朱野帰子の小説が原作で、吉高由里子さん主演の春ドラマ「わたし、定時で帰ります。」にベテラン実力派女優内田有紀さんが出演されることが決定になりました。
内田有紀さんが演じるのは吉高由里子さん演じる主人公の先輩である賤ヶ岳八重(しずがたけやえ)役です。
こちらでは、今も昔と変わらぬ美貌で女優として一線で活躍する内田有紀さんにフォーカスしたいと思います。
ドラマ「わたし、定時で帰ります。」内田有紀演じる賤ヶ岳八重(しずがたけやえ)の役柄は?
内田有紀さんが演じるのは吉高由里子さん演じる主人公・東山結衣の同僚で東山の先輩である賤ヶ岳八重役です。
賤ヶ岳八重は双子の子供を持つワーキングママ通称「ワーママ」の役で東山同様、WEBディレクターです。
また、賤ヶ岳はワーママの中のワーママである「スーパーワーキングマザー」で、夫に育児休暇を取らせ、自身は育休を早めに切り上げて復帰したという仕事好きのキャリアウーマンです。
母業もあり多忙でありながら、この仕事が大好きな賤ヶ岳と効率を求め、「いかに定時で仕事を切り上げるか?」を考えて生きている主人公・東山との関係がどのように描かれるのかは楽しみなところですね。
また、昔と比べて今は女性が「妊娠・出産・結婚」で仕事を辞めるという選択をすることが逆に珍しくなりつつある時代なので、ドラマの中でワーキングマザーである賤ヶ岳がどんな風に描かれるかということも女性としては注目してみたいポイントです!
内田有紀のプロフィールと出演作品
内田有紀さんは有名高級住宅地広尾で生まれ育ったお嬢様で、なんと芸能界入りのきっかけは本人のスカウトではなく内田有紀さんのお母様へのモデルスカウトだったそうです。
お母様のモデル撮影に付き添いで現場へ行っていた中学2年生で内田有紀さん自身もモデルにスカウトされ、撮影活動の他にCMなどにも出演しだします。あの美しさとスタイルの良さはお母様からの恵みの賜物だったのですね!親子そろってモデルさん、そして広尾に住むお金持ちということで、素直にうらやましいですねー(笑)
女優としてのデビューは1992年のテレビドラマ『その時、ハートは盗まれた』でした。この頃、通っていた高校を芸能活動に専念するため退学されています。高校退学はお嬢様である内田有紀さんにとっては大きな決断だったのではないでしょうか?それだけ女優として生きていこう!という気持ちが高校生なのにしっかりと意志が固まっていたのでしょうね。
1994年に『時をかける少女』で連続ドラマ初主演しています。この作品の内田有紀さんは本当に可愛く当たり役だったと評判になり、同年に歌手デビューも果たし一気に人気が急上昇。
Only youは特に名曲ですね!小室哲哉さんの曲ということでも話題になりました。
懐かしい・・・
同じく小室哲哉さんの作詞、作曲、編曲の「BABY’S GROWING UP」も映画「花より男子」主題歌となりました。
その後はアイドルではなく歌手と女優として活動しますが演技の勉強を兼ねて有名で厳しい演出家つかこうへいさんの芸奇談「北区つかこうへい劇団」に入団し、一から本格女優の一歩を踏み出し、歌手を辞め演技に集中して活動し、映画、舞台とまで女優業の畑を増やし、ますます女優としての実力をつけていきます。
今は忘れられていますが、なんと内田有紀さんは2002年9月に一度芸能界を引退されています。
そのきっかけは『北の国から 2002 遺言』で共演した俳優の吉岡秀隆と結婚する為で、有名女優である内田有紀さんはその輝かしい芸能人としてのキャリアを捨て、家庭に入ります。この決断にはファンを始め、びっくりした方も多かったのではないでしょうか?
また、この「北の国から」のスペシャルドラマでは吉岡さんと結ばれる役を演じていた為、実際に二人が結ばれたことに対しての驚きは当時、世間を騒がせた出来事となりました。
そんなお2人ですが残念ながら約3年という短い結婚期間にピリオドを打ち2005年12月に離婚されています。その後、内田有紀さんは「もう一度輝ける場所がほしい」と女優として芸能界へ戻ってきます。その行動を見ていると、恐らく内田有紀さんは専業主婦の生活に耐えられなかったのが離婚の原因だったのかもしれませんね。
2006年に放送されたテレビドラマ『誰よりもママを愛す』で女優復帰し、その後は今まで女優として活躍されています。
ちなみに、北の国からはFODで見放題配信中です!(2019年3月現在)
内田有紀が再注目されている理由を考察!
内田有紀さんは近年も話題作の名脇役として出演しています。
毎回高視聴率を記録しているドクターX〜外科医・大門未知子〜のシリーズでは城之内博美役を演じ、主人公の外科医・大門未知子と同じように事務所に所属し、フリーランス麻酔科医として働く役でした。この役でも色々な理由でシングルマザーとしてフリーランスで働くことを選択した強い役。
他のドラマの役も母親役や少しわけありの女性役が多いかと思います。内田有紀さん自身の離婚・芸能界引退というプライベートな過去が今、わけありの女性を演じるに当たって演技に深みを与えているように感じます。
恐らく今後も「酸いも甘いも知った女」の名脇役を好演していくのではないでしょうか。
これからの大人な内田有紀さんも楽しみですね。