下町ロケット

下町ロケットがいよいよ完結!

最終回では、肩透かしと言う感じで、特別編へ本当の最終話がもちこされていましたが、2時間のスペシャル番組での放送ということも手伝ってか壮大なスケールでの放送だったと思います!

稲刈りのシーンではあれだけの稲を実際に収獲しての撮影、その舞台裏が見たいなと思いました。

空撮のカットも多くて作品としての見応えも素晴らしいものがありましたし、何よりストーリーそして、役者ひとりひとりの演技力が素晴らしいですね。

こちらでは、下町ロケットの特別編のネタバレと感想を紹介していきます!

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下町ロケット特別編のネタバレ!

ネタバレを複数の方から寄せてもらいましたので紹介していきます。

各々感じたところが違うので同じネタバレでも重要なポイントが異なっているのも面白いです。

50代男性50代男性

佃製作所と帝国重工のラウンドクロウの売り上げはさっぱりで、ダーウィンは好調。的場は、次期社長を狙い、ダーウィンの下請けに圧力をかけて妨害する。ダイダロスの重田は、帝国重工に対し、下請法違反を訴訟をおこし対抗する。

帝国重工は、下請け法違反を認め、的場は失脚する。財前が無人農業用機器の責任者に返り咲く。藤間社長の指示を得て、帝国重工逆風の中、ダーウィンPJが手掛けてない稲刈り器コンバインを佃と共同で進め商品化する。

ダーウィンが停止することが多発し、ギアゴーストの不具合であることが発覚。その改善には、佃の特許が必要であることが分かる。ギアゴーストの伊丹は、恥を忍んで佃にライセンス許諾を頼みに何度も行くが、苦労して得た特許を渡すことはできないと断 られる。

無人コンバインが殿村家に届けられる。殿村の父も最初は無人農機器を否定していたが、すっかり、その魅力に積極的に使うようになっていた。財前は、事前に自治体から田んぼの情報を得て、台風などで被災しそうな自治体にコンバインのキャラバンを派遣する救援サービスに着手する。

そこに台風が関東に向かってきて、財前は、自治体の要請でキャラバンを送る。殿村の父は、信越に台風がくると予測し、駆けつけた佃たちと、無人コンバインも使い稲刈りを開始。

台風は途中で信越方面に進路を変え、殿村の田んぼを襲う。殿村の田んぼは、無人コンバインの力もあり着々と稲刈りをして行く。一方、殿村を馬鹿にしていた農家の稲本が、コンバインを借りにきたのを殿村は快く助ける。開始が遅か ったため、夜間になり通常のコンバインは使えなくなる。

佃は、財前にキャラバン派遣を頼み、田んぼのデータは、ダーウィンデータの変換を野木教授に依頼。財前のキャラバンが到着し、無人コンバインで、稲本の田んぼの稲もすべて刈取りができる。佃は、殿村の仲間を助ける姿勢を見て、ダーウィンが停止して困っている農家を助けるため、ギアゴーストの伊丹に特許許諾することを決意。

帝国重工の許可を得るため、財前は、役員会で、帝国重工は、下請けを牽引をして行く立場で、人工衛星ヤタガラスを活用を考える藤間社長の方針にも合っていると訴え、承認される。伊丹と重田が、ダーウィンPJ関係者に、不具合が特許ライセンスが得られず直せないと発表する中、佃が、帝国重工の許可も得られたと ライセンス許諾を語り、拍手が起こる。(PN/kawa)

40代男性40代男性

佃製作所製のLANDCROWをようやく開発したが、ダーウィンと比べ617対31という売り上げとなり苦戦していた。そんな中で帝国重工の的場は圧力をかけてダーウィンを潰そうと企むが中川を弁護士に迎えたダイダロスの重田は下請法違反の申し立てを行い反撃した結果、的場は敗れてしまう。

その後帝国重工は財前をリーダーとして無人コンバインに乗り出し、佃製作所がコンバインLANDCROWを開発し殿村の田んぼへ納品する。ギアゴーストの伊丹達は不具合の続くダーウィンが出荷停止となり航平にライセンス料を払い助けて欲しいと持ち掛けるが、都合のいい態度の伊丹を追い返すのだった。

