2019年冬のドラマは、大石静さん脚本の『家売るオンナの逆襲』からスタート!
家売るオンナの逆襲は大ヒットの家売るオンナの続編。
新たなメインのキャストとして、松田翔太さん演じるイケメン不動産留守道を演じて話題になっています。
2019年も大活躍ですね。
大石静さんの2018年の締めくくりは大恋愛からでした。
仕事に恋に順調な34才の女性医師が、若年性アルツハイマーに侵されながらも運命の相手に出会うという切なくピュアな恋愛を描いた2018年秋注目のドラマです。
大石静さんの脚本といえば、数々のヒット作を生んでおり、さらには大石静さんの脚本でブレイクしている役者さんも多いです。
ここでは、脚本家大石静さんのプロフィールや代表作を紹介していきます。
大石静のプロフィールと受賞歴
大石静さんは、1951年9月15日生まれ、東京都出身の脚本家。
大石さんと言えば数々の名ドラマを生み出し、視聴者の心を掴んできた日本を代表する名脚本家です。
そんな大石さんは、1974年に日本女子大学を卒業。1986年に『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で本格的に脚本家としてデビューされました。
1996年…NHK連続テレビ小説『ふたりっこ』で第15回向田邦子賞を受賞。また同作品で、第5回橋田賞を受賞。
2008年…『恋せども、愛せども』で文化庁芸術祭賞テレビ部門(ドラマ部)優秀賞を受賞。
2011年…『セカンドバージン』で東京ドラマウォード2011脚本賞を受賞。また同作品で、放送ウーマン賞2010を受賞。
これまで数々の賞も受賞しています。
大石静脚本の感動ドラマ5選!
ここでは、大石静さん脚本のおすすめドラマ5選を紹介します。懐かしいものから最近の作品までを取り上げてみたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
『ふたりっこ』
1996年 NHK連続テレビ小説
出演者:岩崎ひろみ、菊池麻衣子、手塚里美、段田安則
双子であれども、幼少期から全く性格の違うふたりを主人公にした脚本。大阪市の天下茶屋を舞台に、ふたりの成長模様や大人になってからの人間関係を描いた作品です。
破天荒でやんちゃな性格の姉・香子は、将棋に情熱を持っていた。実家の豆腐屋を継ぐために将棋を諦めていたが、森山と出会い、再び将棋を志す。森山と結婚したが、流産をきっかけに離婚。ラストは、元夫・森山と将棋界で勝負をするという展開。
一方、まじめで優等生の妹・麗子は京都大学卒業の才女。大学合格をきっかけに実家の豆腐屋、実父に嫌気がさし母の実家の芦屋へと家出をしてしまう。紆余曲折がありながらも幼馴染の黒岩と結婚することになり、双子を出産して母親となる。実家の豆腐屋は玲子が継ぐことになり、昔ながらの店を一掃し、現代風の店づくりに奮闘する。
双子の成長を笑いあり、涙ありで描き、朝ドラを代表する微笑ましい作品となりました。幼少時代の双子を演じたマナ・カナコンビの人気が出たり、また父親の不倫相手役を演じたオーロラ輝子が紅白デビューを果たすことにもなった話題作です。
『四つの嘘』
2008年 テレビ朝日ドラマ
主演者 永作博美、羽田美智子、寺島しのぶ、高島礼子
40代女性の生々しい人間模様を描いたドラマ。かつて女子校の同級生だった4人は、それぞれ全く別の人生を歩んでいた。
離婚後、実家に戻り娘と暮らしている詩文。夫と2人の子どもと平凡な生活を送っており、仏具店をやっている満希子。外科医をやっている独身のネリ。夫と娘とニューヨークで暮らしていたが、不倫旅行中に事故死した美波。
この美波の死をきっかけに、残された3人は再び出会うことになり、それぞれの恋愛事情や人生観に迫っていくストーリー。
永作博美さん演じる詩文の奔放で妖艶な演技が光りました。ドロドロな女性ありがちな人間関係を描きながら、なぜか清々しい気持ちにもなれる作品です。
