昭和元禄落語心中、ドラマ

第6話「決別」のネタバレと感想をお届けします。

二代目助六(山崎育三郎)のもとを訪れた菊比古(岡田将生)は、みよ吉(大政絢)の意向で落語を辞めたという自堕落な助六を叩き直そうという勢いです。

少女の小夏も嬉しそうで、3人はみよ吉不在のボロ屋で楽しい時間を過ごします。
しかし徐々に破局の足音が近づいてくるのです。

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ドラマ「昭和元禄落語心中」6話のネタバレ!

助六を仕立て直す日々

助六はみよ吉のいないボロ屋で、乱れた生活を送っている。
落語は捨てたという助六に「お前さんの落語が必要だ」と説得する菊比古。

まずは借金の清算、掃除、仕事と、助六を叩き直すことが始まる。
小夏も菊比古に気を許し、みよ吉が助六に落語をさせないこと、自分も父の本気の落語を聞きたいことを語る。

宿屋の風呂掃除の仕事をし、菊比古はたまに小さな噺会を開き、3人は幸せな日々を送る。

落語会の準備

菊比古は、亀屋旅館から温泉客相手の落語会を依頼される。
これこそ助六を立て直す好機と、引き受ける菊比古。

一方神社で密会する助六とみよ吉。
お金を渡すみよ吉は、助六の変化に気づいている。
「3人でやり直そう」という助六は、菊比古が来ていることは口に出さないのだった。

2人で風呂掃除のついでに浸かってしまう助六と菊比古。
昔菊比古が風呂で泣きだした話、少人数相手の落語会の楽しさを語る。
助六は「二人会」を承知しない。
みよ吉のためか、でも借金はあるんだぞ、と脅すしかない菊比古。

朝早くから洗濯をして働く、小夏の髪を切ってあげる菊比古。
ねだられて「野ざらし」を話し始めるも、小夏は釈然としない。
そこに助六が乱入。

小夏は助六のノリが大好きなのだった。
菊比古と助六2人の夫婦役のやり取りに、すっかり満足する小夏。
日本一!と助六にいう小夏だった。

夜、菊比古が助六を説得していると、小夏は起きてきてしまう。
小夏は助六の本気の高座が見たい、東京で大きな寄席で演じてほしいと譲らない。
助六は「わかったから」というしかないのだった。

大成功の二人会

有楽亭菊比古・助六、二人会。
はしゃぐ小夏。
松田も駆けつけ、手伝ってくれる。
「助六師匠を待ち焦がれている」というセリフに、後には引けなくなる助六。

先に菊比古の「明鳥」。
良くウケを取る、活きのいい菊比古の落語を楽しむ小夏、食い入るように聞く助六。
大ウケで「おさき」と上がってくる助六を、いい噺家になった、と迎える助六。

菊比古は、亡き七代目八雲師匠の羽織を助六に着せ掛け、エールを送る。

黒紋付の助六は「芝浜」
意外にも笑わせにいかない人情話。
客を引き込む腕前は見事なものだ。

酒を飲まない主人公の“夢になると、いけねえ”という言葉に実がこもっている。
「日本一!」と小夏は大喜びだ。

客席の陰には、涙をはたいて立ち去るみよ吉。
実は仕事仲間からチラシをもらい、二人会を知っていたのだった。

落語会の打ち上げで酔って幸せそうな助六と菊比古。
「東京で師匠の屋敷で暮らそう」と菊比古は誘う。

「一人になりたいって言ったじゃないか」とちゃかす助六。
菊比古はただ分かち合う人の間で、落語をする楽しさを知った、とのこと。
料簡が合った、と喜ぶ助六だった。

菊比古とみよ吉と助六…悲劇

眠ったように見える助六のそばにいた菊比古に、お客からの呼び出しがかかる。
待っていたのは、みよ吉だった。
「やっと来てくれた」というみよ吉に「みんなで東京に帰ろう」という菊比古。

しかし、みよ吉は、菊比古と2人だけの上京を求める。
こじれたのは自分のせい、と謝る菊比古に、抱き着くみよ吉。
ついキスしてしまう菊比古。

「いっそのこと死のう」と窓辺から暗い渓谷を見下ろすみよ吉。
そこに、飛び込んでくる助六。
「死のうなんざ、冗談でも言うもんじゃねえ」という助六に、みよ吉は菊比古の来訪を隠していたことを怒る。
助六は落語抜きでやり直させてくれという。
「芝浜」ができてもう十分だ、という助六の涙に、菊比古は何も口をはさむことができない。
菊比古が初めて見る助六の涙。

その時。
みよ吉の寄りかかる手すりが壊れ、みよ吉はバランスを崩し、落ちてしまう。
とっさに動けない菊比古。

間に合ったがみよ吉を抱え、落ちそうになる助六。
2人は菊比古の片手だけで支えられることになる。
支えきれないと見た助六は「手を離せ!」と叫ぶ。

「俺が地獄に連れて行ってやる」と菊比古の手を引きはがし…
2人は落ちて行ってしまった。
また、捨てられた、と嘆く菊比古。

小夏と松田と共に東京に戻った菊比古には、落語協会会長から「八雲襲名」の言葉が待っていた。
ふと暗い寄席をみると、助六の声ばかりが浮かぶ。
涙を浮かべ「助六が焦がれた八雲の名前と心中しよう」と決める、菊比古だった。

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ドラマ「昭和元禄落語心中」6話の感想

二人会に向けて、あんなに幸せそうな菊比古・助六と小夏・松田だったのに…。
後半の出来事は予想されていたとはいえ、やはりショックです。

みよ吉は潜在的にずっと死にたがっていましたが、結末は「事故」でしたね。
それなのに、どうしても「捨てられた」と考える菊比古。

菊比古の孤独も、子供の時からのトラウマですが、三角関係のうちの2人ですから…。
これ以上ない辛さですよね。

蛇のような女・みよ吉に戦慄!

「あなたのせいで」と菊比古に抱き着くみよ吉が、すごくきれいで色っぽいのに、まるで蛇のように、気味悪く恐ろしく思えました。

抱き着いている、というより、菊比古にまとわりついているかのようです。
落ちたのは故意にではないのですが、まるで助六の命をからめとっていくような感じでした。

 

ドラマ「昭和元禄落語心中」の見逃し動画の配信状況!

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昭和元禄落語心中の動画配信を見る方法は3つ。

一つは違法にアップロードされているサイトで見る方法。

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