ドラマ「ジコチョー」5話のあらすじネタバレと感想！エイトプリンセスに歓喜の声！

NHKドラマ10「ミス・ジコチョー-天才・天ノ教授の調査ファイル-」第5話のあらすじ（ネタバレ）と感想をお届けします。
ファイル5『真奈子、クビになる！？』は、医療ミスについてのジコチョーの後編です。

送り主が不明の衝撃映像を公開してしまった天ノ真奈子教授（松雪泰子）は四面楚歌状態、しかも発火原因はいまだ目星がついていません。
第4話で失敗した再現実験の名誉挽回はできるのでしょうか。

ドラマ「ミス・ジコチョー-天才・天ノ教授の調査ファイル-」5話のネタバレ！

天ノ教授、ジコチョーをクビ？

「病院側のミスはなし」との流れを衝撃映像で壊してしまった天ノ真奈子教授。
助手・野津田燈が心配した通り、怒った事故調委員長・守康堅一郎弁護士は、天ノ教授の解任を提案。
「送り主を言わないとクビ」とまで言われるが、答えようがない教授。
事態は投票にまで進んだが、教授は「解任反対」の1票に救われる。
「天ノ委員の解任決議に反対票を投じました」と言ったのは、何と守康だった。
中間報告に出された映像も「検証に値する」と、病院の海崎事務長を睨み付ける。

何故か教授行きつけの激辛ラーメン店に、守康もついてくる。
「私から見ればあなた方の方が邪魔だった」と言い、病院関係者が調査協力を拒むのは自分のせいではないと主張、むしろ残りの委員たちが病院側と通じていると読んでいた。
「映像を見てから考えてみた」と話し始める守康。
炎に火災報知器が反応したに違いないと考え調べると、確かに4時5分火災報知器が鳴ったと警備員が証言してくれた。
誤作動だと言われて、手術室には入れなかったとのこと。
「やっと気づいたのね」と教授。
16時5分、患者の胸が燃えてしまい、その処理に16時45分までかかった。
不自然だから、記録上は16時12分に手術が終了し、ICUに移動したと口裏を合わせたに違いない。
しかし、守康は「映像の情報源がわからなければ勝ち目がない」とぼやく。
炎の科学的な立証も必要だ。
教授と守康が平然と激辛を平らげているので「どうしてそんなに平気なんですか」とうめく野津田。
教授が間違えて水のコップにお酢を入れてしまい、ますます悲劇になるのだった。

内部告発は元医師

手術室での出来事を熟考している天ノ教授。
しかし再現実験の失敗からして、覆布が炎上することはありえない。
教授は、椎名医師が手術中、何か液体を患部にかけていたことを思い出す。
「私、失敗しちゃった」と気づいた教授！

守康弁護士を呼び出し、電気メスを渡す教授。
「こんなものでいくら時間をかけても」と半信半疑の守康だが、人工皮膚に少し電気メスを当てただけで炎が！
火の大きさに驚く守康、覆布で沈下する教授。
「こんな間違いが起きないだろうということが、現実に起こったのです」と穏やかに笑う。

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天ノ教授は奇策に出ることにする！
仙石元医師に記者をけしかけたのだ。
「あなたのせいで患者がなくなった」、「ミスの責任はどう取るつもりですか」と押し寄せられ、驚く仙石。
「信じてください、私じゃないです！」と叫び、証拠はあるとUSBメモリをかざす。
本物だと言いながら記者の手に渡した…と思ったとき。
「カット！OK！」の声がかかる。
何と、記者たちは偽物、そして天ノ教授と野津田だった。
サングラスをとった教授に、「お前らいいと思ってるのか」としゃがみこむ仙石。
「私、真相究明のためならば手段を選ばないので」とニッコリする教授だ。