何度も頼みに来る伊丹に対して佃製作所内でもギクシャクしてしまう中で台風21号が殿村の田んぼを襲う。殿村は助かったが嫌がらせをしてきた稲本の田んぼはまだ稲刈りが済んでおらず、殿村の頼みもあり航平達と財前の無人コンバインを急遽派遣して台風の中、7台のコンバインLANDCROWが農家の命ともいえる稲刈りを終わらせ米を救ったのだった。

こうした事もあり財前は帝国重工の懲罰会議で藤間社長の心を動かし、その連絡を受けた航平はダーウィンプロジェクト参加企業を集めた緊急会議で関係者達に責められている伊丹や重田達に我々の技術力は日本の農業を救う為にあるのだと熱く語り、伊丹と和解し手を取り合うのだった。

その後R3ロケットの打ち上げの成功を見守りながらアメリカの宇宙開発会社に行く事になった娘の利菜とバルブシステムをめぐって「そう簡単に越えられると思うなよ」、「私は本気だから覚悟してよね」、「ああ望む所だ」と、嬉しそうに答える航平だった。(PN/アイゼン)

40代女性40代女性

的場は下請け企業に圧力をかけて、ダーウィンを生産停止に追い込みました。ですが、ダイダロスの顧問に就任した中川の入れ知恵で、逆に的場が追いつめられてしまいます。的場は取締役を解任され、帝国重工を去ります。

復讐を果たして満足した重田と伊丹でしたが、ダーウィンの不具合がリコール騒ぎにまで発展します。ランドクロウのトランスミッションを調べた伊丹はシャフトが原因だと突き止めますが、それを真似るには佃製作所の特許が必要でした。
伊丹は何度も佃に頼みに来ましたが、佃は今更筋が通らないと突っぱねます。ダーウィンが八方塞がりの中、ランドクロウは無人コンバインも製品化し、順調に成果を上げます。

そんな中、殿村の地元をまた台風が襲います。ライバルの稲本は稲刈りが間に合わず、殿村に助けを求めます。佃は財前に頼み、ダーウィンのデータを書き換えてランドクロウの手配を頼みます。

無事にピンチを乗り切り、佃達は農家のためにギアゴーストに手を差し伸べることに決めました。財前が藤間を説得し、ダーウィンに特許の許可を与えます。重田と伊丹は自分達の未熟さを認め、佃と和解しました。

その後、ランドクロウは順調に売り上げを伸ばし、殿村と和解した稲本もランドクロウのコンバインを購入していました。
新たなロケットの打ち上げに立ち会った利菜は、アメリカへ行くことを決めました。(PN/湊海)

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下町ロケット特別編の感想と評価!

それでは感想を紹介していきます!

50代男性50代男性

的場への憎しみのため、ダーウィンを作ったダイダロスの重田とギアゴーストの伊丹に対して、自分の会社の仲間を信じ、技術で勝負した佃の構図が面白かった。

立花たちの自分たちを裏切った伊丹に、苦労して作った特許を渡せないという気持ちとも分かるし、一方で、同じ経営者として伊丹の社員が不幸になることも気になり、特に、農家が困るという、佃社長の揺れ動く心がよく伝わってきました。佃社長の気持ちを整理させたのが、殿村の農家仲間を救うという行動でしたね。

立花もそれに感動し、島津に特許許諾の気持ちを伝えようとした場面が良かった。島津は多く語らず、殿村の作った米のおにぎりを佃社長に渡すように言い、立花は佃社長におにぎりを届け、山崎部長もすべて悟ったように静かに見守る。

佃社長が立花に特許許諾をしたいと晴れやかな顔で語り、皆がそれを了解する。下町ロケット最高です。(5段階評価:★★★★★)(PN/kawa)

40代男性40代男性

前回11話にあたる最終回から残っていたダイダロスの重田と帝国重工の的場との決着が的場の失脚という形で勝負が着いて中小企業が勝ちましたが、航平も言っていた通り恨みだけの為にダーウィンプロジェクトをしても、その先に何も残らないなと感じました。

