後妻業

ドラマ「後妻業」の4話のネタバレと感想を紹介していきます!

前回までのあらすじ前回までのあらすじ

小夜子と結婚した男性すべてが事故死か自殺という不可解な死を遂げていることを知った中瀬朋美(木村多江)は、父親の死も小夜子によるものだと確信し、私立探偵・本多芳則(伊原剛志)と共に後妻業の真相究明に乗り出していた。

スポンサーリンク

ドラマ「後妻業」4話ネタバレ

「動き出す小夜子と本多」

次のターゲットである富樫幹生(佐藤蛾次郎)が入居している高級老人ホームに足繁く通う小夜子は、遺言公正証書の見本に名前を書く練習をさせにやって来る。
しかし富樫はろくに名前も書けず、小夜子の名前も間違い会話がまともに出来ない程の重度の認知症だった。
後をつけ老人ホームにやって来た本多は、休憩中の清掃員から富樫が大手うどん屋のチェーン店の元社長で、妻を亡くし家族と疎遠になっているという情報を聞き出す。

「柏木との対峙」

新聞記者と偽り柏木亨(高橋克典)の事務所に乗り込んだ本多は、部屋に入るなり小夜子の話を切り出す。
柏木が中瀬耕造(泉谷しげる)の遺言公正証書の証人として名を連ねている事や、次のターゲットである富樫の事など突き止めた事実を明かす。
シラを切り通す柏木に帰るように催促され「また寄せてもらいますわ」と挑戦状をたたきつけた本多は、一旦引き下がる。

「外堀を攻める本多」

小夜子の最初の夫・名城善彦の遺族から連絡を受けた本多は、名城家に出向き遺言公正証書のコピーを手に入れ、その足で証人になっていた司法書士・新井欽司(河本準一)の元へ向かう。
仕事の依頼と思っていた新井は、小夜子の事や名城善彦の遺言公正証書を目の前に出され「結婚相談所と司法書士。後妻業で稼いでるんですか?」と本多に核心を突かれ、慌てふためく。

「小夜子の弟」

本多が事務所に来たことで恐れをなした新井からの電話をなだめて切った柏木の元に、黒澤博司(葉山奨之)が突然やって来る。
5年の服役を終えた博司は、粗暴な態度で金の無心をし、腹違いの姉である小夜子の自宅の場所を聞き出す。
しかし話をしている間、「小夜子」と馴れ馴れしく呼び「小夜子は俺の女や」とはばかる事なく豪語する柏木に我慢がならなかった博司は「あんたらは男と女の関係やない!共犯者や!」と口走る。
すると、さっきまで穏やかだった柏木の表情が急に曇り「余計なこと言うな、お前」と逆に凄まれる。

「小夜子の生い立ち」

同じ後妻業の瀬川頼子(とよた真帆)と再び接触を図った本多と朋美は、小夜子の生い立ちを聞き出す。
暴力を振るい平気で浮気をする父親に育てられたが結局、育児放棄をされ児童養護施設に引き取られた小夜子。養護施設に隣接する教会でいつも祈りを捧げていたが、中学生になると叔父に引き取られたものの、義理の叔母に辛く当たられ高校には進学させてもらえず、その上、叔父には性的な嫌がらせを受けていた。18歳で家を出たが、好きになった男の借金の形に風俗に売られ、今に至るという壮絶なものだった。

「朋美の決意」

住所を教えられたせいで居候状態の博司が邪魔で仕方ない小夜子は、柏木に家賃は払うから他府県でアパートを探してほしいと電話をする。
居酒屋で本多と酒を飲む朋美は、自分とはあまりにもかけ離れた人生を送ってきた小夜子の話を聞いてショックを受けていた。
しかし本多に「同情は禁物」と釘を刺された朋美は、次の犠牲者を出さないために富樫に会いに行くことを決意する。

「ぶつかり合う2人」

小夜子が来ない日を狙ってホームを訪ねた朋美だったが、いくら小夜子の陰謀を話しても認知症の富樫には全く通じなかった。
そうこうしていると、来るはずのない小夜子がやって来て取っ組み合いの喧嘩になる。
朋美が勝利し決着がついた事で観念した小夜子は、耕造のマンションの合鍵を渡し必要な荷物を持っていくよう言い渡す。

「明るみになる真実たち」

いろいろあった大阪から東京に戻り事務所に帰ると、真っ暗な中で愛し合う夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)と新人・山本絵美里(田中道子)がいた。
ショックを受けて飛び出した朋美は、博司の新居を探しに東京に来ていた柏木と偶然ぶつかる。
電話中だった柏木は特に気にもとめず「あの子の部屋、探してくれてありがとう」と言う小夜子に「しゃーないやろ。お前の息子やねんから」と答えていた。
あてどなく街をさまよう朋美のもとに本多から電話が入り「家には帰れない」と涙ながらに訴えると「うちで良かったら来るか?」と誘われる。
柏木との電話を終えた小夜子は、一人静かに預金通帳を眺めていた。
推定3億は夫たちから吸い取ったはずなのに、その残高はたった300.905円だった。

スポンサーリンク

ドラマ「後妻業」4話感想

博司が金の無心をする場面で、何だかんだ言いながら10万の現金を渡し微笑みながら見送る柏木の姿を観て、小夜子と博司が実は親子であるという事を知っていた柏木の親心だったのかなぁ…と感じました。
(昔から小夜子を知っている柏木なら、博司の幼少期も知っていたはずだと想像がつきます)

そして、朋美は小夜子のことを知るにつれ「同じ女」として何か感じる事がある時は「後妻業の小夜子」という事を忘れ「対人間」としての感覚になっていて、後妻業という裏家業を暴きながら、揺れ動く心を描いている部分も見所ではないかと思います。

まとめ「小夜子の1番の秘密」

異母姉弟だと思っていたら実は親子だった!という小夜子と博司。

この事実を知っているのは柏木だけなのですが、この関係が今後のストーリー展開に大きな波紋を呼びそうな気がしてなりません。

そして何故、あそこまで我が子を疎ましがるのか?も気になるところです!

スポンサーリンク