後妻業の2話が放送されました!
こちらでは、ドラマ「後妻業」2話のネタバレと感想を紹介したいきます!
高齢の資産家・中瀬耕造(泉谷しげる)と結婚した後妻業のエース・竹内小夜子(木村佳乃)は、あの手この手を使って夫に発作を起こさせ入院させる。
連絡を受け病院に駆けつけた長女・西木尚子(濱田マリ)と次女・中瀬朋美(木村多江)は、小夜子と初対面し後妻だと聞かされ驚きを隠せずにいた。
それでは、2話のネタバレから見ていきます!
ドラマ「後妻業」2話ネタバレ
「破られた金庫」
遺言公正証書に書かれていない残りの財産がほしくてたまらない小夜子と後妻業の黒幕・柏木亨(高橋克典)は、モグリの鍵師に金庫を開けさせ定期預金や投資信託、普通預金など併せて4000万の通帳と株券、印鑑を手にする。
預金の解約のために銀行を訪れた小夜子と柏木だったが、耕造本人の意思が確認できないことを理由に断られたため、支店長たちに病室まで出向いてもらい意識がない耕造を上手く操り、ついに現金を手にする。
「小夜子のしくじり」
容態が安定した構造の転院を医師から勧められた小夜子は尚子と朋美にその問題を押しつけるが、2人とも父親の介護は嫌だと主張する。
朋美の依頼で小夜子の身辺調査をしている私立探偵・本多芳則(伊原剛志)は、小夜子の住むマンションを突き止め足を運ぶ。マンション前のポーチで様子をうかがっているとちょうど帰宅してきた小夜子が不審者と思い「このマンションに何か用?」と声を掛けてくる。その場を上手くかわした本多は、小夜子が(耕造の預金を解約して得た)大量の現金が入った袋を持っているのを見て、何かがおかしいと感じ朋美に報告する。
「夫への猜疑心」
転院の件で東京から大阪に来ていた朋美はホテルに戻ると共同経営者の夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)に父親の事を報告するため電話を掛けたのだが、電話口から若い女の声が飛び込んできて動揺する。どうやら中途採用で入った新人の山本絵美里(田中道子)が仕事に慣れるために残業をしていると言うのだが、1人で仕事をしていると言った司郎の言葉と違っていたため、朋美は後味の悪いまま電話を切る。
「最後の仕上げ」
隠し財産を手に入れた今、もう生かす意味がないと感じた柏木と小夜子は「最後の仕上げ」と称して耕造を事故に見せかけて殺すことを決める。
容体は安定しているとはいえ、酸素マスクをつけ寝たきりの耕造を殺すことは簡単だった。
注射器で静脈内に空気を注入し(溜まった空気のせいで)心臓に酸素が送られず酸欠で窒息させるというもので、柏木の指示通りに小夜子は犯行を実行する。
病室を出る際に少しだけ後ろを振り返る小夜子だったが、慌てる様子もなく病院の廊下を歩く姿は冷淡そのものだった。
「小夜子の本性」
自宅に戻り手を合わせながら祈りを捧げる小夜子の元に、耕造の容体が急変し危篤状態になったと病院から連絡が入る。同じく連絡を受けた朋美と尚子も駆けつけるが、帰らぬ人となってしまう。
悲しむ間もなく「葬儀代4000万の半分の200万を娘の2人が出せ」と請求してくる小夜子に反発する朋美だったが、強引さに押されて承諾してしまう。
「お金がないから200万を必死でかき集めた」という小夜子に「多少なりとも父の貯金があるはず」と詰め寄る朋美だったが、遺言公正証書を盾に「遺産は全部私の物だ」と開き直られる。さらにその遺言書の「内縁の妻・竹内小夜子」という文字を見て衝撃を受けるが、朋美自身も司郎と事実婚だったため強く言えず、小夜子には「私が相続する遺産には一切手出しはさせへん」と宣言される。
「朋美の決意」
父親の葬儀から1週間たったある日、本多が朋美の仕事場に香典と小夜子の身辺調査の結果を知らせにやって来る。
小夜子は耕造と結婚するまでに3人の高齢の男性と入籍しその後2年以内にすべての男性が死んでいた、という衝撃の事実を知る。
遺産を全て奪われた上に父親が殺されたかもしれないと知った朋美は、激しい怒りと共に小夜子に罪を償わせる事を誓う。
一方、90万の葬儀で浮いたお金を柏木と山分けした小夜子は「最後の仕上げ」を遂行すると必ず行く場所へと向かう。
そこは教会に附属する児童養護施設「こどもの園」で、小夜子が幼少期をすごした場所でもあった。十字架を胸にキリストにひざまずき耕造と過ごした日々を思い出しながら冥福を祈っていたが、数日経ったある日、派手な服に身を包んだ小夜子は次のターゲットがいる介護付きの有料老人ホームへと向かうのであった。
ドラマ「後妻業」2話の感想
遺産の全てを奪い、ついに耕造を殺すという強行に及んだ小夜子と柏木。
しかも過去に小夜子と結婚した男性の全てが、2年以内に死んでいるというから驚きです。
尚子と違い気の強い朋美が小夜子の犯行を暴こうとする今後の展開が実に楽しみですが、柏木も小夜子もいわばその道のプロ。なかなか尻尾は出さないと思いますが、元刑事の本多がどう動くか?が大きなキーポイントになると思います。
あと、小夜子が「最後の仕上げ」を終えると向かう「こども園」で懺悔?それとも冥福を祈るシーンですが(もしかしたら)祈りを捧げつつ区切りをつけ、次のターゲットに切り替える儀式の1つなのかなぁ…とも思いました。
まとめ「骨の髄までしゃぶる小夜子と柏木」
大胆な行動と強引なやり方で意のままに事を運んだ小夜子。
1話~2話の中で「後妻業」のやり口を披露し、次のターゲットに狙いを定めた小夜子と柏木の今後の展開に目が離せません!