『セカンドバージン』
出典:楽天ブックス
2010年 NHKドラマ
出演者 鈴木京香、深田恭子、長谷川博己、綾野剛
20年前に離婚経験のある中村るいは、出版業界で働く優秀なプロデューサー。17歳年下の金融庁のエリート、鈴木行に出会い、2人の危険な恋愛を描いたストーリー。
るいには金を無心する20才の息子がおり、行にはわがままでお嬢様タイプの妻 万理江がいる。万理江は、るいと行の不倫を知り、陰湿な嫌がらせを繰り返す。2人を取り巻く環境は厳しいが、お互いの気持ちは抑えられない。
最終回ではるいと行が運命的な再会を果たすが、行がシンガポールで銃弾に打たれ事故死してしまう。るいが行の最期を看取るという衝撃的で悲しい結末のドラマとなっている。
40代女性の切なく、危険な大人の恋愛を描いたラブストーリー。清純派女優の鈴木京香さんのラブシーンが話題となりましたね。プライベートでも、鈴木京香さんと長谷川博己さんの熱愛報道があり、注目されたドラマとなりました。
『家族狩り』
出典:楽天ブックス
2014年 TBSドラマ
出演者:松雪泰子、伊藤淳史、北山宏光、財前直見
松雪泰子さん演じる児童ケアセンター職員の氷崎游子は、認知症の父親と介護疲れの母親と暮らしながらも仕事に真摯に向き合っている主人公。伊藤淳史さん演じる私立高校の美術教師をしている巣道浚介は、恋人がいながらも家族に夢を抱けないでいる。
遠藤憲一さん演じる刑事の馬見原光殻は、息子の事故死をきっかけに家族とは絶縁状態で寂しさを感じていた。3人を取り巻く家族環境はそれぞれ異なるが、この3人が中心となって、都内で頻発する悲惨な一家心中事件の謎を解明していくストーリー。
最後の最後まで、心中事件の真相が分からず緊張感のあるサスペンスドラマに仕上がっています。現代の児童虐待やDVなどを問題視し、家族のあり方を考えさせられる作品です。
『家売るオンナ』
出典:テックシアター
2016年 日本テレビ
出演者:北川景子、工藤阿須加、イモトアヤコ、仲村トオル
天才的な営業力を持ち、不動産会社でトップの成績で働く三軒家万智が主人公。彼女に売れない家はなく、数々の顧客に対し、大胆で型破りな手腕で家を売り続けていく。
周りの同僚たちは、最初は彼女に圧倒され、煙たがっていた。しかし仕事を通し、万智がだたの冷血な仕事人間ではなく、顧客に対してどこまても真面目で、また温かい一面も持った一人の女性であることに気付いていく。
イモトアヤコさん演じる白州美加との掛け合いや、工藤阿須加さん演じる庭野聖司が万智に恋してしまう姿も見どころとなりました。
美人で強烈なキャラクターの三軒家万智を、完璧に演じていた北川景子さん。北川さんにとって、新境地を開拓したドラマとなりました。
そして続編の家売るオンナの逆襲が大ヒット放送中です!
まとめ~動画配信状況一覧~
いかがでしたか? いずれのドラマも、大石さんが描くストーリーに引き込まれた方が多いのではないでしょうか?
時代が変わっても、数々の名ドラマを生み出す大石静さん。放送中の『家売るオンナの逆襲』にもぜひ注目したいですね!
最後に2018年9月における主要なVODサービスでの動画配信状況をまとめました。
ふたりっこ | 四つの嘘 | セカンドバージン | 家族狩り | 家売るオンナ | |
Hulu | ○(劇場版) | ○ | |||
U-NEXT | ○(ポイント) | ○(ドラマ・劇場版) | |||
dTV | ○(劇場版) | ○(連ドラ・SP) | |||
FODプレミアム | ○(劇場版) | ||||
Amazonプライムビデオ | ○(劇場版) | ○(ポイント) | |||
auビデオパス | ○(劇場版) | ○ |
ふたりっこはさすが名作ですね!
ポイント制ではありますが、U-NEXTで配信中です!