これは経費で落ちません 3話

NHKドラマ10の「これは経費で落ちません!」の第3話、「逃げる男の巻」の、あらすじと感想をお届けします。
今回は森若沙名子(多部未華子)のプライベートの方が気になってたまりません。
「食事を1度だけ」と思っている沙名子に対し、山田太陽(重岡大毅)の方は「デートの始まり」と思っているに違いないからです。
“逃げる男”馬垣(岡崎体育)との攻防も面白そうですね!

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ドラマ「これは経費で落ちません!」3話のネタバレ!

初めての食事、顛末

営業と経理の関係は相変わらずだ。
吉村営業部長は「ホープの山崎の出張費はケチらない」と明言。
「元気フルーツたっぷり入浴剤」をまかされてはしゃいでいる中島希梨香。
一方で移動してきた馬垣は、佐々木真夕に「デザイン料:345000円」の請求書を提出していた。

森若沙名子との待ち合わせにキラキラの笑みで駆け付ける山田太陽。
沙名子は「人気のフレンチ」を断り、「1時間で帰りたい」と居酒屋に入る。
しかし、冷ややっこと枝豆の沙名子、きんぴらと手羽先から揚げの太陽がたのんだころ…。
真夕と希梨香、横山窓花がやってきたので、慌てる2人だ。
「付き合ってるの?」との質問に全力で否定する沙名子。
「マジで馬垣がヤバい」との話に沙名子はつい聞き耳を立ててしまい、しょんぼりする太陽だ。
「ストレスで禿げそう」とグチる希梨香は他の社員も呼び集め、一気に10人くらい来てしまう。
話は混線、馬垣の事故は偽装かという話になり、希梨香は先輩の山崎に注意してもらいたがる。
中抜けする沙名子を送る山崎は「馬垣は『逃げる男』」と打ち明けるのだった。

ダメ男・馬垣

松葉杖の男・馬垣。
希梨香とケンカしても知らん顔で「デザイン料:345000円」の請求書を沙名子にもってくる。
「僕が謝る羽目になっちゃって」とグチタラタラだ。

沙名子は太陽に「食事かお茶のリベンジを」と言われ、急須と湯飲みを置いて逃げ出してしまう。
入浴剤のお試しを頼む開発部の鏡美月に相談すると「嫌なら断れば」と言われ、悩んでしまうのだった。
そこに山崎がやってくる。
楽しそうに「オーガニックの入浴剤を作ってみたい」と語る山崎が多少気になる沙名子だ。

その日の経理は「整わない」日だった。
90円の差額に苦労する経理部員を吉村営業部長は笑うが、塩をまかれそうになってしまう。
結局打ち間違いが見つかって安心する真夕。
みんなが用事を片付けに行くと、コッソリ馬垣が経理部に侵入している様子が…。

沙名子は、田倉から「馬垣は本社から地方に7年前、異動になった」と聞く。
どうやら取引先の納期ミスを、「母親の事故」でごまかしたが、ウソだったらしい。
山崎の話を思い出す沙名子だ。
しかも代謝時、馬垣が普通に歩いているのを目撃する。
自分の事故も嘘なのかと気になり「兎を追うな、沙名子」と気を取り直すのだった。

合わない数字、二重の請求書

経理部が早朝出勤し、修羅場の1日が始まる。
昨晩真夕が「どうしてもシステムと請求書の数字が合わなくて」と泣きついてきたのだ。
「システムの合計額の方が“1,194,000円”多い」との話だ!
二重計上か、入力ミスか、システムエラーか。
システムを全部確認、請求書を1枚ずつ見直していく。
忙殺されている経理部をあざ笑う吉村営業部長。
気遣ってお茶を持っていくが「危ない!」と怒られてしまう太陽。
「本当にすいません」と謝る真夕は「『すいません』は、作業が終わるまで禁止!」と沙名子にしかられる。

原因が見つからない中、真夕が馬垣に確認を取って二重計上のデータを削除したことを思い出す。
「デザイン料:345,000円」だ。
同じ金額の請求書が2通来ていて、片方のデータを削除したと言う話だが…。
真夕と沙名子、どちらも馬垣から処理を依頼されていて、なんだかおかしい。
しかも馬垣は「父親の交通事故で」と早退しているとのことだ。
説明を受けた新発田部長も顔をしかめる。
しかしその件を元に戻すと、差額は“1,539,000円”に増えてしまった!
「例えば同じ額の請求書を紛失してしまったとしたら?」と沙名子。
田倉が「確か製造部に同じ額の仕入れがある!」と思い出す。
その時、希梨香が経理部に駆け込んできて謝る。
「やり直しの見返りにデザイン料を2倍払う」と勝手に馬垣が決定したらしい。
「それで2回振り込ませようとしたと言うこと?」とあきれる田倉。
「まじでガキだから」とキレる希梨香だ。
明日再度確認することになり、解散が決まる。
「馬垣の件と製造部の請求書が紛失した件が重なっていた」と悩む沙名子だ。
希梨香は山崎に「馬垣は外してほしい」と抗議したとのこと。
山崎が「馬垣はのウソに気づいていたのでは?」と思う沙名子だ。

