これは経費で落ちません 2話 ネタバレ 感想

NHKドラマ10の「これは経費で落ちません!」の第2話、「落とす女、落とせない女の巻」の、あらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

今回、森若沙名子(多部未華子)が疑問をもった広報課の皆瀬織子(片瀬那奈)は人望も人気もありそうで、かなり強敵ですね。

沙名子は太刀打ちできるのでしょうか。

また、山田太陽(重岡大毅)が、なかば告白のような感じで沙名子との距離を詰めていく様子も気になります!

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ドラマ「これは経費で落ちません!」2話のネタバレ!

皆瀬織子の経費乱用疑惑

森若沙名子は会社のショールームで求人誌のインタビューを受ける。
飾りつけのきれいさに驚く沙名子。
契約社員・室田千晶の室田が「季節を感じてもらえたら」と頑張っているのだ。
皆瀬織子がやって来て、取材開始。
・趣味は…1人で映画鑑賞
・求人で臨むのは…真面目な人
・座右の銘は…「ウサギを追うな」
沙名子が四角四面であまり盛り上がらないインタビューだ。
しかし沙名子は、織子に「経費精算書」を受け取って高額な「予備衣装」などに顔をしかめる。

翌日、佐々木真夕がインタビューの時の高級なお菓子を配る。
経費の乱用を疑う田倉勇太郎と新発田部長。
「87000円のワンピース」なんて部長のスーツの3倍だ。
使いすぎの傾向が見られるし、沙名子も「40万円のカメラ」は気になっている。
「皆瀬さんは会社の広告塔ですし、旦那も超イケメンで若い」とは真夕情報だ。
弁も立つし、キチンと調べないと返り討ちに会う…ということで、沙名子が確認を命じられる。
「映像資料をお借りしたいです」と織子に切り出すと、経費を気にしていると気づかれてしまう。
ため息をつく沙名子は、営業の山田太陽に食事を誘われ「公私混同は嫌い」と一刀両断してしまうのだった。
「天天ショッピング」の映像をチェックする沙名子と真夕。
金額は高いが、キチンと撮影で使用されているので問題ない様子。
「さすがカリスマ」と真夕が褒めるので、モヤモヤしてしまう沙名子だ。

ロッカールームに差し入れを発見する沙名子。
『お客様から:広報課・室田千晶』とある。
そこに鏡美月が、求人誌のゲラを見せに来る。
驚いて広報課に急ぐ沙名子。
指名と写真が入り、「現在彼氏募集中!」とまで書かれているのだ。
「実名も写真も出さない約束でしたよね?」と織子に迫ると「そうだった?」ととぼける。
「お話が違います」と断固抗議する沙名子に「イヤだというのは自分勝手」とまで言う織子。
絶対譲らない沙名子。
不承不承の織子だ。

怒りの納まらない沙名子は、「ちょっと待ってください!」と、皆瀬織子と太陽が争っているのを目撃。
「言ってなかったっけ?」と織子。
織子が“パラカフェ”のチラシに割引券を独断でつけたのだ。
「責任者である俺に確認も取らないで勝手にこんなことされたら困ります!」
断固抗議する太陽に、目をむく織子。
少しスッキリする沙名子だ。

経理部の偵察部隊

撮影の差し入れやお弁当の費用が高額なのに文句を言う田倉と、現場の楽しさを主張する真夕。
「経理部として黙っているわけにはいかない」と、3人で撮影現場をのぞきに行くことに。
豪華な差し入れにイタリア製の生ハムまであり「自社製品の撮影でここまでの差し入れが必要ですか?」と織子に言う田倉。
しかし「同じ釜の飯を食う」など、上手く弁舌をふるう織子にうなるしかない田倉だ。
沙名子は、高額のカメラについて「買わずにもっと他のことに予算を回せれば助かる」とぼやいている話を聞く。

田倉は部長に差し入れやカメラの件を報告。
簡単に稟議を通してしまった上司・吉村部長に問題がある、と新発田部長。
後ろに吉村部長登場。
「できる部下だと上司は何も言えないじゃ困る」と新発田。
「ガツンと言っときますよ」と吉村。
しかし織子を前にすると、何も言い出せない吉村部長だ。

終業時間、千晶の差し入れを見て、沙名子は確認したくなる。
千晶が展示の経費を請求していないことを確認、聞きに行くことに。
どうやら契約社員の立場を気にして自費で済ませているらしい千晶。
「消耗品費でかまいませんので」と請求を勧める沙名子だった。

沙名子は美月に誘われた女子会で思わぬ情報を手に入れる。
驚く沙名子は同僚のスマホをふんだくる。
織子の若い夫・映画監督の皆瀬知也はビデオショップのアルバイトだった。
「撮影風景」とあるSNSに、織子が会社で購入した大量の差し入れが映っている。
「ウサギは追うな」が信条だが…。

