これは経費で落ちません-4話 ネタバレ 感想

NHKドラマ10の「これは経費で落ちません!」の第4話、「女の明日とコーヒー戦争の巻」の、あらすじと感想をお届けします。
今回は、ヒロイン・森若沙名子(多部未華子)が未来を語るセミナーのまぶしさに一瞬屈しそうになり、ハラハラしてしまいます。
確かに沙名子は、どちらかというと「意識高い系」派に思えますが…。

また、予告にあった
山田太陽(重岡大毅)の「何なら一生付き合います!」との叫びは、沙名子にどう受け止められるのでしょうか。

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ドラマ「これは経費で落ちません!」4話のネタバレ!

コーヒー戦争

森若沙名子はいつの間にか総務部の“コーヒー戦争”の渦中の人になってしまう。
平松由香利が提案した「コーヒーサーバー導入の件」の稟議書に、コーヒーを入れるのが得意な横山窓花が文句をつけたのだ。
女の主導権争いに興味がなく「総務でよく話し合ってください」と新島総務部長に投げ返す沙名子だった。
吉村営業部長は「入れたて」好き、新発田経理部長はサーバー賛成で、コチラも姦しい。
その辺には全く無頓着に、営業の山田太陽は沙名子に実家のトマトを差し入れする。
「トマトは医者いらず」、母の健康不安、友人鏡美月がプロポーズされたこと。
それらに何だか心が落ち込む沙名子だ。

「ちゃんとお支払いします」、「給料日には必ず」などの話が聞こえてびっくりする沙名子。
由香利が携帯で話しているようだが、「三並さんで決まり」との話が気になってしまう。
翌日稟議書を見ると『株式会社South&stars、代表取締役・三並愛美』とあり、由香利が借金の代わりに仕事を発注したように思える。
経理部長に相談する沙名子。
背任行為があったかは借金の証拠次第だが…。
「留意しておきましょう」とまとめる部長だった。

未来に種をまくこと

沙名子は窓花に映画のチケットを押し付けられる。
ワイロは受け取りたくなくて、コッソリ窓花のロッカーに返す沙名子。
「そのほうがいいわね」と見ていた由香利が褒める。
沙名子の“イーブン”主義を評価して、『働く女性のための生き方セミナー』に誘う由香利。
South&starsの三並愛美が講師を務めるセミナーだった。
「本当の実力を発揮できていますか」、「これからの人生をどう生きますか」そんな話が身に染みた沙名子。
常連の由香利は、借金ではなく“自分への投資”ということで、かなりのお金を入金予定らしい。
沙名子は「私の間違いでした」と経理部員へ報告する。
セミナーのことを「よかったです」と話す沙名子の態度と、由香利がランチを誘いに来たことは、佐々木真夕によって広まってしまう。
エレベーターで「森若さんが意識高い系セミナーに」などと耳にして、慌てる太陽だ。

沙名子を待ち伏せした太陽は「沙名子さんの力になりたい」と迫る。
「1人で生きていくためには覚悟が必要なんです」と沙名子。
「結婚するかもしれないじゃないですか!」と沙名子の決めつけを否定する太陽。
「沙名子さんは1人じゃないです…何なら一生付き合います!」と叫ぶのだった。
沙名子は「お気遣いありがとうございます、失礼します」と逃げ出してしまう。

沙名子は2回目の「個人カウンセリング」で三並社長に会うことを決心する。
「マンツーマンであなたの人生と向き合う」と言われて笑顔になったのも、つかの間。
入会金50万円との話に驚いた沙名子。
「この50万円の内訳・明細を教えてください」と質問する。
笑ってごまかす三並に「具体的ではないものにお金を払うとは決められない」と一刀両断。
「流されないでしっかりしていらっしゃる」と苦笑いして、スタッフに欲しいと語る三並だ。

「断ったの?」と由香利に咎められる沙名子。
すでに入会している由香利は、50万円の他に300万円くらい“投資”と言って振り込んでいる。
危険信号を発信する沙名子に「私は三並さんの副社長になる!」とまで言い出すのだった。