イーブンな結末

吉村営業部長に馬垣を足した経理部。
真夕の話に「電話なんてもらってない」とうそぶく馬垣。
泣き喚く真夕。
いつものムダな言い合いになる部長同士。
「製造部の方が大きい、僕のはちょっとしたミスなんで」と、ニヤニヤする馬垣だ。

沙名子が馬垣に交通事故の件を突っ込んでいる時…。
希梨香が走り込んでくる。
なくなっていた「製造部の請求書」が馬垣のデスクのファイルに挟まっていたとのこと!
皺くちゃに丸めた跡がある。
「その請求書はあの落ちていた」などとごまかそうとする馬垣。
「自分の数字をごまかすために、関係のない請求書を隠したんですか?!」と真夕が詰め寄る。
緊張する中。
新発田部長が「僕の不注意」と管理責任を謝り出す。
「申し訳ないと」と頭を下げる営業部長。
馬垣も「すいませんでした」と一応謝るが、その時普通に歩いてしまう。
やはり足は事故などではなかったのだ!
慌てて、何度も謝る馬垣だった。

笑顔が戻った女子達だが…。
研究開発室で山崎と会った沙名子はつい質問してしまう。
…紛失していた製造部の請求書を馬垣さんのファイルに入れたのは?
…どうして馬垣さんを放っておいたんですか?
「警察と同じ、何かが起こる前に言っても会社は何もしてくれない」と言う山崎。
自分が開発部に移動させてもらえないこともあり「結果が良ければいいんだ」と言うのだった。
「だから自分の部下のことを見て見ぬ振りですか」と攻める沙名子。
電卓を借りて「“29,964円”、この金額は山崎さんが会社にもたらした損害です」と言うのだった。
「営業部は損失を挽回できるチャンスがある、私たち経理部はたった1円の間違いも許されない」
そう言って、と去っていく沙名子だった。

翌朝。
心を入れ替えた山崎は女子社員に陳謝、営業部長には「退職願」を提出し、研究職への異動の件を迫ることにしたらしい。
異動願いが聞き届けてもらえないことを愚痴る山崎に「本当に営業が嫌いなのですか?」と言って励ます沙名子だ。
心中『これでイーブン』と思う沙名子だった。
そんな2人の様子を見てしまった太陽。
沙名子が「笑っっていた」と嫉妬し、「食事かお茶を」と迫る。
思わず走り出してしまう沙名子。
「沙名子さんは『逃げる女』なんですか?!」と、追う太陽だった。

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ドラマ「これは経費で落ちません!」3話の感想

事件の最大の被害者ながら、ことを荒立てるより仕事人的な態度を選んだ、沙名子たち経理部員がカッコよかったです!
しかも新発田経理部長が自ら先に頭を下げるとは、ちょっと見直しました!
沙名子がみんなの前ではないところで、山崎に意見を言ったのも良かったです。

確かに一見すると悪くない山崎にも、会社に損失を与えた責任はあるんですね。
しかも、それで感情的にならないところが、沙名子の武士っぽい(?)良さだと思います。
しかしその姿勢は太陽には全く通じず…次の食事の約束をぐいぐいと迫る健気な太陽に押される沙名子が可愛くて、苦笑いしてしまいました!

3話は山崎柊一の回で桐山漣のファンからは歓喜の声が!

3話は、山崎柊一が中心の回でした。山崎柊一を演じているのは、桐山漣さん。

桐山漣といえば、『仮面ライダーW』で菅田将暉さんとW主演をしていて、当時からのファンも多いですよね。

今になってみると、菅田将暉さんの活躍もあり、今となっては、仮面ライダーWは伝説的な作品とも言えるのかもしれません。

山崎柊一の今後の多くの登場にも期待したいですねっ!

森若沙名子と山田太陽は上手くいくのか?

それにしても、沙名子に心が動いている太陽にとっては、第3話は笑えるくらい、かわいそうなシーンが満載でした!
せっかくのディナーは1時間のみの居酒屋、しかも他の社員に乗りこまれて沙名子は上の空、送る役も山崎に取られてしまいました。
経理部にお茶を差し入れすれば危ないと怒られ、心配で見守っていたら山崎といいムードです。

重岡大毅のやきもきしている演技が、とても可愛らしかったです。
確かに、山崎と沙名子の方がお似合いにも見えますが…。

次回予告で太陽が「何なら一生付き合います!」と言っていましたし、沙名子が姉さん女房的になるカップルも見たいので、太陽を応援したい気持ちです!

これは経費で落ちません!の見逃し動画を見る方法は、下記コンテンツにて紹介しています!

1話からの動画を見たい方は併せてチェックしてみてくださいっ!

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