これは経費で落ちません-6話 ネタバレ感想

NHKドラマ10の「これは経費で落ちません!」の第6話、「うさぎとタイガーの巻」の、あらすじと感想をお届けします。
今回は森若沙名子もタジタジ、虎と狼かと思われるような、女同士のバトルが勃発です。
経理部に中途入社の麻吹美華と、秘書課の有本マリナのバトルが、あまりに毒々しく面白いのですが…。
沙名子もきっと頑張ってくれると信じて、あらすじを追っていきましょう!

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ドラマ「これは経費で落ちません!」6話のネタバレ!

新メンバー・麻吹美華

なかなか強烈なキャラクターやって来た。
麻吹美華、特技は乗馬とカリグラフィー、好きな言葉は『平等・法令遵守・相互利益』。
早速、権限の問題からペーパーレスか否かまで、改革を叫び大いに経理課をひっかきまわす。
「改革は経理部の仕事ではありませんので」と森若沙名子。
新発田経理部長と佐々木真夕はタジタジ、田倉勇太郎はうるさいからと会議室に逃げてしまう。

特別枠の有本マリナ

秘書課からの有本マリナから呼び出され、美華を連れて行く沙名子。
美華は有本が自分で経理課にやって来ない特別扱いや「ごねた方が得をする」状況が耐えられない。
フェアに変えたいと言うが、経理部長からは秘書課の案件は「社長の昔なじみの顧客もかかわるのでアンタッチャブル」と釘を刺される。
「マリナの言い分を認めた方がイーブン」という沙名子に、美華は「同士だと思ったのに、私の見込み違いだったみたいです」と去って行く。

退勤時間、太陽が沙名子を呼び止めて「30分で済みます」と、中華まんのお店に誘う。
食べながら、つい愚痴ってしまう沙名子に、打ち明けられて嬉しそうな太陽だ。
「沙名子さんは仕事ではめっちゃクールだけれど、本当はとても優しい、可愛い人だ」と迫ってくる太陽。
肉まんを食べたのに…と思わず逃げ出す沙名子。
「何これドラマみたい!」と思いながら、走りまくって帰宅するのだった。
全く眠れなかった沙名子は、翌朝寝坊して9時半に起きることになる。

タイガーvsアンタッチャブル

「やってしまった」と大あわてで出社する沙名子を待ち構えていたのは、美華のせいで険悪な経理課だった。
しかも、マリナからは『メールの誤送信を消してください、決して見ないで』との付箋メモが届いていた。
みかど旅館からの、石鹸と化粧品と乳液一括購入で25万円、現金で売上金を持ってきたマリナ。
なぜ秘書課が売上げをと相変わらず文句を言う美華に、「特別枠は社長案件だから」と説明する新発田部長。
しかし、納得のいかない美華はデータを調べ「半年前の案件の注文書偽造」を発見してしまう。
マリナが九州出張に行ったのは半年前なのに、なぜ今九州のみやこ旅館から注文書が来て売り上げがあるのか。
「うさぎを追うな」とたしなめた沙名子の声に耳を貸さず…。
マリナを断罪するネタを、新島総務部長にぶつけた美華。

ところが見事な反撃を食らってしまう。
マリナは「誤送信のメールが証拠だから」と、みやこ旅館の社長が入院していたため、入金の遅れをカバーしていたと証言。
疑惑は会ったものの、社長の口添えでマリナの勝ちとなり、マリナは美談扱い、美華はみんなの前でマリナに頭を下げることになる。
「わかってくれればいいのよ」と、悠然としている有本。
スーツの裾をつかんで、堪える美華。
美華はマリナの「精神的苦痛」の訴えで、社長から厳重注意を受けたらしい。
「憶測で有本さんを疑うのはアンフェアでした」と落ち込む美華を見て、沙名子のモヤモヤが爆発する。

変わらなきゃ、沙名子!

「おしまいにしてしまって良いのでしょうか」と言い出す沙名子。
一応、部下想いを装う新発田部長に「注文書の偽装は不正行為です」と進言し、いい手段があると提案する。
マリナと対峙した沙名子と美華。
まずはメールとお中元の送り状を並べ、マリナが「みかど旅館の社長が入院」というやり取りをねつ造したことを論破する。
居直って「証拠もない憶測だけで!」と怒って見せるマリナ。
それを受けて、沙名子は「有本さんが半年前に切った25万円の領収書」のFaxコピーを見せる。
“特別枠”に直接の問い合わせはNGだが、先方から送られてくるFaxはマナー違反ではないし、立派な証拠だ。
しかもマリナは、実際にはみかど旅館25万円の他に、いずみ温泉旅館22万円・粂野山荘25万円と、計72万円もの不正を行っていたのだった。
ため息、舌打ちして「ねぇ、楽しい、人の人生めちゃくちゃにして?」と居直るマリナ。
しょんぼりする沙名子を「犯罪を隠しながら一生過ごすという最悪の人生から救ったんですよ!」とかばう美華だった。

・ ・ ・

結局マリナはクビにはならなかったが、今後経理処理は持参、特別枠も記録を共有することになった。
美華も少し丸くなり、田倉や真夕とも打ち解けて経理課に平和がやって来た。
落ち着いた沙名子は、太陽に謝ることにする。
沙名子が気を悪くしたと信じていた太陽。
「変わらなきゃ!」と思いつめる沙名子は、緊張しきった変顔でキスを待ち構えてしまう。
つい笑ってしまった太陽は、沙名子の頭をポンポンとする。
「ゆっくり行こう」と太陽。
追いかける沙名子は、頑張って後から太陽と手をつなぐ。
鼻息が荒い沙名子を見て、また見て笑う太陽だった。

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ドラマ「これは経費で落ちません!」6話の感想!有本マリナ(ベッキー)vs麻吹美華(江口のりこ)

有本マリナ(ベッキー)vs麻吹美華(江口のりこ)が濃すぎて、従来のメンバーの魅力が吹っ飛んでしまうかと思いました。
でも最後は沙名子がしっかりキメてくれたので、ちょっと安心しました!
2人とも凄い迫力で、負けた時にもちっとも魅力が薄れない強烈なキャラクターに、「あっぱれ!」と感じました。

しかし、もし沙名子が「ウサギを追う」の覚悟を決めなかったら、会社としても歪んだままだったと思われるので、実はかなりマズい状況だったんだな、と思います。
沙名子の活躍で美華は無事経理メンバーに残ってくれ、田倉や真夕とも馴染みそうなので、今後も良い仕事をしてくれそうですね。
苦労しそうな沙名子には悪いですが、かなりワクワクします!

森若沙名子と山田太陽、ついにキス?!

それにしても、沙名子と太陽の恋が、急接近したとはいえ意外に進まなくて、面白かったです。
中華まんデートは、プライベートを大事にする沙名子にとっていい選択でしたが、キス向きではないですよね。
沙名子のキスを拒む動き、最後にはキスを待ち構える顔も、面白かったです!

第7話では、太陽のかつての知り合いらしい女性が新登場です。
「あなたの番です」のDV看護師・桜木るり役など、最近癖のある役で大活躍の女優さん・筧美和子ですね。
大いに引っ掻き回してくれるだろうと楽しみですが、沙名子の立場から見ると、かなりの脅威ですね!

これは経費で落ちません!の見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツに記載しています!

また1話から最終回のネタバレと感想もまとめていますのでよろしければあわせてご覧ください!

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