皆瀬知也の撮影現場に来てしまった沙名子。
ピクニック用のテーブルセットや、コーヒーメーカーなどの備品に、経費のレシートがちらつく。
クーラーボックスも?カメラも…?
「どうしてここにいるの?」織子に咎められる沙名子。
「カメラは急きょ借りた」、「備品は会社に会っても普段は使わないと思った」と釈明する織子。
そこに知也がやってくる。
「ウチのショップのお客さん」と聞き、驚く織子。
「偶然通った」と知也にあいさつし、あえて経費のことは持ち出さない沙名子だ。

グレーか黒か

ショックを受ける経理部の面々。
「旦那のために買ったとしたらかなり悪質」と田倉、「稟議は通っているし、会社でも使っている」と新発田部長。
あくまでグレー、今後の防止には確認作業が大変だという話になる
「中途で募集をかけることになりました」と部長が募集動画を提案。
誰が出るかでジャンケンし…沙名子が出演することになってしまう。
美月に打ち明けると「口角あげて」などと笑顔やポージングの指導が始まってしまう。
織子には相談したくない沙名子だ。

動画撮影の日。
何故か太陽も聞きに来ている。

ムリに笑おうとする沙名子だったが、仕事の内容を語っているうちに、いつものテンションがもどってくる。
「1円でも正しく使わねばなりません」と公私混同を否定する発言に、織子と千晶が脇で下を向いてしまう。
千晶の相談に、沙名子は「販売促進の効果が上がったのだから、その理由を証明するためにも経費の精算を」と答えたのだった。
「くまなく経費をチェックして疎まれるのならば、それも私の仕事のうち」という沙名子に太陽は好感をもつ。
しかし動画としては真面目すぎて盛り上がらない。
何か夢のある話を聞かれて、つい「数字がピタリと“しまった”瞬間は楽しいです!」と答える沙名子にみんなは苦笑いだった。
最後に「経理・三種の神器」で特撮ヒーローのようなポーズを取らされる沙名子だ
後に「恋も仕事もイーブン主義」とのキャプションが織子によって入れられ…大爆笑の経理部だった。

経理部の偵察部隊

経理部に千晶が経費の精算をしに初めて訪れる。
秋のリニューアルプランの経費が通ったとのこと、“皆瀬”の判もあり、沙名子と千晶は笑みを交わす。
CM会社からの見積り書には『天天のカメラ使用のため、3万円割引』とあり、「これでイーブン」と思う沙名子だった。

沙名子は太陽に待ち伏せされてしまう。
「どうしたら外で会ってもらえますか」と迫られる沙名子。
太陽は「平成2年8月28日生まれ28歳、中高サッカー部、ポジションは…」と大声で怒鳴り出す。
「インタビューめっちゃ良かったです。もっと沙名子さんのこと知りたいです!」との叫びに、観念した沙名子。
「わかりました、一度ご飯に行きます!」と返事してしまう。
金曜日の約束を取り付け、踊りまくる太陽、呆然の沙名子だった。

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ドラマ「これは経費で落ちません!」2話の感想

今回も見ごたえがあって、面白かったです!
広報が営業部の傘下なのに、皆瀬織子に対し吉村営業部長ですらモノが言えないのはヒドイと思ったのですが、成果を出しているとこうなるのでしょうか。
個人的には、織子の傲慢さが「私言ったっけ?」などと仕事内容にまで波及しているのにイラつきました。

約束破りに一歩も引かない、沙名子や太陽の態度には拍手です!
しかし、気になるのは、結局沙名子は題名のように「経費で落ちません!」とは一言も発していない点です。
無言の圧力はかけたものの、織子にダメ出しはしませんでした。
次回に期待ですね!

落とす女・織子と、落とせない女・千晶。沙名子はどっちに味方?

はじめは沙名子vs織子なのかと思っていたのですが、むしろ「織子vs千晶」というのが今回の奥のテーマだったのですね。

一見すると、織子のように経費を湯水のように使い、しかも資材をダンナに流用している社員なんて、最低だという気がします。
しかし、沙名子が言うように、自分で材料費をかぶってしまう千晶も、会社のためにならないという意味では同様なのですね。

沙名子のいいところは、自分の意見を言っている時、決して誰かを名指しして非難するつもりがないということです。
千晶も経費を申請したし、織子もカメラ分の支出ダウンを図っているので、沙名子の無言の「大岡裁き」が的中ということでした!

ドラマ「経費で落ちません」はリアルな良作!名言も続出!

ドラマ「経費で落ちません」は、派手さはないが、リアルで良い作品と評判の高い作品となっています。

またリアルであるがゆえに、名言と呼べる良い台詞も多いです。

2話の中では、

「公私混同は嫌いなんで」

「今日は孤独を楽しむ日なの」

「人から好かれるのが仕事ではない」

という台詞もあり、共感を呼んでいました!

また仕事で経理をしている方は、

「数字がピタリと“しまった”瞬間は楽しいです!」

というのは凄くよく分かると好評でした!

3話以降もどんな名言が飛び出すのか楽しみですねっ!

これは経費で落ちませんの見逃し動画を見る方法もまとめていますので動画を見たい方は併せてチェックしてみてくださいっ!

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