ドラマ「TWO WEEKS」Episode.8の、あらすじと感想をお届けします。

灰谷(磯村悠斗)が逮捕され、いよいよ無実が証明できるはずの結城大地(三浦春馬)、真相にたどり着くと期待した月島楓(芳根京子)。
しかし、そう一筋縄ではいかないのが柴崎一味です。
またもや困難に直面した大地を、はなとの電話が奮い立たせます!

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ドラマ「TWO WEEKS」8話のネタバレ!

灰谷逮捕、しかし計画は失敗に

月島楓と共闘し、灰谷を逮捕して結城大地を逃がす選択をした有馬海忠刑事。
「この男の供述が取れれば、結城の無実がわかります!」と警察署でも言い張るが…。
しかし、灰谷は一切を語らない。
楓は灰谷にかかってきた携帯に出て、柴崎要に挨拶する。
柴崎は携帯からアシがつくか、灰谷が口を割ることはないだろうが…と気をもんで、手を打つ。
しかし、久我早穂子議員に「使えない道具」扱いされ、イラつくのだった。

骨髄移植準備で、気持ち悪くなることが増えた、はな。
心配する青柳すみれに、大地から電話がくる。
すみれに会いに行った大地は「あの刑事が力を貸してくれた」と、灰谷逮捕のいきさつを話すのだった。
大地の謝罪を素直に聞くすみれ。
はなへのプレゼントを受け取り、すみれは自分が大地に手作りクッキーをプレゼントした幸せな頃を思い出すのだった。

有馬の取調べに「俺は何の容疑で逮捕されたんですか?」と居直る灰谷。
灰谷は、柴崎から救いが来るのを待って、引き伸ばしていたのだ。
弁護士が現れ、灰谷は釈放される。
「被害者(結城)が不在、証拠不十分、違法逮捕とねじ込まれた」と、有馬の上司が諦めたのだ。
有馬は結城大地の冤罪を訴え、黒幕の存在を言い立てるが「私情を挟むな」と戒められてしまう。
楓の部屋で待っていた大地に、「失敗でした」と報告する無念の楓だ。

柴崎は戻ってきた灰谷に嫌味を言い「失敗は命であがなえ」と部下にも脅しをかける。

はなとの電話

有馬が見舞いに来て、すみれと話している頃…。
1人起きたはな。
母親の携帯が手元にあるのを見つけ、“はなのパパ”に電話をかけてしまう。

質屋に忍び込んだものの、仕掛けた録音機材にも手掛かりがなくうなだれていた大地。
「パパですか?パパなんでしょ?」との電話に我に返る。
「私は(パパだと)ずっと知っていたよ」というはなの声を聴き、愛情がこみ上げる大地。
4日後、手術の日に会おうと固く約束する2人だ。
はなは「待ってるね!」と言い、すみれが来たので急いで電話を切るが、幸せそうだ。
大地は、はなのヌイグルミを抱きしめるのだった。

・ ・ ・

8/29、手術まであと4日。

楓は上司から謹慎を言い渡される。
マスコミ対策として、クビは免れた様子。
8年前の久我議員の疑惑の資料を持ち出し、手助けしてくれる角田事務官にも関連資料を集めるように依頼。
そこに大地から電話がかかり、柴崎に「揺さぶりをかける」と言い出す。
大地は柴崎の部下・久留和店長を狙うことを提案。
店長に電話をかけ、ホンダから柴崎が真犯人だと聞いたと告白、「次に身代わりになるのはお前だぞ」と柴崎の恐ろしさを言い立てる。
切れたた電話に向かって、動揺する店長だ。

時間を空けず、有馬刑事と乾刑事は質屋をあたり、ホンダ達にしつこく質問する。
その話を聞いた久留和店長は、「お前らのせいで俺の身が危うい」と、“動画のコピー”の存在を口走る。

それを、大地の仕掛けた録音機がしっかり拾っていた。

久我早穂子議員の本性

楓はひたすら資料を読み込んで、久我早穂子議員に会いに行く。
息子とのビデオ通話でなごんでいた久我。
楓は「私を助けてくれたのは、私を利用するためだったのですか」とぶつける。

8年前に医療機器メーカーの臨床実験で死亡事故があり、楓の父は久我が関わっていることを突き止めていた。
厚生労働省の認可を急いでいた久我は、楓の父の“処理”を柴崎に依頼したのだ!
柴崎と手を組んだことを責める楓。
泣き出す楓に「私は今も昔も私のまま」と、平然と笑う久我。
「理想を実現するためには小さな犠牲もやむを得ない」と言い出す。
結城大地の娘を見殺しにすることを責める楓。
「でもプロジェクトは、たくさんの命を救う」と主張する久我。
「早穂子さんだって病気の子を持つ母親じゃないですか!」と楓。
ついに久我は、楓に冷徹な面を見せる。
人はみんな身勝手だと言い、「あなたは検事じゃありません!私怨のために検事の立場を利用しているだけ」と一刀両断する。
呆然とする楓。
「早穂子さん、あなたは私の憧れでした。今までありがとうございました」
「コチラこそ」
決別宣言をかわす2人だった。

