIANNE”はブラック企業、パワハラもひどいと評判だった。
最近は売り上げも悪いらしい。
「で僕は、そのブラック企業でパワハラ社長の下で働くんですね」とスネる悠斗だ。

案の定、真理亜と補佐の御子柴から大量の電話営業ファイルと外回り、倉庫整理もやらされる悠斗。
懸命に働いていると、沙希から被害者リストを入手せよとの指示が来る。
重要度Aの顧客リストを探して、社長デスクにUSBキーを発見した悠斗。
真理亜に見つかりかけ、ストレッチでごまかすのだった。
夜中に改めて根岸と忍び込み、情報を奪うことにする。
しかし、それを見張っている何者かがいた…。

・ ・ ・

一方沙希は、真理亜の通うスポーツジムに出没。
「バッグを間違えた」との仕掛けで接触、“安倍順子”の名前で親しくなる。
美容ブログをやっていることをアピールする沙希。
真理亜は早速食いついて、化粧品モニターを頼もうとする。

あくびしながら練習に来たモモこと沙希。
マイが早くから練習しているのを見て、思わず「100人集まらなかったら解散だよ」と声をかける。
「ファンは大切な時間とお金を使ってライブに来てくれる」と考えて練習に励む熱いマイに、感銘を受けるのだった。

10万円のクリーム

悠斗はUSBキーのリストの女性に、美顔器の質問をして回るが空振り。
実はデータは「オリジナルのチャイを楽しむ会」のリストだった。
絵里の名前がない時点でわかるはずだと、キレてしまう沙希だ。
ヤバいリストは削除されていたらしい。

むしろ根岸は“MARIANNE”の新商品「ハウメアクリーム」の資料を気にしていた。
10万円の商品だ。
悠斗が何とか倉庫から商品を盗み出し、美月が成分分析にまわすことになる。
クリームは広告の成分表示とは異なり、800円レベルの商品だった。
しかも仕入れ価格は1個30円らしい。
仕入れ1万5千円に対し、5千万円の売り上げだ!
「成分調査表を社長に叩きつける」といきまく悠斗。
沙希は別の手を考えていた。
実は「安倍順子(沙希)」は、化粧品のモニターで真理亜の信頼を得ていた。
「ハウメアクリーム」のモニターに次いで、美顔器のパンフレットを差し出されていたのだ…。

犯人確保は悠斗?!

弁護士を名乗って“MARIANNE”に乗り込んだ根岸。
「ハウメアクリーム」のモニターを依頼された美月が、成分「ラノリン」でアレルギーが出たので賠償金を請求するという設定だ。
「海外でモデルの仕事をしているのに」と嘆く、アバタ顔の美月。
「はいそこまで!」と、悠斗が真理亜に成分表示表を突きつける!
しかし「私が作ったクリームじゃない!」と真理亜が驚くので、動揺する悠斗。
そこに「はいそこまで!」と、改めて沙希が入ってくる。
「全部あなたがやったんでしょう御子柴さん?!」とのこと。

「ハウメアクリーム」は真理亜の作成した高級サンプルと、御子柴の用意した廉価品の2種類あった。
沙希が「安倍」として受け取ったサンプルは、悠斗が倉庫から盗み出した販売用の品とは全く成分が違っていた。
最初から詐欺ならば高級サンプルの必要はない、つまり真理亜も御子柴に騙されていたのだ。
「どこに証拠があるんですか」と居直る御子柴。
そこで沙希は「安倍」として「山根」こと御子柴から受けた電話で美顔器モニターに誘われた音声を聞かせる。
「私は知らない」とさらに居直る御子柴。
しかし、沙希が名前の読み方を「あんべ」と難しく設定したこと、情報は社長室にしかないことから、罪は明白だった。

根岸が招き入れた美顔器詐欺の被害者女性たちも御子柴を「山根」と断言する!
「安倍」こと沙希は、実は真理亜から「美顔器詐欺に気を付けて」と説明を受けていたのだった。
真理亜は本当に良い商品を作りたかっただけの、ある意味被害者だった。

・ ・ ・

占い師に相談する悠斗。
「僕が嘘をつくことでうまくいくこともある」などとぶつける。
「嘘は人生を狂わせる」と回答する占い師だ。

・ ・ ・

秘密の取調室で御子柴と対峙する安斎刑事。
「引き際を間違えたな」と言う安斎に「憧れの詐欺師に近づけた」と、ナミオカの名前を出す御子柴だ。

一方、蓮見刑事は「星野稔、新宿で目撃」との情報に喜んでいた。
星野稔は1000億越えの電子マネー詐欺を働いた“トスカ”の代表だったのだ。

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ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」4話の感想

芦名星演じる真理亜社長の見事なブラックぶりがたくさん出てきたので、まさか彼女も被害者だという展開になるとは思わず、スパイスが効いていてよかったです。
今回は珍しく悠斗が追求の機会を得るかと思いきや、やっぱりオトリ役で、真犯人は沙希が追い詰めるという、どんでん返しでした。
金子大地も、だんだんヘタレ役に馴染んできているようで、面白かったです。
チートチームでは上杉柊平演じる根岸が1番悠斗に優しく…でも、若干オモチャにしている様子も楽しいですね。

沙希(本田翼)の父親(星野稔)の過去が見えてきた!

次回・第5話は、仮想通貨詐欺が取り上げられます。
今回のエンディング付近の蓮見刑事のシーンで、沙希の父親が電子マネーで詐欺を働いて海外逃亡したことが判明していました。
「星野稔代表」となっている新聞記事が映ったので、今回の真理亜のようなケースでない限り、大変な加害者です。

仮想通貨詐欺の捜査は沙希にとって耳の痛いものになるかなぁとも思うのですが…。
TV予告では、次回も見事なタンカを切っている沙希の姿がありました!
痛快なノリは守られそうで、ひと安心ですね!

ドラマ「チート」の見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツに記載しています!

また1話から最終回のネタバレと感想もまとめていますのでよろしければあわせてご覧ください!

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