吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります。」が開始しましたね!
“残業ゼロ”がポリシーのヒロイン・東山結衣は、共感できるキャラクターになっているのでしょうか?
ブラック上司にモンスター社員と、結衣のなかなか困難なワーキング風景に加え、徐々に恋の波乱も見られる予定です。
早速、第1話のあらすじネタバレをご覧ください!
TBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」1話のネタバレ!
仕事は効率よく!18時退社を守る東山結衣
無事新規プロジェクトのリリース完了!と、盛り上がる東山結衣のチーム。
定時の18時に「かえろ!」という結衣に、同僚の三谷佳菜子は「打ち上げは?」、「次の仕事は?」と食い下がる。
しかし、仕事は完了、明日は有休消化と揺るがない結衣のポリシー。
新人の来栖泰斗も一緒に退社するのが、ますます理解できないという雰囲気の三谷だった。
結衣が走ってまで目指すものは…上海飯店の18時10分までの「ハッピーアワー」、1杯の半額ビールだ。
冷やかす中年の常連客に「残業するときはしますよ、マレですけれど」と弁解する。
「出世よりも9-6時の小籠包」が結衣のポリシーだ。
有休は、泊りがけの人間ドック。
検査後は鬼怒川グランドホテルでゆっくりし、マッサージや高級ディナーを1人で堪能する。
SNSのチェックは欠かさず、
「日本人は遅刻にはうるさいのに、どうして終業時間にはルーズなんだろう」との“愁”の書き込みに「いいね!」をつける。
“愁”は資料をまとめてくれた、結衣の影の相棒らしい。
「気になること」とのメッセージが悠から入る。
「種田晃太郎が、本社に戻るそうです」との内容に、ぎょっとする結衣だった。
元カレ・種田晃太郎が同じ部署に!
種田晃太郎は「仕事に半端ない、猛烈で完璧」とライバル会社にも有名らしい。
結衣の“制作4部”に異動してきたのだ。
いつも通り8:55出社し、「無駄がない」と三谷にすら思える見事な効率の良さを見せる結衣。
そこに、福永と種田が部長と副部長で就任しきて「がんばります!」と陽気な挨拶をする。
顔色の優れない結衣だった。
次の仕事「ファイアストロング」の新企画は熱い福永のトークに反応した三谷が仕切ることになった。
「人の倍10倍はやらないと」と、新人に説教する三谷。
それを横目に「よっしゃー!」と、定時にあがろうとする結衣。
晃太郎とばったり会い「ほんとに毎日定時」と冷やかされる。
福永部長も「もっと頑張ろうよ」、「自分のことしか興味ない人なの」と引き留めようとするのだった。
今日は彼の諏訪巧と、おうちデートの日だった。
キャンプ用品で作ってくれた手料理が結衣を待っていた。
巧は晃太郎と会ったことがある。
「見た目に騙された連日徹夜で…人間じゃない」との悪口を遮る巧。
「一緒にいてくれる人との生活を大事に」という点で巧と結衣はウマが合っていた。
キスして幸せそうな結衣だった。
会社では、厳しい三谷と新人・小泉が、またモメている。
うちは配属したても有休撮れる、30分前出社も強制しない、とフォローする結衣。
新人を甘やかすなんて、と言う三谷は咳をしている。
昨日もチームは終電だったらしい。
「仕事は無理をしてでもやるものだ」と三谷。
「話通じねえ」と出ていってしまう小泉。
咳が止まらない三谷に薬を差し入れる結衣。
昔は就職も楽ではなかった、最近は売り手市場だと、新人に厳しくしたい三谷。
意見の一致を見ない三谷と結衣だった。
新人の面倒で、ハッピーアワーに間に合わなかった結衣。
上海飯店で待っていたのは産休中の先輩・賤ケ岳八重だ。
“無理はしない人”仲間だったのに「席がなくなるから」と復職を焦っている八重が心配になる結衣。
さらに常連さんの一人が過労死したと聞いて、落ち込む。
「死んで花実が咲くものか」との話にショックを受け、八重に慰められる結衣だった。
福永部長は結衣にも小泉の教育担当を指示する。
デザイナー情報では、三谷は以前の会社で怒鳴られまくっていて、皆勤賞だけが自慢だったらしい。
「相手の立場に立つ」ということで、またもやこじれている三谷と小泉。
不穏な雰囲気が漂っていた。
新人がテロ退職!
