ドラマ「3年A組」の原作なしのオリジナル脚本が面白すぎる!!と注目があつまっている武藤将吾さん。
武藤将吾さんの手がける作品をこの機会に多く見てみたいという方も少なくないはず。
そんな方にとって、武藤将吾さんの作品の中で3年A組以外で特にオススメの作品を5つ選んでみました。
そして、2019年3月現在でのVODでの動画配信もまとめていきます!3年A組はhuluで配信中です!
脚本家・武藤将吾さんのプロフィール
武藤将吾(むとう しょうご)さんは1977年生・神奈川県出身の日本のドラマ脚本家で「日本シナリオ作家協会」の理事。
2002年に「野球狂の親父」でフジテレビヤングシナリオ大賞・佳作を受賞。
その後フジテレビ制作のドラマ「電車男」「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」が大ヒットしたことで、その名が世に知れ渡ることになる。
2017年からは特撮「仮面ライダービルド」のメインライターとして脚本を担当。
子供とともに平成仮面ライダーシリーズを視聴するようになってから同シリーズに興味を持ちテレビ朝日の関係者に「仮面ライダーをやりたい」とアピールしたところ、新シリーズの脚本家を模索していた東映プロデューサーへ話が伝わり、メインライターを担当する事に。
本編全49話に加え、劇場版、Vシネマを一人で書き上げた。
武藤将吾さんのオススメ作品5選(ドラマ3作品、映画2作品)
ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」
ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」
(2007年7月3日から9月18日まで放送)
中条比紗也の漫画『花ざかりの君たちへ』を原作とするテレビドラマ。
帰国子女・芦屋瑞稀(堀北真希)は、中学時代に将来を有望視されていた走り高跳びの選手・佐野泉(小栗旬)に一目ぼれをする。
しかしある事件をきっかけに跳ぶことを辞めた佐野をもう一度跳ばせたいという一心で髪を切り、ベストで胸をつぶし男子生徒になりすました瑞稀が、佐野の通う全寮制男子校に編入する事で数々の騒動が巻き起こるストーリー。
ほかにも、生田斗真、水嶋ヒロ、山本裕典、岡田将生や木村了などのイケメン俳優が多数出演していて、見ているだけでも目の保養になる作品。
ドラマ「アタシんちの男子」
ドラマ「アタシんちの男子」
(2009年4月14日から6月23日まで放送)
幼い頃に母親が病死し、失踪した父親に勝手に連帯保証人にされたことで、20歳で1億円の借金を抱えたホームレスの峯田千里(堀北真希)。
ある日、千里のもとに大手玩具メーカー社長・大蔵新造(草刈正雄)が現れ、借金を返す代わりに結婚してほしいと言い出す。返す当てがない千里は仕方なく結婚を承諾したが、1カ月後に新造が死亡する。
その後千里は、それぞれ個性的な新造の6人の養子(要潤・岡田義徳・向井理・山本裕典・瀬戸康史・岡山智樹)たちと出会い、3カ月間彼らと別宅の「「トリックハート城」で暮らすことに。
しかし、彼らはお互いを家族と認めない上に自分勝手な行動をとり、継母・千里と一緒に暮らすことにも猛反発する。それでも、千里は持ち前のガッツで試練を乗り越え家族としての絆を深めていく。
ドラマ「家族ゲーム」
ドラマ「家族ゲーム」
(2013年4月17日から6月19日まで放送)
本間洋平作の同名小説を原作として制作されたドラマ。
立派な一戸建てに住み、周囲からは何の不自由もない理想の一家に見える沼田家。
しかし、次男・茂之(浦上晟周)は高校進学も危ういほど成績が悪く引きこもりになり、困惑した父・一茂(板尾創路)と母・佳代子(鈴木保奈美)は「東大合格率100%」が売りの家庭教師である吉本荒野(櫻井翔)を見つけ家に招く。
吉本は、茂之を学校に登校させ、さらに長男・慎一(神木隆之介)が通う進学校に合格させてほしいという両親の依頼を「教育方針に口出ししない」との条件付きで快諾し、その日から吉本の常軌を逸しながらも緻密で計算に満ちた指導が始まっていくというストーリー。
吉本役の櫻井は企画の意図や吉本像をよく理解していて、1話でのゲップのアドリブや吉本の甲高い笑い声など「非常識な」アイデアを現場で次々と出した。
家族ゲームの動画は現在の配信されていないようです。ゲオ宅配レンタルで取扱があります。
映画「クローズZERO」
映画「クローズZERO」
(2007年10月27日公開・PG-12指定)
高橋ヒロシの漫画「クローズ」が原作で、作品連載中の頃から実写映画化を全て断っていた作者が、完全オリジナルストーリーという条件付きで実現した映画。
偏差値が県内一最低な不良高校・鈴蘭男子高校には多くの猛者が集い、派閥や一匹狼が常に存在しているため、いまだかつて番長として全校をまとめ上げた者はいなかった。
そんな最悪な高校に、実家が「劉生会」というヤクザでその組をもらうべく不可能と言われていた鈴蘭制覇を目指す滝谷 源治(小栗旬)が転入してくる。
群れることを嫌い単独行動をする源治であったが、ふとしたことで知り合った鈴蘭OB・片桐拳(やべきょうすけ)と友情を深め、田村 忠太(鈴之助)・牧瀬 隆史(高橋努)・伊崎 瞬(高岡蒼甫)らを率いて「G.P.S」を結成する。
映画「テルマエ・ロマエ」
映画「テルマエ・ロマエ」
(2012年4月28日公開)
映画版では原作にはないキャラクターが登場し、原作のエピソードを下敷きにしながら独自のストーリーが展開されており、また主要な登場人物である古代ローマ人を日本屈指の「濃い顔」俳優たちが演じたことが話題を呼び、大ヒットした。
古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、ローマの公衆浴場から21世紀の日本の銭湯に突然タイムスリップし、それを機に古代ローマと現代日本の浴場を何度も往復することになる。数々の設備や工夫を目の当たりにしたルシウスは、そのアイデアをローマに持ち帰り生かしていた。
一方、漫画家志望の山越真実(上戸彩)は、ルシウスが現代日本に出現するたびに彼に接触し、いつの間にか帰還するルシウスのタイムスリップに巻き込まれていく…。
テルマエ・ロマエは、FODでは、現在ポイント制での有料配信となっていますが、FODは、毎月1300ポイントがもらえますのでそのポイントを利用しての視聴ができます!
以上、オススメ5作品の紹介です。
脚本家・武藤将吾さんのオススメ作品5選・まとめ
「きっかけは、息子でした。偶然一緒に観たニチアサに衝撃を受けると同時に、これまで平成ライダーに触れてこなかった己を猛烈に悔やみました。
それからというもの、クールかつハードな第一期に酔いしれ、娯楽性を追求した第二期に興奮し、気づけば平成ライダーを熱く語るオッサンになっていました。
第19作。仮面ライダーの歴史の重みを真摯に受け止め、最大級の敬意を表すとともに、これまで培ってきたノウハウを活かして、子供も大人も燃える作品を志していきます」
これは仮面ライダービルドの脚本を書くにあたって発表された武藤将吾さんのコメントなのですが、紹介した作品と仮面ライダーの脚本家が同一人物という落差をとても興味深く感じました。
また、キャラクター同士の会話劇を得意とする武藤将吾さんの作風を意識しながら観て頂くと、面白さも倍増すると思います。
3年A組の脚本では、主人公の柊一颯の言葉が感動的で泣けると話題になっています。ドラマシネマガイドブックでは、名言集もまとめています。
よろしければ併せてご覧ください。