今が1番

心配する太陽に、沙名子は「輝かしい未来が保障されるなら50万円払いますか?」と質問する。
「考えられませんね」と太陽。
未来は自分で決めるもの、未来なんかじゃなくて今生きている姿が1番輝いている…その話にちょっと感心する沙名子。
「私もそう思います」と、太陽に笑顔を向けるのだった。

今日も窓花のチームが総務部長たちにコーヒーを入れてまわる。
実はコーヒー嫌いで、ひそかに毎日地獄を感じている総務部長。
「飲みたい人が勝手に飲めばいいんです」と由香利。

混戦の中、経理部長が稟議を進めることを話し、South&starsの「決算報告書」を精査することが決まる経理部。
一見売り上げにも不備がないように見えるが…。
粉飾決算を見抜いてしまった沙名子。
「兎を追うな」と思いつつも、由香利のことを考え、もう1度三並社長に会うことを決める!

三並に質問する沙名子。
・会員数に対し売上高が少なすぎると言うと「200人はちょっと盛ったわ」と回答。
・物品販売が大盛況だったのに計上されていない件は「あなたが来た日は特別」とのこと。
昨年セミナーに参加した人のコメントまで出すと「あなたは一体何なの?」と三並が怒る。
「私は天天コーポレーションの経理の森若です!」と堂々宣言する沙名子。
「このままでは取引先として信用できない」と告げるのだった。

本日のイーブン

決算の粉飾のため、リースは別の会社にすると決まった。

残業の沙名子と由香利。
コーヒーサーバーは取引先を変えれば問題ないと沙名子は報告する。
「三並さんにいいところ見せたかった」とため息の由香利。
沙名子の入れたお茶を飲み「サーバーがあったほうがいい」との持論を繰り返す。
沙名子は、由香利の話に理解を見せつつ、「コミュニケーションで空気が良くなる」との窓花の話にも賛意を示すのだった。
「私は冴えないお局がいいところか」と嘆く由香利。
セミナーには感動したものの、「きちんと働いてその対価をもらって」という現実の生活も悪くないと思う沙名子。
仲良く2人でお茶を飲み、笑顔になるのだった。

残業を終えて帰る経理部員3人を「沙名子さん!」と呼び止める、太陽と山崎柊一。
親し気な呼び方に、真夕が反応する。
「ラーメンでも行きますか」との誘いに沙名子が帰りたそうにすると、すかさず真夕が何やら内緒話を仕掛ける。
「行きます!」と言ってしまう沙名子だった。

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ドラマ「これは経費で落ちません!」4話の感想

コーヒーサーバー設置で、ここまでバトルが盛り上がるとは、なかなか興味深かったです。
決算書の裏まで読み取るセンスがある沙名子ってすごいですね!
太陽のセリフで、沙名子が救われたような雰囲気になって、三並と対決する気になったのは、いい流れでした。
でも「一生付き合います!」の方は見事に放置で、単に感心して終了だったというのは、沙名子らしいところです。

ところで。
いったい最後に真夕は何を耳打ちしたのでしょうね。

1人が好きな沙名子をラーメン屋に進めたものが何だったのか、すごく気になります。

この耳打ちの疑問は、ネット上でもでもざわざわしていました。

このまま放置しないで、次回ぜひ明かしてもらいたいものです!

沙名子、危うく50万円出費の罠に?!怪しいセミナーにはご用心

確かに、漫然と働くよりも自分を見直す時間も必要ですよね。
しかし、それを金儲けのネタとして考えている今回の三並社長の会社については、詐欺同然で、不気味なものを感じました。
会員数の捏造、物販の虚偽報告、会員費の不明瞭会計などなど、なかなか怪しげな経理状況の上に、「副社長に取り立てる」などの殺し文句。
社長役の須藤理彩の演技も良くて、目をカット見開いた威圧感には、熱量と同時にいかがわしさもシッカリ漂っていて、なかなかの説得力だったと思います。
我らが沙名子が、太陽からの助言もあって無事ワナにハマらなくて本当によかったです!
さすが「イーブン」の沙名子、由香利と窓花の意見の両方の良さを淡々と説いて、由香利をなだめていたシーンは印象的でした。

ドラマ「これは経費で落ちません!」の見逃し動画配信を見る方法は下記コンテンツに記載しています!

また1話から最終回のネタバレと感想もまとめていますのでよろしければあわせてご覧ください!

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