守谷壬三 考察

シャーロックの6話。後半戦に向けてラスボスのような存在が登場してきましたね!

綾香(吉川愛)に刷り込んだビデオテープ。

その中で話していた女性がしきりに話していた、「あの方に言われて・・・」の「あの方」って誰なのでしょうか・・・!?

3話の地面師の時にもちらっと名前が出ていましたが、6話の最後の語りの部分で、ついに「守谷壬三(もりやじんぞう)」とはっきり名前が出ましたね!

原作となるシャーロック・ホームズでも宿敵がいましたが、まさにそこにあたるキャストですね!

原作では、モリアーティですが、和製「シャーロック」では、「守谷壬三」とネーミングがニクイ!!

モリアーティと守谷壬三について考察していきます!

ジェームズ・モリアーティとは?

原作のコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズシリーズ」の中で登場する宿敵は、「ジェームズ・モリアーティ

「シャーロック・ホームズシリーズ」の中での、ジェームズ・モリアーティは、天才的な高い知能を持った元数学教授という表の顔と、ロンドンに暗躍する悪党一味の統領として機智を振るい、狙った獲物は必ずしとめる犯罪者という裏の顔の2つを併せ持つ人物。

月9のシャーロックの中でも、「あの方のおおせのままに」というような教祖的な存在感を持つ悪の親玉というところですね。

それにしても「守谷壬三」というネーミングのセンスが非常に良いですね!

「壬三」という文字を勝手に連想すると、新選組となる以前の壬生浪士と、新選組の土方歳三を組み合わせたような名前で、かつモリアーティに寄せた名前。憎むべき相手とは思いますが、なんだか強烈なカリスマ性を持つ名前で、期待が高まります。

「あの方」という教祖的な存在感にピッタリな名前ですよね。やはりネーミングも脚本家の井上由美子さんなのでしょうか。素晴らしい。

ネーミングの面白さに絶賛の声!

シャーロックは原作が、強烈な人気のある原作だけに、月9で扱うために、様々な工夫がありますが、その一つに名前が面白いですよね。

前述のとおり、「守谷壬三」と「モリアーティ」も面白いですし、

シャーロック・ホームズ「Sherlock Holmes」で「シシオー」となんとなく似ています。

若宮淳一は、ワトソンは「John H. Watson」でWJ。「若宮淳一」となんとな~く寄せている感じが良いですね。

ドラマのキャストの名前は、よくよく見てみるとネタが入っていたりして面白いところがあります。

7話で伊武雅刀さん演じる役は、行方不明になった祖父、寅二郎ということで、放浪してる寅さんを彷彿させるというこちらは異名ではないでしょうか。少年寅次郎が話題になっていることもありますしオマージュ的な雰囲気を感じます。

余談ですが、ドラマの役名でインパクトがあったのは、イノセンス冤罪弁護士。役名にすべて温泉地名を入れるという衝撃的な名前。キャストを温泉で関連付けていた方も多いのではないでしょうか。

ここまで露骨ではないにせよ、シャーロックの人物名は面白いです!

Twitter上でも名前に関してさまざまな声が上がっています!

まとめ-「守谷壬三」という軸

「守谷壬三」の登場によって、ドラマがぎゅっと引き締まりますね。

これで、最終回までの気になるネタが出てきましたし、これからの回では、おそらく結末に少しずつ登場するような展開が予想されますが。

思えば、最近の月9の展開は最終回まで引っ張る伏線が面白かったように思います。

トレースでは、一家惨殺事件の真相を最初から最後まで小出しで展開していましたし、朝顔では、母親の行方をずっと追っていました。

ラジエーションハウスでは、子供の頃の約束を思い出すのか出さないのか、ですかね。

分かっていながら、この展開は、やはりドラマを面白くさせます。

作品賞を受賞した3年A組では、最初に最終日のシーンを描くことで、1日1日その最終日に向かうという流れで、1話1話が楽しみに。

今回の「シャーロック」の6話では、「守谷壬三」という存在が明確に登場したことで、最終回まで見たいという欲求が湧き上がり、脱落の可能性はなくなりましたね。

まさに、中だるみ防止策。ここのところの月9の好調はシャーロックでも確約されたと思う6話でした!

ちなみに、6話でちらっと登場した堀田真由さんですが、あまりにちょっとしたシーンでしたが、重要な発言をするシーンでしたので今後も登場するのでしょうか。期待したいと思います。

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