いだてん東京オリムピック噺

「いだてん~東京オリムピック噺~」第3話「冒険世界」の、あらすじ・ネタバレと感想をお届けします。

いよいよ四三(中村勘九郎)が東京へ旅立ちます。

彼にとっての東京がどのような街だったのか、ワクワクしてきますね!

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大河ドラマ「いだてん」3話のネタバレ!

志ん生師匠の弟子と、四三の旅立ち

昭和35年、志ん生師匠宅。

オリンピック選手団の結団式がテレビに流されている。
志ん生師匠一家は弟子と朝食をとる習慣がある様子。
ところが、新入りの弟子・五りんが、顔見せが初めてだったうえに朝ご飯を断ったので、みんな騒然とする。
しかも、庭で水浴びを始めるので、もろ肌脱ぎに女性陣はキャーキャー大騒ぎ。
五りんは「親父からの言いつけ」で、水ごりを毎朝の習慣にしていたとのこと。

水ごりつながりで…。

明治42年、熊本。

日々水ごりの習慣を続け、畑仕事を手伝う金栗四三。
身体検査で落ちたことをまだ引きずっているが、進学したい気持ちはあるらしい。
東京高等師範学校の資料を眺める日々だ。

四三が気にしていたことは2つ。
・嘉納治五郎先生に「抱っこしてもらった」とうそをついていたこと。
・自分だけ中学にいかせてもらっていたこと。
兄・実次は「抱っこのことはわかっていた」とどやしつけ、「乃木大将にはなれなくても、治五郎先生を乗り越えろ」というのだった。

四三は無事、東京高等師範学校に合格する!

見送られて汽車に乗る四三、友人の美川秀信も一緒だ。
実次は「美川は夏目漱石を超えるのか」と言い、何しろ嘉納治五郎と夏目漱石だけんね、と盛上がる。
汽車の中で「大言壮語がすぎる」とぼやく美川。
家族みんなに頑張れ!万歳!と応援され、旅立つ四三だった。

四三、東京の第一印象は最悪?

東京までは、たっぷり2昼夜かかる時代。
雑誌「冒険世界」を美川に借りて読む四三。
「天狗党」が載っていて、スポーツ同好会だよ、と美川が教える。

その頃の三島弥彦は、あっぱれな暴れっぷりだった。
「スポーツは趣味だね」と語り、1度位は負けてみたいと女性に語る始末だ。
元薩摩士族で千駄ヶ谷の一頭地に住み、母の三島和歌子は女傑「女西郷」と呼ばれる人物だ。
当時、三島一家をモデルにした小説「不如帰」が出版されていた。
和歌子は鬼のような母と書かれていたが、女中シマは困って「心優しいお姑さん」とあると、嘘をつくのだった。

おのぼりさんの代名詞である「赤ゲット」の荷物を背負った2人は東京に到着。
時間があるので「浅草十二階」を見に行く、と言い張る美川。
「遊んでかないお兄さん」と、さっそく小梅に誘われ、車屋の清とも知り合う。
しかし、財布をすられた四三!
電車の中でのことだと気づき、そのまますっかり電車嫌いになる四三だった。
夜7時過ぎに寄宿舎に到着する2人。
舎監は厳しい永井で、「冒険世界」を持っているだけで、早速殴られる美川。
「金栗のもの」と押し付けると、今後は四三が、懲罰で肋木に釣られるのだった。

四三の学生生活が始まる。
嘉納治五郎先生のオリンピックについての談話を聞き、姿を見るだけで感動する四三。
東京でも朝から水を浴び、ご飯を30回噛み、韋駄天通学を続けている。
20分で到着し、学校には1番のりだ。
熊本弁を笑われ、体育の授業では果敢な治五郎先生をあこがれの目で見るのだった。

夏休みの帰郷

それでも熊本が恋しく、夏休みに嬉しそうに帰郷する四三。
沢で水浴びしているとスヤに会い、立ち上がって裸を見られてしまう。
「東京はどぎゃん?」と聞かれて四三が言うのは「思ったより坂が多い」だけ。
学校と寄宿舎の往復で、銀座などには縁のない四三だ。
音楽で笑われたので神社で練習していると語り、一緒に「自転車節」を歌うのだった。

