泥酔した中瀬朋美(木村多江)は柏木亨(高橋克典)に肩を抱かれホテルの部屋へ。
そして、鍵を渡された武内小夜子(木村佳乃)も舟山喜春(中条きよし)と共にホテルの部屋へ向かうのだった。
こちらでは、ドラマ「後妻業」8話ネタバレと感想を紹介していきます!
ドラマ「後妻業」8話ネタバレ
「最後の強がり」
後妻業のターゲットを自宅に招いて手料理まで振る舞う小夜子に危機感と個人的な嫉妬心を感じた柏木は、舟山の資産を司法書士の新井(河本準一)を使って調べさせる。
一方、朋美の所へ元夫の佐藤司郎(長谷川朝晴)がやって来て、今後はクライアントを分けて別々に仕事をしようと提案される。
「浮気の代償に今の事務所は譲る」と言われた朋美は「私も浮気をしていた」と最後の強がりを見せる。
「元恋人の証言」
柏木の元恋人・三好繭美(篠田麻里子)の存在を突き止めた本多芳則(伊原剛志)は、柏木の事を聞き出すため彼女が働くクラブに出向く。
後妻業という裏の顔を初めて知った繭美は驚きつつも、いつもはケチな柏木が「スポンサーが死んだから」とやたら羽振りのいい日があった事を思い出し、それが朋美の父親の死んだ日と一致するという情報を得る。
「本気になる小夜子」
舟山の商業登記と不動産登記が全くの嘘で資産などないと分かった柏木は、小夜子を事務所に呼びだし真実を話す。
しかし、舟山に入れあげている小夜子は「詐欺師だから手を引け」と忠告する柏木の言葉を笑い飛ばす。
腹を立てた柏木は「それならさっさと公正証書を書かせろ!」と発破をかけるが、机の上に朋美のイヤリングを見つけた小夜子は「何でここに朋美のイヤリングがあるん?」と逆に問いただす。
「ただ事務所に忘れただけ」と嘘をつく柏木の心を見抜いた小夜子は、忠告を無視し事務所を飛び出す。
「突然の訪問」
精神的に疲れきっていた朋美は、心療内科で貰った薬を飲もうとしたが、呼び鈴が鳴ったので手を止める。ドアを開けるとシャンパンを片手にした小夜子が立っていて、ズカズカと上がり込まれる。
ウンザリしながら話相手をしていると「なぁ、柏木と寝たん?」と、突然小夜子に切り出される。
質問に驚きながらも「気になるんだ~」と答えをはぐらかした朋美だったが、指輪のない薬指を見られ「旦那と別れたんか?」と小夜子に突っ込まれる。
「別れてフリーになったから、誰と何をしようが自由の身!」と豪語する朋美だったが、心療内科の薬を見つけた小夜子は、心の底では苦しんでいる事を知り元気を出してもらおうと、お土産のビリケンさんのキーホルダーを取り出す。しかし大阪出身の朋美には物珍しさはなく反応は薄かった。
「豹変する舟山」
舟山との時間が楽しくて仕方ない小夜子は、再び自宅に招き出前のお寿司と得意のぬか漬けでもてなす。
味を褒められ気をよくした小夜子は柏木の言葉をフッと思い出し、「結婚するなら、遺言公正証書を書いて欲しい」と申し出る。
しかし、舟山には結婚する前に投資用に大きな不動産を購入するため、少しだけ資金の援助をして欲しいと言われる。何だかんだと上手く言いくるめようとする舟山に、柏木が言った通りだと確信した小夜子は「あんた、ほんまは詐欺師やろ?」と詰め寄る。
すると、舟山の表情がみるみる変わり「己こそ詐欺師と違うんかい!」と鬼の形相で凄まれる。
「舟山の本性」
同じ後妻業の会員であるものの、落ちこぼれで役に立たない瀬川頼子(とよた真帆)が顔にアザをつくって柏木の事務所へやって来る。
違う相談所で知り合った金目当てのために女漁りをしてる男に暴力を振るわれたらしく、聞けばその相手の名前が舟山だと言う。
PCを打つ手を止め急いで小夜子の携帯に連絡を入れるが、時すでに遅し。
小夜子も舟山の餌食になっていた。
「柏木流落とし前」
気が気でない柏木の元にやっと小夜子から連絡が入るが、様子がおかしかったので慌てて自宅へ向かう。
荒らされた室内に座り込む小夜子も頼子同様、顔や身体に傷を負っていた。
傷の手当をしながらクレジットカードと現金も盗られた聞かされた柏木は、落とし前を付けるため舟山の自宅へ向かい、力ずくで取り戻す。
「それぞれの思惑」
1人寂しい夜を過ごす朋美は心療内科の薬を飲もうと袋を探ると、中からビリケンさんのキーホルダーが出てきて思わず微笑む。
そして柏木から朋美と寝ていないと聞いてから、何かを思い立った小夜子は本当の事を話したいと朋美に連絡を取る。
舟山の息子がヤクザと知った柏木は、黒瀬博司(葉山獎之)に調査をさせるため大阪に呼び戻すが、事務所に乗り込んで来た息子・舟山喜宜(松尾諭)の息子から後妻業をバラされたくなければ、3000万用意しろと脅迫を受ける。
そして、いつも小夜子ばかりに目をかける柏木が許せない頼子は、ブライダル微祥の経理を担当する女性と一緒に本多と会い、柏木が後妻業に絡む殺人で購入した物の証拠となるレシートと交換に50万をもらう。
ドラマ「後妻業」8話感想
今回はどこで舟山が豹変するのかワクワクしながら見ていました(笑)
普段は紳士な人が変貌する姿はなかなか見ものでしたが、あんな密室で「あんた詐欺師やろ?」と言う小夜子のやり方は賢くないなぁと思いました。
人目のある所ならまだしも、2人きりの場でそれを言ったらお終いでしょう。(素人の私でもヤバいと分かる)
「次回のデートまでにはお返事しますね~」と上手くかわしてとっとと帰し、柏木に報告するのがベストだったのでは?
とは言え、柏木が落とし前をつけた事で、大きな争いに発展する嫌な予感がプンプンしますが、まさかこんな展開になるとは•••••予想外でした。
まとめ・詐欺師vs後妻業
結婚を餌に相手からお金を騙し取る結婚詐欺、そして財産を全て吸い取り相手を死に追いやる後妻業。
人生において「お金」の優先順位がトップになるとこういう事が起きるんだなぁ•••••と思いました。
もちろん、お金は大事だけれど自分にとって何が1番大切か?は各々が考えてなければいけない事だと感じました。