ミストレス-女たちの秘密-

NHKドラマ10「ミストレス~女たちの秘密~」第4話の、あらすじと感想をお届けします。

徐々に、危険な恋に足を踏み入れてしまう人が現れます。

父親の死に秘密があるのに、その息子を愛してしまった香織、不倫行為におびえる冴子、同性愛のカップルにのめり込みつつある樹里。

また、久しぶりの恋にときめく友美にも新しい展開が見えてきそうですね。

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「ミストレス~女たちの秘密~」4話のネタバレ!

香織と貴志の関係

柴崎香織が小田切良太に送ってもらうと、クリニック近くに貴志が立っていた。
失意の貴志は、家で母親・佳恵に大学に戻るよう言われ、いらだつ。
・別荘は父親何故一人で行っていたのか
・父親の苦しみを、何故気づけなかったのか
解決するまで大学に戻る気になれないという貴志だった。

貴志からのメッセージに応えかねている香織に、佳恵が会いに来た。
亡き光一郎のことを話題にする佳恵。
しかし、本題は貴志を何とか大学に戻したい、と言う話だった。
「先生の言うことなら聞くと思うんです」とすがりつかれ、うなずく香織。
貴志を家に呼び出すことにする。

小田切のことを気にする貴志に、母親の心配を伝え、大学に戻すよう促す香織。
「もっと大人になってほしいの」と諭す。
「僕が迷惑なんですか?」と聞く貴志に、うなずく香織。
しかし「怖いんですか?」と貴志は香織に近づく。
「自分は子供だ、でもこの世で1番、あなたのことを思っている!」と貴志。
キスしようとする貴志に「私はあなたの友人にしかなれない!」と香織が言うと…。
「あなたは嘘ばかりついている!」そういって帰って行く貴志だった。

冴子の受難

原口冴子は坂口新との過ちを後悔し、急ぎ帰宅したが、夫・悟史は不在。
そのまま携帯もつながらず、2晩帰ってこないのだった。
水島樹里経由で「実家にいる」と連絡があっただけだ。
「ケンカでもしたの?」と心配した樹里は、悟史の説得にあたる。
「帰ってあげなよ?」と勧めると、悟史は「旦那失格」と無精子症のことを卑下しているのだった。
「もし逆だったら?子供が産めない女は奥さん失格?」と樹里。
一緒にいることの大切さをかみしめた悟史は帰宅し、冴子を待ち構える。

ムードタップリに、タヒチ料理を作ってくれた悟史に、冴子は「心配した!」と抱き着く。
「俺と別れた方が幸せなんじゃないか」との悟史の懸念に「いなくなるわけないじゃん!」と冴子。
互いに抱き合う冴子と悟史。
ベッドでキスするも…。
「こうしているだけでいいや、ゴメン」と、それ以上に進んでくれない悟史。
ちょっと不安な気持ちの冴子だった。

会社では坂口とぎこちない冴子。
「2人で会うのはやめよう」と言ったものの、坂口の元気がないのが気になる。
元気出してと言いつつ「お前が言うなって感じだよね、ゴメン」と冴子。
「もう1回キスしてくれたら」と言う坂口は、「待っている」と冴子に熱い視線を送るのだった。

その後、冴子は自分が妊娠していることに気づく!

ときめく友美、失意の樹里

友美の娘・萌と安岡周平の娘・えりは無事2人とも登校できるようになった。
自分からキスしたことを意識していた友美は、安岡に「嬉しかった」と言われてときめく。
娘たちのお泊り会の日に、デートする約束がまとまり、友美は樹里にアドバイスを受ける。

おうちデートの日。
樹里おススメの緑のランジェリーを持て余していた友美だったが…。
安岡がホラービデオに夢中なので、いっそ着替えてみようと考える。
しかし、タイミング悪く、「こげくさい」と階下から呼ぶ安岡の声が。
焦った友美は毛布に絡まって下着で階段から落ちてしまった。
トイレで泣きじゃくる友美。
魅力的だったと褒め「ずっとあなたに触れたかった」と告白する安岡。
トイレから出てきた友美と安岡は抱き合い、いい雰囲気でキスするのだった。

一方また須藤玲を呼んでいた樹里。
しかし、結婚式の準備でドタキャンされてしまい、ヤケになって曽我部直生を呼び出す。
とんできた曽我部はウブで樹里をイラつかせるが、季節外れの線香花火を持ってきてくれたりと、樹里の好みに合わせていたわってくれるのだった。

危ういキス

小田切や母から結婚をほのめかされている香織。
しかし、今はクリニックや貴志のことで、それどころではない。

ついに貴志が京都の大学に戻るということで、香織は木戸家に招待される。
食事とワインをいただき、「先生のおかげ」と佳恵にお礼を言われる香織。
貴志は「いろいろとお世話になりました」とだけで、ぎこちない。
「少しでもお役に立てたなら良かったです」と香織もかしこまるのだった。
2人を見比べる佳恵。

クリニックまで送ってきた貴志。
「よく決心したわね」という香織に「最後に一つお願いがあります」と言い出す。
貴志を家に上げてしまった香織。
絵のモデルを引き受けたのだ。

無言でペンを走らせる貴志。
絵をプレゼントされ「お父様のような立派な建築家になって」と手を差し出す香織。
「元気でね」、「あなたも」と交わしたものの…。
握手し、貴志は香織をそのまま抱き寄せる!
「さよなら!」
何も言えない香織は、逃げずにキスを受けてしまう!
もう一度、今度は香織も覚悟のディープキス。

振りほどき、泣けてしまう香織。
涙をこらえるように帰る貴志だった。

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「ミストレス~女たちの秘密~」4話の感想

第4話の題名にある「危ういキス」は、明らかに香織と貴志のことでしたね!
形としては貴志に押し切られてしまった香織ですが、そもそも送られたり家に上げたり、挙句に握手に手を差し出すなんて、明らかにスキだらけです。
貴志もそれがわかっているからこそ「嘘ばかりつく」と言ったのだし、煮え切らなかったのだと思います。

しかし、母親・佳恵からしてみれば、不倫のことは知らなかったとしても、夫の次に息子まで取られてしまった、としか思えない状況ですよね。
次回予告で香織と抱き合っていたのが貴志だとしたら…あとは佳恵と香織の一騎打ちになるのかな、と考えずにはいられません。

1番危ういキスだったのは誰?

1番苦痛を感じる状況にあるのは、原口冴子ですね!

せっかくの妊娠を喜べない状況に、いったいどう振舞うのか、夫・悟史にはいつ明かすのかなど、心配で仕方ありません。
冴子が坂口と不倫してしまった瞬間は、悟史のあまりのヒドイ発言に「浮気くらい仕方ないかも」と思う状況でした。

でも、悟史が実家に隠れていただけ、というオチを聞いてしまうと、一方的に冴子が悪いという結果になったな、と思わざるを得ませんね。
もともと「夫フェチ」というくらい愛していたのだから、踏み外してしまった代償は大きいですね。

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