皮肉にも前回シャフト周りの特許申請をしていた航平達に伊丹が特許を使わせて欲しいと図々しく来ましたが、伊丹も重田達に責められ板挟みで気の毒にも感じてしまいました。

結局航平達が皆の意志も確認して日本の農業の未来の為に伊丹達を許し、技術協力すると決めた男らしさと器の大きさと本当に日本の農業を救いたい思いが画面から伝わってきて、感動して見ていました。

その気持ちにさせた台風にみまわれた場面での殿村と稲本との仲は悪いが「同じ農家だから」という単純ですが、同じ思いの仲間を救いたいという真っ直ぐな殿村の気持ちにも感動して涙が出てしまいました。

以上の様な感動的なシーンを正月から見られてとても良かったと感じました。(5段階評価:★★★★★)(PN/アイゼン)

40代女性40代女性

的場の失脚、ダーウィンチームの仲間割れ、そして殿村を散々バカにした稲本が痛い目を見るという、予想通りの展開にはスカッとしました。

最終的には佃が伊丹に手を差し伸べてしまうんだろうなと思っていましたが、ギリギリで見捨てなかったところが、やはり佃らしいなと思いました。

佃達も殿村もみんな色々我慢したと思いますが、沢山の農家の立場に立って協力し合えたことはとても素晴らしいと思いました。

それにしても、不測の事態にも動じず、的確な判断を下せる財前と藤間社長のリーダーシップには脱帽です。こういうトップと上司がいる会社なら、帝国重工の未来も明るそうだと思います。

最後には誰も不幸になることなく、ウィンウィンの結末になったのも良かったです。(5段階評価:★★★★★)(PN/湊海)

財前・立花・殿村・佃・藤間・水原・・・カッコ良ぎ!

以上、下町ロケットのネタバレと感想を紹介してきました!

下町ロケットが終わってしまって悲しいなと思いつつ続編に期待を寄せざるとおえません。

下町ロケットの大きな魅力は、多くの力ある役者さんがみんな輝いていることが言えると思います。

悪役が悪役としてやりきっているからこそのかっこよさも、もちろんあるのですが、決めるべきとことをキッチリとかっこよく演技しているのがたまらなくかっこよいですね。

特に、特別編では、財前部長(吉川晃司)、佃社長(阿部寛)、殿村(立川談春)、藤間社長(杉良太郎)、立花(竹内涼真)、水原本部長(木下ほうか)がとてもかっこよかったと個人的には思います。

これだけ仕事に熱くなれるのはやはりカッコイイなと思いますし、帝国重工のような大企業が味方に回ったときとの頼もしさと強さは半端ないですね。

下町ロケットの続編では、後手後手にまわっていた帝国重工の威厳が最後の最後で復活したのはまさに逆転劇といえるでしょう。

 

特に輝いていたキャストを聞いてみると次のような声があがっています。

今週のMVP今週のMVP

殿村直弘役を演じられた立川談春さんです。台風でのシーンでの稲本を許し助ける男らしさに素直にカッコいいと感じたからです。

財前部長です。自治体の許可を得てキャラバンを派遣する社の方針に反して、殿村たちの救援に向かう時に、全責任は自分が取るという潔さ。辞表を持って、役員会に出て、農家を救うため、帝国重工の姿勢としても特許許諾をするべきだと訴える姿はカッコよすぎです。

かなり葛藤があったと思いますが、一番色んなものを飲み込んで特許を使わせてあげた立花が男らしいと思いました。

個人的には、財前部長が懲罰会議において、さらなる要求を通すという場面にもっとも感動を覚えました。気持ち良いぐらいのふてぶてしさですね。善に向かう方向のふてぶてしさはかっこよくて仕方ないです。

財前部長、水原本部長、藤間社長のホットラインにはいつも感動させられます!

最終回詐欺と11話では、話題になっていましたが、特別編による本当の最終話は、圧倒的な感動が詰まっていました。2019年正月早々素敵な作品を見られて嬉しく思いますっ!!

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