「隠すことがみんなのため、病院のため」と仙石に圧をかけたのは海崎事務長だった。
真実の重さに耐えきれず、内部告発に出たが、裏切り者だとばれるのが怖かったと言う仙石。
“トカゲの尻尾切り”で病院を辞めたという仙石に、「嘘をつけないタイプだから組織に邪魔にされたのだ」と励ます教授だ。

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科学的証拠は揃った。
教授は最後のツメに、開発途中のエモーション・トレースカメラを使うことに決め、調整を急ぐ。
助っ人は共同開発者の南雲博士だ。
母娘のパワーが結集し、カメラは無事、朝までに完成する。
早速仲が悪い2人を、秘書の志保と助手の郁美がフォローする。

失敗の根本原因は？

事故調の最終報告日。
いつもの会場で記者会見を待つ委員3人と海崎事務長に対し、教授と守康弁護士は遺族を招いて手術室で会見準備をしていた。
海崎たちのいる部屋には、エモーション・トレースカメラが設置され、隠ぺいに関係した4人の腹黒い感情が色で撮影される。

中央手術室で始まった記者会見。
守康委員長の司会で、事故の全貌が明かされる。
仙谷氏から提供という前置きで、天井カメラ・手術台上のカメラで撮影した手術の映像が大きなモニターに映る。

手術で胸を閉じる直前に電気メスで患部を止血しようとした瞬間に大きな炎が上がる！
オペ室内のスタッフが逃げ惑っている！
炎の要因は、少し前の映像で解説される。
看護師が液体をボトルから吸い上げて医師に渡している様子だ。
アルコール消毒液と、生理食塩水が並んでいたが…。
患部を洗浄するための生食塩水ではなく、アルコール消毒液を差し出したのが、炎の原因だったのだ。

再現実験は、仙石元医師が担当してくれる。
液体を患部に撒き、電気メスを当てたとたん。
人工皮膚に大きな炎が上がる！
手術室内にどよめきが起きる！

アルコール消毒液と生理食塩水は、ボトルが似た形状であったために、取り違えられたのだ。
ナースステーションで会見をモニターしている看護師や椎名医師は泣き出崩れていた。

続けて病院の隠ぺい工作について語る教授と守康。
守康が海崎に連絡を取り、会見や実験がテレビで中継されていると教える。
「これ以上の隠蔽は無駄ですよ」と言われ、慌てふためく3人の委員と海崎の動揺が、色で写しだされる。
「極度の焦り」を示す紫に、「怒り」の赤も混じっている様子だ。

隠蔽の事実に加え、「ヒューマンエラーは結果であって、根本的な原因ではない」と語る天ノ教授。
モニターに勤務表が写し出され、医療関係者の過重労働の実態が明かされる。
今回執刀した椎名医師も、手術ばかりの働きどおし、看護婦も慢性的に不足している厳しいシフト状態だった。
過重労働による疲労の蓄積が、ミスを引き起こしたのだ。
「失敗が、すべての人にとって、何かの終わりではなく始まりであってほしい、そう願っています」
教授がそうまとめた会見だった。

・　・　・

関係スタッフや隠ぺいを企んだ者は処分が下される見込みだ。
納得した様子の遺族は、これ以上訴訟などはしないと言い、真相解明に感謝する。
「私たちにお礼はいりません」そう笑って去って行く、天ノ教授と追いかける野津田だった。
帰り道、取り違いに気が付いたのはお酢と水がキッカケだったと聞き、「僕のおかげじゃないですか」と笑う野津田だ。

天ノ教授の「熱血大陸」

楽しみにしていた榎波たち制作の『熱血列島』放送日。
ワクワクしていた分、研究室の面々は不満タラタラだ。

『美人工学者』と天ノ教授を紹介して朝から密着している感じは良かったが…。
書類を落とした時のミスなどは映っているが、ジコチョーの様子などは全部カットされている。
エモーション・トレースカメラについては南雲博士の解説が取り上げられるが、助手の郁美は映っていない。
野津田に至っては教授を記者の一群から守るシーンだけだ。
『今日も天ノ真奈子は世の中の失敗に立ち向かい、さっそうと街を駆け巡っている』
そう締められてもちっとも嬉しくない一同。