仏壇を拝みお土産を渡す四三。
治五郎先生の書「順道制勝行不害人」について実次に聞かれて、マゴマゴしてしまう。
「何になるんだろうね、四三は」と期待する母。
「青白くなって帰ってきたと思ったら真っ黒だ」と笑う祖母。
だご汁がうまい、と喜んでいたものの「スヤが来年女学校を卒業したら見合いする」と聞き、ちょっと寂しい四三。
翌日から畑の手伝いをしながら、四三は兄に「ひとかどの人間になるには何か道を見つけろ」と言われるのだった。

夏休みはあっという間に終わり、四三は美川と汽車に乗る。
今度は、家族は畑で忙しく、見送りに来なかったが…。
「坊ちゃんのマドンナのような女性が!」と美川がさす方向を見ると、なんとスヤが自転車で汽車を追いかけている!
「お達者で、次回も歌ってね」と叫ぶスヤ、しかし転んで、自転車ごと倒れてしまう。
四三は、精一杯「自転車節」を叫ぶ。
手を振る寂しそうなスヤ、「誰々?」とうるさい美川だった。

「まらそん」とは何か

また「早いから浅草に」と美川に引きずられる四三。
活動写真を見に行くと、ちょうど三島和歌子も「不如帰」の上映を見に来ていて、底意地の悪い役柄の姑に怒っていた。
抜き身の刀をもって「訴えてやる」という和歌子に困る女中シマだった。

またもや小梅に呼び止められて、気のある美川、引っ張って逃げようとする四三。
東京は人が多いとうんざりする四三に、そんなに熊本がいいなら帰ったらいいと怒る美川。
「レンコンの穴から世界は見えない」というのだった。
そこに、いきなり空砲が聞こえる!
天狗党メンバーの猛烈な走りに突き飛ばされ、ぽかんと浅草十二階を見上げる四三だった
車屋の清も走りに参加しようとするが「ダメだよ学生じゃなきゃ」と言われている。
「どこに向かってるんですか」と尋ねる四三。
「どこにも向かってないよ、ぐるぐる回ってるのさ」と答え、「お前マラソンしらねーのかよ」という清。

これが、四三とマラソンとの、記念すべき出会いだった。
「目の前の彼らは、走りたいから走っている」ということに感動し、兄の「熱中する何か」との言葉を思い出す四三。
静かに確実に、小さな火がともる。

一方の若き志ん生・孝蔵は、名人橘家円喬の寄席に通っていた。
そらんじて夜練習したりしていると、歌いながら走る、いだてんの四三とニアミスしているのだった。

寄宿舎では、吉原に行ったことがばれて、永井につるしあげられている。
「小梅に惚れられちゃってさ」と自慢げな美川をよそに、肋木と美川の足の間の「マラソン全員参加」のチラシにばかり興味がいく四三だった。

小梅と浅草十二階について紹介していますのでよろしければ併せてどうぞ。

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大河ドラマ「いだてん」3話の感想

男泣きのお兄さん・実次(中村獅童)に感動しました。
父親の分まで見守ってきたという気持ちもありますよね。
「大言壮語がすぎる」と言われていましたが、地元に来た名士の嘉納治五郎と夏目漱石を「推す」感覚は、当時の常識だったのでしょう。

東京に行っても何物にも染まらない四三には、好感が持てます。
東京の感想が「意外に坂が多い」と言うだけなのは、面白かったです。
「やりたいこと」と迫られて、四三が戸惑う気持ちはよくわかります。
無理に「優秀」のレッテルを貼られ、変に持ち上げられても、困惑しますよね。
このピュア過ぎる四三が、この後どうやってスヤ(綾瀬はるか)をお嫁さんとしてゲットするのか、オリンピックの話とは別腹で、興味津々です!

金栗四三(中村勘九郎)と親友の美川秀信(勝地涼)の対比が面白い!

しかし、登場したときには真面目そうに見えた美川秀信は、おちゃらけた役に変貌してしまいましたね。
やはり勝地涼の持ち味通り、という感じです。

吉原で小梅と出会うのが、美川、車屋と出会うのが四三というのは、設定としてなかなか面白かったです。
最後の肋木のシーンはおかしかったです。

つるされている美川に注目しているのかと思いきや、四三が見ていたのはポスターの方でした!

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