「いったよね、フォローしてあげてって」と結衣に言う福永部長。
何と、三谷のPCが、小泉のイヤガラセにより開けなくなったとのこと。
「退職します」の付箋を1枚置いて、三谷のパスワードを書き換えて行ったらしい。
新人の退職は2人目、管理部に連絡するのはみっともないと、福永は承知しない。
小泉を説得するため、三谷が頭を下げたら?という成り行きだ。
「何がいけなかったんでしょうか?」とぼやく三谷。
「三谷さんなんか古くないですか?」と来栖が余計なことを言う。
フォローしようとする結衣にもキレる三谷。
「自分のことしか考えていないあなたは評価され、要領が悪い自分は評価されない」
そう叫んで、走り出してしまうのだった。
結衣は小泉に電話するが「パスワードは三谷が土下座しないと教えない」と返すありさまだ。
まいったな、と福永は自分の責任が問われることを心配している様子。
三谷のフォローを申し出る晃太郎は、以前福永の会社を辞めた時のことを申し訳なく思っていた。
福永は結衣と晃太郎が交際していたことも知っていた。
晃太郎は昔のことを思い出してしまう。
…コウタロウ、起きて!
…今日何の日か覚えてる?
そんな結衣のセリフと涙顔を、思い浮かべる晃太郎だった。
その日三谷は捕まらず、デートの時にも、元気がない結衣。
彼・巧にも心配されてしまう。
「職場の価値観は人それぞれ」と言いフォローする巧。
「美味しいものでも食べに行って話を聞いてあげれば」とアドバイスしてくれる。
結衣、同僚のために動く!
翌日も三谷は会社に来なかった。
結衣は、三谷の実家に様子を見に行くことを買って出る。
「合わせる顔がない、会社に行きたくない」と、布団にこもる三谷。
三谷は前の会社よりも実力主義な現会社を怖がって、残業・皆勤賞で自分の居場所を確保しようとしていたのだ。
「要領のいい人にはわからない」とイヤミな三谷。
「そんなことないですよ」と、自信のなさと“定時”の話を持ち出し、自分の過去を話す結衣。
結衣はかつて新卒で大手旅行代理店に入社、怒鳴られても仕事を全部やり、100時間の残業をこなしていた。
「病気か怪我をしたら休めるのに」と考える毎日。
半年後、ついに階段から転落し意識不明の重体、危篤状態を経験してから「無理はしない」と決めたのだ。
100社も面接を繰り返し、“定時”のポリシーを聞いてくれ「人生を楽しめ、積み重ねがいい仕事を作る」と言ってくれたのが、現会社の社長だった。
「三谷さんが“仕事ができない”なんて誰も思っていない」とフォローも忘れない結衣。
「死んで花実が咲くものか」と言い、「死んでしまいたい」と無断欠勤に悶える三谷に、上海飯店のお粥を差し出す。
三谷は「結衣に馬鹿にされていた」と誤解していたようだ。
月曜、無事出社し、晃太郎に謝って結衣に挨拶する三谷。
ホッとしたところに、復帰の挨拶をしに来た賤ケ岳八重が登場する。
「初日から残業でもなんでもする」、「頼もしい!」とパワフルに盛り上がる八重と福永部長。
「定時に帰ろうよ…」とコッソリため息をつく結衣だった。
その時。
「福永清次、その部長は危険です」と、悠からのメッセージが入るのだった…。
TBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」1話の感想
初回から見ごたえ十分で、感情移入したくなる話でしたね!
結衣の上役に福永と元カレの種田晃太郎が来るだけでは終わらず、新人はテロ退職するし、ベテランは無断欠勤するし…で、ビックリでした。
でも「残業ゼロの女 vs 皆勤賞の女」が丁々発止だったのが、無事分かり合える方向になって良かったです。
あのままこじれたら、小泉と三谷、2人の退職の責任を結衣がとることになったかもしれません。
何しろ「危険な」福永部長ですから、自分の保身のためにどう出たかわかりませんよね。
思いのほか自分本位なだけではない、ちゃんと周囲も見ている結衣を、応援したいです!
東山結衣が“定時”を目指すわけは…過去に仕事で死にかけていたから!
結衣の過去が、かなり明らかになりましたね。
定時退社をモットーにしているのは、過去の種田晃太郎との結婚トラブルが原因かと思っていたのですが…。
実は、新入社員時代にヒドイ経験があったのでした。
「危篤状態」にまでなっていたというのにはビックリでした。
だからこそ、ワーカーホリックの晃太郎が許せなくて、そばにいるのが怖くなって、別れるしかなかったのですね。
新人時代の過去を語り合って、少しは理解し合えた結衣と三谷。
晃太郎と結衣の間でも、少しは仕事のスタイルをすり合わせできればいいのになぁ、と思います。
ドラマ・シネマガイドブックでは、この他にも「わたし、定時で帰ります。」のキャストに関するコンテンツなども紹介しています!
よろしければ併せて御覧ください!