今日から俺は！最終回のネタバレと感想！三橋が強くてカッコイイ！

相良のクーデターにより開久との抗争に参加した今井が重傷を負わされた、その犯人が街のヤクザであることが知らされた。知らされた帰り道伊藤はそのヤクザ達に襲われるがその正体が、かつて乱闘した月川と相良であった。月川の一撃に耐えられず気絶してしまった伊藤は右腕が負傷してしまう。

一方三橋は復讐すべくヤクザの事務所に乗り込むが計算ミスにより復讐が失敗してしまう。その後三橋は、武をふるうことを忘れ学問に専念することを誓った。だがそれは罠であり、月川達の取り巻きを一人ずつしらみつぶしにし月川との単騎勝負に挑むための三橋の作戦であった。

そして月川と三橋・伊藤は乱闘するが三橋達に勝てず切り札の拳銃を取り出したが、ガソリンをかけられ放てなくなってしまった。そして後日、赤坂と早川が相良に拉致されたことを知るとそれぞれ現場に向かい救出するが相良の卑劣な行為に勝てずじまいでいた、そこに駆けつけてきた片桐が伊藤を救出し伊藤が危機に追われている三橋を救出し相良との騒動が治まった。

後日片桐と相良は開久を去りまっとうな職に就くことを決意し、三橋達はいつものように登校していると新たな開久のトップが二人に揺さぶりをかけて、三橋と伊藤のツッパリ人生がまだまだ続くのでした。（PN/tp）

軟高の三橋と伊藤の元に訪れた、紅高の谷川が今井と共にチンピラたちに取り囲まれて三橋と伊藤を恨めと、開久に乗り込んで暴れた連中を潰すと言い、今井は俺だけで十分と啖呵を切り次々と襲い来るチンピラを倒し帰ろうとすると、ヤクザの月川が現れて今井を打ちのめし、谷川に三橋と伊藤に伝えろと去って行ったと話す。

目の前で尊敬する今井が無惨に倒された無念さを高額紙幣の1万円を差し出し、今井の仇を取ってくれと土下座までする谷川の姿に、無言になる三橋と伊藤。

今井の病院へ向かった、三橋と伊藤を理子は面会謝絶で今井が何も話せない状態と知り、深刻な状況を改めて知ることになった。

夜、帰り道で伊藤がチンピラたちに狙われるが全員を倒した所に、相良と月川が現れ、三橋と伊藤が月川の手下の丸田が監禁したスケバの京子を助ける時に、三橋が見せしめにばらまいた違法薬物を恨んでの行動とわかり、開久の番長だった智司は知っていたが話さず、相良は手に入れた番長の座を三橋と伊藤に邪魔されたのを晴らすために月川と手を組むためにバラしていたとわかる。

今井を病院送りにした月川に挑む伊藤だが、月川は利き腕でない左腕だけで倒し病院送りにする。
怒った三橋は、深夜誰もいなくなった組事務所に侵入し刀に拳銃を使えないように工作している所に現れたチンピラたち全てを倒した所に、月川が現れ警察に睨まれているため協定を結ぼうと拳銃を向ける。

退院した伊藤が学校へ行くと、黒髪に眼鏡姿のツッパリを辞め東大を目指す真面目に変貌した三橋に衝撃を受ける。
入院中の今井と話す伊藤の元に、開久の番長に戻った相良が現れ真面目になった三橋をバカにし、それを聞き今井はショックを受ける。

月川の手下が襲撃され拳銃を奪う事件が次々と起こり、敵の組長からの電話に苛立つ中、伊藤と手下を始末していた三橋が現れ、三橋が圧倒し追い詰められた月川は拳銃を向けるが、三橋がガソリンを月川にかけ火だるまになると言い勝利、拳銃は交番に届けると言い去った後、相良が現れて月川は用済みと火を付けたライターを投げ捨てる。

相良は京子と理子を捕らえ、別の場所に伊藤と三橋を誘き寄せ、手出しできない状況で追い詰めるが、三橋は理子を守るために体を盾にし、伊藤が助けにきて勝利、伊藤の元には智司が助けにきていて、負けた相良に他の場所で働こうと言い、三橋と伊藤の前には開久の新番長の香取が現れ、今日もツッパリの日々が続く。
（PN/これからも俺のまま）

3年だからもしかしたら卒業まで持っていくのかと思いきやまさかの、在学での終わりということで次回作が期待できそうな点ががうれしかったです。

やはりドラマならではのアレンジが加えられており若干本編とは異なっていたものの、三橋と伊藤の友情シーンに加え、赤坂・早川の恋路のシーン、そして最終回でも出番があった三橋・赤坂両親のシーンに加え、前回相良の工作により捨てられた片桐が救援に向かうなど、笑い・恋愛・友情・白熱がこのドラマに込められており非常に楽しい最終回でした。

視聴者の大半が気になっていたであろう早川と伊藤のやり取りはかなりシリアスな場面でも健在であり緊迫した最終回の終わりにふさわしいいちゃいちゃを見せて楽しませてくれました。次回はいつやるのかは不明ですが、非常に楽しいドラマといえます。

このドラマの最大のキーポイントである”ギャグ”と”アクション”を１話目からかけることなく演出してくれた三橋こと賀来さんの存在は非常に大きいです。

表情だけでなく、行動でも笑わせてくれる上、いざとなれば伊藤や他の仲間のためにも動いてくれる男らしさも健在なためやはりこのドラマの最大の華を見せてくれました。（５段階評価：★★★★）（PN/tp）

ドラマ冒頭から、今ままでの放送回に無かったシリアスな始まり方に笑える面白いシーンは無いのかと思っていたら、悔しがる谷川が1万円札を出した途端に、三橋が受け取ってしまう所が面白く、その谷川の1万円で今井の見舞いに持っていく果物を買おうとする所も卑怯だったものの、出したお金が千円札にすり替えて自分のものにする汚さに笑ってしまいました。

今井の強さは半端なく大勢のチンピラをたった1人無傷で倒す所が凄く、三橋も月川の事務所で武器が使えないように接着する工作は笑ってしまったものの、チンピラを相手に見事に勝利する所が凄く、夜に襲われた伊藤だけが血まみれでチンピラを倒した所を見ると、今井から三橋の次に伊藤の順で強いのかなと思いました。

相良の腐り方は半端なく、ツッパリ同士の争いにヤクザの月川を出してくるとは見苦しく、月川もクズの相良と組む時点で頭には向いていない人物に感じました。

月川のライバル組長が電話で出てきたので抗争勃発も入れるのかと思ったら、お菓子のうまい棒を煙草のように吹かすバカ組長で可笑しく、これだけのために名俳優の堤真一さんを登場させてしまうのが可笑しかったが、最後の開久の新しい番長が山崎賢人さんとビックリな一言の出演は贅沢過ぎる演出で驚くばかりで、役者として引き受ける心意気に凄さを感じました。

真面目に成りすました三橋の話し方や動きが面白く、東大を目指すというだけあって担任の椋木の行う授業で自ら答える姿勢に、本当は知識豊富なのかと思わせておいての食欲話のオンパレードには爆笑してしまいました。

理子の父親の哲夫との会話で東大から政治家になるまでは良かったが理子と付き合うと言い、アドリブで哲夫の胸を揉むには笑ってしまい、哲夫を演じている佐藤二朗さんも吹き出しそうになる姿が面白く。

これを見られるのが最後だったと思うと寂しくなり、ツッパリドラマなのにここまで楽しく見られる作品は他になく貴重な物語だったと思っています。
（5段階評価：★★★★★）（PN/これからも俺のまま）