朝ドラ「スカーレット」でヒロイン戸田恵梨香さんの相手役、十代田八郎役で話題を集めている松下洸平さん。
関西弁を流暢に話すのに、関西出身ではなく東京都出身というところに以外さもあります。
なんで、関西弁が上手いのかをたどってみると、2つの理由が考えられるのとともに、松下洸平さんの並々ならぬ才能が垣間見えました。
こちらでは、松下洸平さんのプロフィールや関西弁が上手い理由について紹介していきます!
松下洸平のプロフィール
松下 洸平 MATSUSHITA KOUHEI
■生年月日:1987年3月6日
■身長:175cm
■体重:60kg
■B:86cm W:70cm H:88cm
■靴:27.5cm
■血液型:A型
■出身:東京都
■趣味:料理、ダンス
■受賞:第26回読売演劇大賞 杉村春子賞・優秀男優賞受賞
:平成30年度(第73回)文化庁芸術祭 演劇部門 新人賞受賞
■事務所:株式会社キューブ引用元: 松下洸平公式サイト
松下洸平さんの関西弁が上手い為に関西出身かと思いきや出身地は東京都です。
では、関西の学校に通っていたということは考えられるのでしょうか?
出身校は?
中学高校に関しての情報は、出ていないようですが、高校3年生の時に見た映画『天使にラブソングを2』に感動して歌手になりたいと思い音楽の専門学校へ入学しています。
この専門学校は、「専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美ヴォーカル学科」でしたので、関西ではなく東京ですね。
松下洸平さんの朝ドラ八郎役の関西弁が上手すぎると話題!
松下洸平さんが、朝ドラスカーレットで披露している関西弁が上手いと話題になっていますが、感想を見ていると、単純に上手いだけではなく、意味がわからないほど上手いという驚きの声が多々見うけられます。
それにしても松下洸平さん、関東人なのに関西弁がうますぎる。葵わかなさんもうまかったけど、完全に超えた。朝ドラヒロイン歴代N o.1だな。 #スカーレット
— 少年探偵ブラウン (@pxIS8XmsD6UDGoI) December 4, 2019
今知ったけど、スカーレットの八郎役の松下洸平さん、関西弁に違和感が全くないから関西の人なんやろうなあと思ったら東京の人やって…
耳良すぎやな。ネイティブかと思うくらい関西弁上手。— なーちゃん (@babypeenats37) December 7, 2019
八郎さんってカーネーションでの綾野剛的なカンジ?松下洸平ブレイク…💥
「母と暮せば」のペア、今日同じシーンあったね。
間のとり方セリフが絶妙、関西弁上手、だけど東京の人!?😲なんなの— 🍎星湖🌖✨ (@shinelakes) December 7, 2019
関西出身者以外の方が演技で関西弁を話すと、下手という評判が出ることの方が多いように思いますが、松下洸平さんに至っては、絶賛、絶賛、絶賛です。
松下洸平の関西弁が上手い2つの理由
東京都出身で関西にゆかりも感じられないのに、松下洸平さんの関西弁が上手い理由は何なのでしょうか?!
深堀りしてみると2つの理由が考えられそうです。
シンガーソングライター
一つ目は、松下洸平さんが、もともとは俳優ではなく、シンガー・ソングライターとしての活躍です。
高校3年生の時に歌手を目指し、2008年21歳の時に、ビクターエンタテインメントよりCDデビューしています。
そして、その後、2009年のBROADWAY MUSICAL『GLORY DAYS』で初めてミュージカルの舞台に立っています。
このことから考えられるのは、ミュジシャンとして耳がよく音感が長けている。
そして、捉えた音をしっかりと表現できる技術を舞台で磨いてきている。
だかこそ、関西弁の演技という点においても、音を捉えて、表現できるのではないかと考えられます。
朝ドラの関西弁指導者がベテラン
2つ目の理由は、朝ドラで、関西弁の指導者がベテランという点。
しかも関西も一括にしないで、地域によって指導者がついています。
●滋賀ことば指導/西村頼子 中西邦子
●大阪ことば指導/田中恵理
●京ことば指導/八田麻住
スカーレットの八郎は大阪出身ですが、大阪ことば指導をしている田中理恵さんは、関西を舞台にした朝ドラ「わろてんか」でのことば指導をしていたりと、数々の俳優女優さんに大阪ことばを指導されている方です。
その方の指導もあって、関西弁がより上手くなっているというのも考えられそうですね。
さらに言うなら、ヒロインの戸田恵梨香さんは関西出身とのことで、劇中のみならず現場でのネイティブな関西弁を交えて細かい会話のやりとりもあるのかなぁと妄想が膨らみます。
指導者と才能が絡み合って凄まじい関西弁になっているのではないかと考えれます。
松下洸平さんの演技も上手い!
松下洸平さんの関西弁が上手いと思えるのはやはり演技も上手いからであるのは間違いないと思います。
松下洸平さんは、戸田恵梨香さんのヒロインに大抜擢と報じられており、突如現れた新生のような印象を受けますが、高校3年の時に芸能界を志して以来14年芸能を磨いています。
ミュージカルの舞台に関しては、2009年のミュージカル以来、10年間に渡って途切れることなく舞台に立っています。
テレビドラマを見ていると舞台出身者の演技力が高いことが多いですよね。
その中でも、2016年こまつ座「戦後“命”の三部作」第2作の『木の上の軍隊』再演、2018年に三部作最後の1作となる山田洋次監督の映画を舞台化した『母と暮せば』に出演して「平成30年度(第73回)文化庁芸術祭」の演劇部門にて新人賞を受賞。
この作品とミュージカル『スリル・ミー』での演技も評価され、第26回読売演劇大賞にて優秀男優賞ならびに顕著な活躍をした新人に贈られる杉村春子賞を受賞しています。
松下洸平さんの演技力が高いのもうなずけます。
まとめ~松下洸平の感性に天性を感じる~
松下洸平さんのインタビューで凄い感性だなと感じる一節がありました。
戸田恵梨香さんの印象について語っている内容です。
「あんなに頭のいい女優さんはいないと思います。理論立てて物事を整理する力をお持ちなうえに、最終的には感情で動く方。理想的な芝居への取り組み方だと思います。
僕はずっと舞台をやってきたので、1か月かけて戯曲を読み解くという脳みそなんですが、戸田さんは、前後もきちんと考えながら、今この瞬間をどう動くべきかをとっさに判断されるんです。そういう瞬発力は、第一線で映像のお仕事を長く続けてこられたからこそ、身につけられた技術なんだなと思いました。
でもたまに戸田さんが、『思ったとおりにできない』と思ってらっしゃるかな?と感じたときは、僕が感情優先で動きを変えてみるんです。するとすぐに感情で返してくださって。本当にプロフェッショナルですね。
一緒にお芝居させてもらって、とってもやりやすいですし、すごいなと思います」
引用元: スカーレット公式HP
お芝居についての高度なやりとりが感じられますし、何より、芝居のやりとりをこれほどまで言語化して、現場で動きを変えてやりとりしている様子は天性を感じますね。
理論と感情を行き来できる感性は、戸田恵梨香さんだけではなく、松下洸平さんも同様に持っているんだろうなと感じさせられる一節です。
松下洸平さんの才能が、スカーレットで日の目を浴びて、2020年は一気に飛躍しそうな期待感が漂いますねっ!!
松下洸平さんのデビュー当時に行っていたパフォーマンス「ペインティング・シンガーソングライター」の詳細やシンガー・ソングライターとしてのライブ動画は下記コンテンツにまとめています!
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