「肝心の失敗学の中身、どこ行っちゃったの」と抗議の電話をかける教授。
しかし榎波から「守康弁護士の肖像権が引っかかりまして」と説明され、「あいつ！」とうめく。
さらに「例の請求書はどなた宛に？」と言われ、思わず電話を切ってしまう。
仙石をだますために記者会見の一芝居打った費用が、250万円だというのだ！
さらに南雲博士からの請求書の金額が462万円！
「親でもないから」などと教授が言ったからだと、秘書の志保が怒り出す！
笑顔で、エレベーターで逃亡してしまう教授だった。

ドラマ「ミス・ジコチョー-天才・天ノ教授の調査ファイル-」5話の感想

途中まで天ノ教授が解任、検証も失敗かという感じで、病院側の勝ちで終わるのではないかとハラハラしましたが、無事真相にたどり着けてホッとしました。
お酢と水の間違いがヒントというのは面白かったです！

火傷で亡くなった佐竹氏の遺族たちも、真相が解明されたことで悲しみと共に感動している様子もあり、病院側の過重労働も今後厳しく監視されることでしょう。
1人の患者の犠牲が未来に生かされることになった、本当に素敵な結論だと思いました。

「白い巨塔」的なドロドロしたお偉方がガツンとダメージを受けたのも、痛快でよかったです。

実は守康弁護士がいい奴だった！？

てっきり病院の利害を代表していると思われた事故調委員長の守康弁護士が、実は公明正大な立場だったという展開は面白かったです。
さすがに医師免許を持っているだけあって、利益に流されてはいなかったのですね。
演じている寺脇康文は、なんといっても「相棒」の熱血刑事の印象が強いですから、今回悪徳弁護士役ではなくて、ほっとした感じがしました。

しかし、利害に関してしっかりしているのは違いないですね。
せっかくのテレビ取材が、守康弁護士のうるさい肖像権の主張で骨抜きになってしまったのは、天ノ研究室にとって残念でした。

８プリ（エイトプリンセス）出演でファンから歓喜の声！

八王子のご当地アイドル８プリこと「エイトプリンセス」が出演してファンの間では歓喜の声が上がっています。

『熱血列島』のシーンで、４プリ～との小ネタも含んでの出演でした。

また、エンドロールに個人名が出ていう喜びの声も。

みんな放映された事に喜んでるけど、
勿論嬉しいんだけど、本当に凄いのはエンドロールに(個人名)名前が出たってことなんす。

天下の国営放送NHKにエンドロールで出るのは、この8プリメンバーが今後も起用するタレントリストに追加されるって事なんす。#8princess pic.twitter.com/2zkmzCynWt

— ﾀｶﾋﾟﾝ・ｵﾌﾞ・ｼﾞｮｲﾄｲ (@takapin072) November 15, 2019

役者の中では、NHKの作品に出演するというのは一つのハクがつくという考え方があります。

プロフィールの経歴にNHKの出演があると強いという見方がありました。特に朝ドラと大河は最強の枠というのもありましたが。

ちなみに、プロフィールの経歴にかけるかどうかの基準もエンドロールに名前が出るかどうかでしたので、やはりエンドロールに個人名が出るというのは大きいですよね！

８プリは地元のアイドルということで、地元のイベントに多数出演しています。

ウチの子が持って帰ってきました。
学校で配られたようです。
お子さんの居る八王子市民全ての目にとまっている事でしょう。
これで八王子の小学生はみんなオレンジとフラチナ族の予備軍みたいなものですよ！

なんと小学生無料ですからね。
行ってみたらいかがですか？？#8Princess#フラチナリズム pic.twitter.com/So5RNByhoA

— みおパパ (@miopapa_mio) November 12, 2019

今後の予定もありますので、八王子に行く機会があればチェックしてみてはいかがでしょうか！？