坂口健太郎さん演じるちょっと風変わりな弁護士・黒川拓が主人公のヒューマンリーガルエンターテイメント「イノセンス」、いよいよラストまで放送も残すところわずかになりました。
一気にクライマックスへと進む第8話にベテラン実力派女優の星野真里さんがゲスト出演することが決まりました。
演じている時はまさに「憑依型女優」として言ってもよい熱い演技をする星野真里さんですがバラエティー番組では苦手なしゃべりが空回りし、可愛らしく面白い一面もお持ちの女優さんです。
そんな星野真里さんについてご紹介いたします。
イノセンス8話ゲストに星野真里!式根大充の娘・松ケ下玲子の役どころ!
第8話は主人公の黒川拓(坂口健太郎さん)と和倉楓(川口春奈さん)が24年前に起きた毒物混入事件で死刑判決を受け服役中でかつ、余命残り少ない犯人の再審請求をするというストーリーになっており、星野真里さんはその中でその服役中の死刑囚・式根大充(片岡鶴太郎)の娘 松々下玲子を演じています。
玲子は式根が逮捕されてから犯罪者の娘としてマスコミに追われる生活をしており、もうそっとしてほしいと黒川や和倉に頼みます。
その娘の気持ちに対して黒川はどうするのかが見どころの一つです。
今回の出演について星野真里さんはこのように述べています。
今回演じさせていただいた松ケ下玲子という役は重い過去を持った女性でした。
その過去が彼女にとげとげしい言葉や態度を取らせているんですが、お芝居でもそのような言動が多かった分、演じるにあたり少し疲れてしまう面もありました。
でもだからこそ、その分大事に演じさせていただきました。
見終わった後、何もかもすっきりすることはもしかしたらないかもしれませんが、それでも「頑張って生きていこう」という気持ちになっていただけたらうれしいです。
出典 https://mantan-web.jp/article/20190301dog00m200064000c.html
松ヶ下温泉は、東京都式根島の温泉!
イノセンスはゲストも含めてキャストの名前にすべて温泉名が入っていますが、星野真里さん演じる玲子の名前「松ヶ下」温泉名で、東京都 にある松ヶ下雅湯温泉という実在の温泉地の名前なのです。
そして松ヶ下雅湯温泉があるのは東京都の式根島の中ということで、父である死刑囚・式根は式根島から名前を取っています。父の名前と娘の名前を実在の土地の名前で関係させるという面白いネタが混ざっています。
星野真里の出演作品やプロフィール
星野真里さんは、幼い頃に弟さんが子役をやられているのに刺激を受け7歳で自身も劇団に所属し、子役と活動していました。
1995年、テレビドラマ『春よ、来い』でデビュー、同年人気作品の『3年B組金八先生』 に、主役の金八先生の娘、坂本乙女役が話題になりました。1997年には昼ドラマ『WHO!?』で連続テレビドラマ初主演を果たしています。
出演作の中で星野真里さんを一躍有名にした作品は「新・星の金貨」ではないでしょうか。
この作品は1995年に酒井法子さんが主演で社会現象となったドラマのリニューアルバージョンで2001年に放送されたテレビドラマです。沖縄の孤島に生まれ育ち、5歳のころに母親と生き別れて、しかも生まれつき耳が聞こえない、話すことが出来ない可哀想な少女の役を演じていました。
そんな彼女と恋に落ちる相手役には実力派俳優の藤原竜也さんが演じ、二人の演技力の高さで切なくも最後は感動的な作品になっていました。星野真里さんは耳の聞こえない障害を持ち、暗い過去も持つ少女の役を見事に演じており、本当に障害を持っているようにしか見えなかったのが印象的です。
若いころから実力派として活躍していたのですね。でも実はこのドラマ当初は歌手の鈴木あみさんが演じる予定だったのですが、撮影直前で降板したため急に星野真里さんに役が巡ってきたそうです。
急なキャスティングにも関わらずチャンスを掴み、同ドラマの主題歌「ガラスの翼」でCDデビューまでして、さらに人気を集めました。
2011年にはTBSアナウンサー高野貴裕とご結婚されて、2015年に娘さんをご出産されている一児のママでもありますが、出産後も精力的に女優業時折バラエティー番組などに出演するなど変わらぬ活躍をしています。
まとめ
今回は、イノセンス8話で松ケ下玲子役としてゲスト出演されるベテラン女優星野真里さんをご紹介しました。
同8話には、同じくベテラン女優の酒井美紀さんが榛名由美役で出演されます。
元々演技力の高い女優さんですがプライベートで結婚や出産を経てその経験を活かし、さらにリアリティーのある深い演技をされています。
今後も星野真里さんが演じる役達に期待していきたいですね。