久我議員は柴崎に「月島楓に宣戦布告された」と言いに行く。
「愛人を殺したりするから」とグチり、結城の“処理”に時間がかかっていることを怒る久我。
「私は手を差し伸べない」と、非情さを見せる。
「その時にはあなたの足にしがみつく」と、にらみつける柴崎。
柴崎は2人の密談の“動画のコピー”が手元にあることを久我に伝える。
笑って見せる久我。
「あなたの権力の半分は私のものだ」と主張する柴崎に、平手打ちをくらわせるのだった。

大地、潜入捜査へ!

地道に聞き込みを続ける有馬刑事らは、ついに柏木愛のマンション付近に、車載カメラを着けている自家用車を発見!

刑事たちが事件を調べなおしている報告を受けた柴崎。
秘書の間宮は冷静に行動するが、「俺の大切な片腕」と言われても不安な久留和店長だ。

大地は“動画のコピー”について語っている隠し録音を楓に聞かせる。
柴崎の自宅に“動画のコピー”があるはずと踏んだ大地。
一方で、何故柴崎がはなの手術の日まで4日間待って自分をつかまえないのかと気になっていた。
楓はまさに4日後の9/2に、久我の『ディアチャイルドプロジェクト』に認可が下りることを思い出す。
だからこそ大地の口を封じようと、早々に消そうとしているのだ!
その時、有馬から楓に電話が入り、柏木愛殺害日にマンション前に立つ、柴崎要の映像があったとわかる!

・ ・ ・

8/30、手術まであと3日。

すみれは、はなに大地からのリボンを渡す。
「パパから」とすぐに見抜くはな。
嬉しそうなはなに、切なくなるすみれだ。

有馬刑事は柴崎を任意で取調べ室に呼び出す。
食えない態度の柴崎に映像を見せ、「詳しく説明してもらいましょうか?!」と迫る有馬。
車載カメラの映像では、大地が倉庫に呼び出される頃には、柴崎が愛のマンションに到着していることがわかる。
しかも30分後に出てきた柴崎は、違うスーツとシャツを着ていた。
返り血でも浴びたのだろうか?

有馬が柴崎を拘束している間に、大地は柴崎の自宅に忍び込む。
強固なセキュリティは、かつて部下として住み込んでいた当時の記憶で解錠する!
必死に書斎を捜索するが、そのうちに柴崎が帰宅。
柴崎と大地の目が合う!?

そのころ、灰谷はすみれにわざとぶつかり、顔を確認していた。

はなは、カウントダウンの「3」にアイスクリームのシールを貼り、嬉しそうに大地からのリボンを眺めている。

……タイムリミットまであと2日!……

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ドラマ「TWO WEEKS」8話の感想

はなからパワーをもらって、次の手立てを考える大地のたくましさが良かったです。
8年前にこのバイタリティがあれば…と悩ましく思ってしまいますが…。
やはり男性にとって、お腹の中の見えない赤ちゃんよりも、実際に笑いかけてくれる娘に対する愛情の方が何倍も大きいのですね。

すみれが、大地と有馬に引き裂かれているような様子は、切なかったです。
有馬も2人の中がギクシャクしていることをわかっていながら、無理に自分を奮い立たせようとしている感じがありますよね。
自分のライバルを守るために柴崎と対決することになった有馬の苦悩も、強く伝わってくる回でした。

悪者がはっきりわかっているドラマでも面白い!いよいよ久我早穂子議員が本性を見せる!

ついに久我早穂子議員が、曲者ぶりを暴露し始めました。
さすが黒木瞳、見ごたえのある演技です!
月島楓とは決別宣言となる言い合い、柴崎には切って捨てる発言をして、逆に動画のコピーをちらつかされて平手打ちを返します。

しかし、どうして楓は、久我との対決の録音を取っておかなかったのでしょう?
「小さな犠牲はつきもの」「(結城の)娘さんは気の毒だけれど」などという音声は、久我の動きを封じるのに十分だと思うのですが…。
楓の正義感か、それとも本当は録音していたのか、気になります!

柴崎の自室でついに1対1で対面した大地。
しかし、ここから予告画面の久我議員との接触シーンへと進むまで、どんな手で切り抜けるのか興味津々ですね!

ドラマ「TWO WEEKS」の見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツにまとめています。

1話からのネタバレと感想もまとめていますので、よろしければ併せてご覧くださいっ!

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